神保さんのソロアルバム、続いては1996年リリースの「FLOWER」です。
まず、気がつくのがジャケットデザインの変化。前作「ROOMS BY THE SEA」までの全作品をKUNIKAZU KUROKAWA氏(有名な方なんでしょうか、調べてもどういう人なのかわからないんですけど)の絵画が飾っていましたが、今作と次作はHAJIME KOCHI氏によるペインティングになります。そしてリリース元がSOUND VIBRATION INC.。この会社って櫻井哲夫氏のマネージング会社なんですね。(櫻井氏のお兄さん?の会社らしい)おかげで流通先が限られていて、入手するのに苦労しました記憶があります。
サウンド的にはもちろん神保色はそのままなれど、前作からその傾向を強めていた、ライト感覚とでも言いましょうか、ゆっくりとした時間の流れを感じさせる一枚です。今で言えばスムースジャズってやつですかね。全体的に涼しい印象です。ちなみに参加メンバーもRUSSELL FERRANTE以外は新しい顔ぶれになったりしてます。それと全曲インスト(若干スキャットは入ってますけどね)という点も今までになかったパターンです。
1.BLOOMING FOREST
お得意のソプラノサックスによるバラードナンバー。SAXはPAUL TAYLOR。
2.LET THE BREEZE
当時神保さんのUSツアーをサポートしていた小崎仁司の渋いギターが印象的な荘厳な雰囲気漂うナンバー。その後小崎氏は松居和氏に見出されて松居慶子バンドのメンバーになったという後日談もあります。
3.VIOLET
ミュートしたトランペットがムーディなスローバラード。
4.ROUGE
スパニッシュラテンナンバーです。サックスのメロがまたムーディで泣かせます。今までの神保さんの曲にはなかったタイプの曲でしょう。
5.SLOPPY JOE
スパニッシュに続くはレゲエ。でもなんか物悲しい雰囲気が漂うのが神保クオリティでしょうか。実際この曲に限らずアルバム全体的にどことなく物悲しさが感じられます。
6.TRILAL ROOT
MIKE MILLERによるギターのリフとホーンセクションの絡みがカッコいい、アップテンポなナンバーです。途中で雰囲気ががらっと変わるサビのストリングスシンセとピッコロベースのような音によるメロの絡みがまた美しい。
7.ROSARY
これまたソプラノサックスを大フィーチャーのバラード。よくよく聴くとドラムが入ってません。神保さんのこだわり、究極のソプラノサックスバラードってな感じです。
8.RED SOIL
JIMMY EARLのベースを大フィーチャーした作品。指弾きとチョッパーパートの対比がなかなか面白い曲です。
9.CAETUS
またまたPAUL TAYLORのソプラノサックスがフィーチャーされてます。ベースのアレンジが凝っていますね。ドラムの存在を目立たなくすることにより、アレンジの美しさにこだわった感じがします。
10.WINDFLOWER
ラテンっぽいトランペットとフルートによるバラードです。曲はラテンそのものなんですけど、やはりノリよりも曲の美しさに特化していて...。結局神保さんのドラムの叩きまくりは最初から最後まで聴けず終い。ドラマー神保彰を期待してはいけない?アルバムなんですね。
FLOWER/神保彰
PRODUCED BY KAZU MATSUI
RECORDED BY JOEL STONER
JINSHI OZAKI/THOM ROTELLA/MIKE MILLER(g)JIMMY EARL(b)RUSSELL FERRANTE/DEREK NAKAMOTO/KEIKO MATSUI/GARY STOCKDALE(keys)AKIRA JIMBO(ds)RICARDO TIKI PASILLAS(perc)PAUL TAYLOR/BOB SHEPPARD(sax)RICK BRAUN/CLAY JENKINS/CHARLY DAVIS(tp)STEVE HOLTMAN(tb)
まず、気がつくのがジャケットデザインの変化。前作「ROOMS BY THE SEA」までの全作品をKUNIKAZU KUROKAWA氏(有名な方なんでしょうか、調べてもどういう人なのかわからないんですけど)の絵画が飾っていましたが、今作と次作はHAJIME KOCHI氏によるペインティングになります。そしてリリース元がSOUND VIBRATION INC.。この会社って櫻井哲夫氏のマネージング会社なんですね。(櫻井氏のお兄さん?の会社らしい)おかげで流通先が限られていて、入手するのに苦労しました記憶があります。
サウンド的にはもちろん神保色はそのままなれど、前作からその傾向を強めていた、ライト感覚とでも言いましょうか、ゆっくりとした時間の流れを感じさせる一枚です。今で言えばスムースジャズってやつですかね。全体的に涼しい印象です。ちなみに参加メンバーもRUSSELL FERRANTE以外は新しい顔ぶれになったりしてます。それと全曲インスト(若干スキャットは入ってますけどね)という点も今までになかったパターンです。
1.BLOOMING FOREST
お得意のソプラノサックスによるバラードナンバー。SAXはPAUL TAYLOR。
2.LET THE BREEZE
当時神保さんのUSツアーをサポートしていた小崎仁司の渋いギターが印象的な荘厳な雰囲気漂うナンバー。その後小崎氏は松居和氏に見出されて松居慶子バンドのメンバーになったという後日談もあります。
3.VIOLET
ミュートしたトランペットがムーディなスローバラード。
4.ROUGE
スパニッシュラテンナンバーです。サックスのメロがまたムーディで泣かせます。今までの神保さんの曲にはなかったタイプの曲でしょう。
5.SLOPPY JOE
スパニッシュに続くはレゲエ。でもなんか物悲しい雰囲気が漂うのが神保クオリティでしょうか。実際この曲に限らずアルバム全体的にどことなく物悲しさが感じられます。
6.TRILAL ROOT
MIKE MILLERによるギターのリフとホーンセクションの絡みがカッコいい、アップテンポなナンバーです。途中で雰囲気ががらっと変わるサビのストリングスシンセとピッコロベースのような音によるメロの絡みがまた美しい。
7.ROSARY
これまたソプラノサックスを大フィーチャーのバラード。よくよく聴くとドラムが入ってません。神保さんのこだわり、究極のソプラノサックスバラードってな感じです。
8.RED SOIL
JIMMY EARLのベースを大フィーチャーした作品。指弾きとチョッパーパートの対比がなかなか面白い曲です。
9.CAETUS
またまたPAUL TAYLORのソプラノサックスがフィーチャーされてます。ベースのアレンジが凝っていますね。ドラムの存在を目立たなくすることにより、アレンジの美しさにこだわった感じがします。
10.WINDFLOWER
ラテンっぽいトランペットとフルートによるバラードです。曲はラテンそのものなんですけど、やはりノリよりも曲の美しさに特化していて...。結局神保さんのドラムの叩きまくりは最初から最後まで聴けず終い。ドラマー神保彰を期待してはいけない?アルバムなんですね。
FLOWER/神保彰
PRODUCED BY KAZU MATSUI
RECORDED BY JOEL STONER
JINSHI OZAKI/THOM ROTELLA/MIKE MILLER(g)JIMMY EARL(b)RUSSELL FERRANTE/DEREK NAKAMOTO/KEIKO MATSUI/GARY STOCKDALE(keys)AKIRA JIMBO(ds)RICARDO TIKI PASILLAS(perc)PAUL TAYLOR/BOB SHEPPARD(sax)RICK BRAUN/CLAY JENKINS/CHARLY DAVIS(tp)STEVE HOLTMAN(tb)
早速レポUPしました~♪
しっかしそこまでやってくれちゃうと聴いてる方も集中力が続かないですよね~。