のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

傘を忘れました

2008年09月16日 21時55分26秒 | Weblog
見事に。

朝降っていた。
帰るとき降っていなかった。
で、忘れました。
会社の傘置き場に。
はい、忘れ物の見本のような忘れ物です。

痴呆症の始まりかな。
あ、いけね!
今は痴呆症って言っちゃいけないんだっけ?
認知症?
これもしっくり来ないなぁ。

響きが悪いから呼び方代えておけ。
そういう考え方も否定はしませんがね。
やはり違和感があるんですよ。

話が飛びます。

私の病名も、いつの間にか、
精神分裂病から統合失調症へと替わった。
病気そのものは替わっていないのにです。
個人的には「精神が分裂する病気」というのは、
「言い得て妙」くらいに思っている訳ですが、
どうも一部の患者さんや家族、そしてお医者さんは気に入らなかったらしい。

言葉を言い換えて差別がなくなるのならいいんですがね。
現実はそう甘くない。
差別をなくしたいという叫びのような気持ちは理解できますが、
やはり安易な方法だったと思うんです。
病名の言い換えというのは。

個人的には「精神分裂病」の方が好きだったな。
そりゃ差別も受けましたわ。
この病名を名乗ることでね。
でもさ。
病名には何の罪もない。
差別する「人」が悪いんですから。
言葉狩りをしまくって、
日本語に手かせ足かせをはめるのは、
木を見て森を見ず。
なんじゃないでしょうか。

私の心の病が今ある程度回復している要因のひとつには、
病名にこだわらなかった。
というのも確かにある。
「精神分裂病」を恨んだこともない。

超楽天的な性格もあったかもしれないけれど、
病気に負けたくないという負けん気、
これが私を支えてきた。

差別するヤツが馬鹿なんですよ。
自分が同じ立場になって同じことを言われたらされたときどう感じるか。
想像力の欠如です。
病気を哀れと思う人も、想像力の欠如という点では、大差はない。

病気、障害を特別視するんじゃない。
パラリンピックを際物扱いするのももう止めません?
同じ基準で勝負にならないのだから、
フェアに同じ土俵で勝負する。
そういう舞台。

キーワードを「特別」にするから差別がなくならないんです、
キーワードを「普通」にすることが本当に出来たなら、
差別なんて自然消滅すると思いますがね。

話が飛びすぎたんでちょっと戻します。

呆けというのは実に可愛い響きがあるんですが、
認知症というのは意味不明です。
「不認知症」ならまだわかりますが。

あ、いけね!
まだ出発点に戻ってないや。
元は傘を忘れた話だった。


だから精神が分裂しているんだぁ。
お後がよろしいようで。

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