のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

戦争。死を賛美するなかれ。

2011年08月12日 23時36分04秒 | Weblog
日本テレビ、金曜ロードショー。
監督:クリント・イーストウッド
映画「硫黄島からの手紙」
観ました。

この映画を観る機会は結構多い。
理由は私のことをよく知る人ならご存じかと。

戦争。
嫌いである。
戦争による死を美化すること。
同じく嫌いである。

戦死も尊い命を失うことのひとつ。
その意味でその死を否定するものではない。
愛する人を、国を、守るためって、
死んでいった人の気持ちを否定する気もない。
でもさ。
死の瞬間って、本質として、
泥臭くて格好悪いものだと思う。
美しい戦死体ってあります?

最終的にその戦争に勝った国が、
その戦争(戦勝)を正当化する。
大まかにいって負けた方より人をたくさん殺したから勝った。
たくさん殺した方が正しい。
不条理そのものだ。

硫黄島。
例外ではなく、日米双方、たくさんの尊い命が失われた。

映画「硫黄島からの手紙」
私が評価したいのはこの映画が、
「最後に死で終わる」映画じゃないってこと。

過去、歴史をひもといて、
終わらなかった戦争は存在しない。
今起きている「終わりがない」と思える戦争だって、
長い歴史的観点からいえば、
いつかは終わる。

人間は「悲惨を終わらせる能力」をもっている。
私はそう信じたいのである。

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