一箭双雕
Yi1jian4shuang1diao1
【意味】 一石二鳥。
・箭:弓矢
・雕:鷲(ワシ)
《北史•長孫晟伝》:“嘗有二雕飛而争肉,因以箭両只与晟,請射取之。晟馳往,遇雕相攫,遂一発双貫焉。”
【訳】嘗て二羽の鷲が飛んで餌の肉を争っていたので、二本の矢を晟に与え、これを射るよう言った。晟は馬を駆けて行き、鷲が餌を争っているのを見つけ、遂に一発で二羽を射抜いた。
【出典】長孫晟、字は季晟。南北朝・北周(6世紀)、洛陽の人。聡明で、軍事に詳しく、弓の名手であった。北周の宣帝は辺境の安定を図るため、北方の突厥の国王・撮図の妃として皇女を嫁がせることになり、長孫晟は護衛隊の隊長としてお伴をし、突厥に向った。撮図が開いた酒宴で余興に披露した弓の技で長孫晟は撮図の信任を得、一年間突厥に滞在している間のできごととして、この一本の矢で二羽の鷲を射落とした話が出てくる。
【類似語】 一挙两得
事半功倍
【反意語】 事倍功半
Yi1jian4shuang1diao1
【意味】 一石二鳥。
・箭:弓矢
・雕:鷲(ワシ)
《北史•長孫晟伝》:“嘗有二雕飛而争肉,因以箭両只与晟,請射取之。晟馳往,遇雕相攫,遂一発双貫焉。”
【訳】嘗て二羽の鷲が飛んで餌の肉を争っていたので、二本の矢を晟に与え、これを射るよう言った。晟は馬を駆けて行き、鷲が餌を争っているのを見つけ、遂に一発で二羽を射抜いた。
【出典】長孫晟、字は季晟。南北朝・北周(6世紀)、洛陽の人。聡明で、軍事に詳しく、弓の名手であった。北周の宣帝は辺境の安定を図るため、北方の突厥の国王・撮図の妃として皇女を嫁がせることになり、長孫晟は護衛隊の隊長としてお伴をし、突厥に向った。撮図が開いた酒宴で余興に披露した弓の技で長孫晟は撮図の信任を得、一年間突厥に滞在している間のできごととして、この一本の矢で二羽の鷲を射落とした話が出てくる。
【類似語】 一挙两得
事半功倍
【反意語】 事倍功半
出典も調べて文中に説明しているのを見て、ちょっと聞きたいことがあります。
熟語の意味を覚えるのは簡単ですが、稲賀さんは出典までも全部覚えるんですか?私にはとてもできません。覚えるそばから忘れてしまいます。
私の知っている熟語の中に、調べないと出典はどこかがわからないのは、たぶん95%以上に達します。情けないんです。
もちろん、自分の成語の出典をできるだけ覚えようとしているんですが、なかなか難しいことです。