みんなのギャラリー・「今年の夏」編

今日から、課題「今年に夏」の作品をご紹介します。
今のところ8名の方の提出がありましたので、一人３点の作品を順に載せて行きます。


「今年の夏」

　　　加倉井　克巳（水戸）


「仮面の館」


「待てど客は来ず」


「木陰で休む」

金賞

「初夏」 金賞　　

「初夏の富士」　菅井　浩（笠間）



初夏の赤富士を、奇をてらわずに画面の真ん中に堂々と捉えました。
ネイチャー・フォトでは嫌われる湖畔の家々もここでは陽が当たって存在感があり、良いポイントとなって低く垂れ込める薄い雲と共に富士山を引き立てています。
富士山も嬉しそうです。

＊次の「今年の夏」を提出された方は今のところ、水戸と笠間を合わせて8名です。
まだ間に合いますから早めにお出しください。
でないと、「ベスト８」になってしまいます。
コロナのせいで、モチベーションが落ちてしまったかな〜？

銀賞

　「初夏」　　　　銀賞　　

「けだるい朝」　野上　弘子（水戸）



海に向かって影が出来る朝の日本海、陽が高くなれば海水浴客で賑わいそうな海岸ですが、モヤの掛かった朝日が差す海岸にはまだ人影は見えません。
そんな時間帯のけだるそうな空気感を淡い色調で表現しました。お見事！

銅賞

　「初夏」　　　　銅賞　　

「朝露」　　盛田　守（城里）




稲穂が出る直前の田んぼです。朝の田んぼはいつも蜘蛛の巣がいっぱいですが、朝露が付き、朝日が差すと別世界が展開します。
一番近い朝露のピントを外して大きな玉ボケとし、背景の蜘蛛の巣と共に逆光の太陽光で水滴をきれいに表現しました。
稲を愛するコメ作りのプロならではの作品になりました。

4位

　「初夏」　　　4位

「台風襲来」　　　飛田　清（大洗）



「みんなのギャラリー」の折に、この場所で撮影した「暑い一日の始まり」という朝日の作品をお目にかけました。
どちらをベスト15に入れようか迷いましたが、大洗海岸の台風の写真は飛田さんでなければ撮れそうもありませんので、この作品を選びました。
フレーミングも素晴らしく、台風らしい色調と左側のはじけた波の迫力とで台風の驚異が感じられます。