のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
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過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

ワンピース。凄い作品を読まない自由。

2011年11月05日 23時59分00秒 | Weblog
>私、夢見生のHP本舗“裕遊字的(ゆうゆうじてき)(http://ikiru.jp/)”内、今日の字遊航海
#集英社は4日、尾田栄一郎さんの人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」第64巻の初版を400万部発行したことを明らかにした。同社によると、日本の出版史上最多の初版発行部数になる。(MSN産経ニュースより)

初版400万部か。
凄えな。
これでも出版を経験している身であるから、
この数字の持つ物凄さはよくわかる。

売ろうとなった段階で、
出版社が400万部は売れると判断した、自信があったってこと。
減少に転じたといっても日本人の人口、1億2500万人超。
そのうちの400万人が同じ物を買う。
言っちゃなんだが「たかが本」だ。
たとえば主食の米が売れるのとはわけが違う。

ワンピースの漫画本を読んだことはない。
映画は甥っ子の付き添いで観に行ったことが数回。
つまりは間接的な読者であるわけだが、
私にはその魅力がわからなかった。
心血を注いだスタッフの方々には申し訳ないが、
鑑賞中にうたた寝してしまったこともある。
表現には気をつけたいが私にとっては、
私にとっては「そういう作品」だったってこと。

支持者がこれだけいるのだから、
私の感覚のほうがおかしいのかもしれない。
でも私にとってはおかしいことではない。
100人中99人が同じほうを向き出したら、
それは間違いなく「危険」なことなわけで。
そうなると病的、ファシズム。
結局日本が敗れた「あの戦争」がそうだった。

たとえばこれがさ。
初版4000万部だったら、
もう誰も文句を言うことが許されない雰囲気になるわけでしょ。
初版400万部は「凄い」で片付けられる、
健全ギリギリのレベルと思える。

ワンピースという作品を批判する気はさらさらない。
これだけ多くの人に支持されるというのは、
本当に優れた作品でなければできないこと。
その点では素直に脱帽する。
たまたま私の趣味嗜好とは合わなかった。
それだけのことだ。

多くの人に支持され、初版400万部を達成した傑作。
ワンピースを発売当日に買う権利、自由。
そしてワンピースを読まないという選択の自由も与えられている。
日本はつくづく幸せな国であると思う。

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2 コメント

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ワンピース、読まないのかぁ。 (ガリアンブルー)
2012-06-17 02:25:53
とても長いですもんね。
アニメDVDを全部観ようとしたら年間計画になりますからねー。

ちなみに、俺の一番好きなキャラはスパンダム!!
最低最悪の人格だが他人とは思えねぇ!!
声を担当したのは声優アワード、ベストパーソナリティー賞受賞の
小野坂昌也氏。
親の七光りで諜報機関のトップになってはいるが、部下にはまるで敬われておらず、
戦闘能力もとても弱く、極悪人だがマヌケ!良いところがほとんど無い。
だが、評価できる点がある。リスクマネジメントの精神が一応あること。
コイツは悪魔の実を食わなかった!悪魔の実と言うのは、食べると、
超常的な戦闘能力が身につく代わりに泳げなくなって水に沈むと
死ぬしかなくなると言う代物。海賊が食うべき物じゃないですよね。
スパンダムは戦う際には、ゾウゾウの実とか言うのの能力を持った剣を使う。

このようなスパンダムさんですが、ルフィたちにやられはしたものの、
死んではいないみたいなので、またそのうち出て来るでしょうね。

ちなみに、麦わら海賊団の連中は全員嫌いです。
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長いからとかじゃないですね (夢見生)
2012-06-17 05:18:16
本当にいいと思ったらどんなに時間がかかっても観ますから。
ワンピースを否定するわけでもなく、
単に私とは趣味嗜好が遭わなかった。
私にとってワンピースは
「お付き合いで観に行って映画館で寝てしまう」作品です。
気を悪くされたらごめんなさいです。
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