のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

おばあちゃん、天国で今何思う

2010年10月21日 23時59分00秒 | Weblog
青森のおばあちゃんが逝ってから10日が経った。
悲しいと言うより、実感がないと言ったほうが正しそうだ。
おばあちゃんがもうこの世にいないという現実が実感できないのだ。

私は離れていたけれど、青森はとても近い場所だった。
小学校の頃とか、夏休み中ずっと青森って生活もしたからね。
そう、おばあちゃんは近すぎる人だったのだ。

お世辞にも社交的と言える人ではなかったけれど、
私に対しては常に優しかった。
唯一の男孫だからというのもあったかもしれない。
おばあちゃんに怒られた記憶というのもない。

おじいちゃんに遅れること20年。
おばあちゃんは天国に逝った。
11歳歳上だったおじいちゃんの歳もはるかに追い越して。
「おめ、ずいぶん老けだな」
無口だったおじいちゃんに迎えられているのかな。

おじいちゃんは負けず嫌いだった。
背中が曲がっておばあちゃんに
「小さくなったね」
と言われたとき
「おめが伸びだんだ」
と言い返した。
おじいちゃん。
70歳過ぎて身長が伸びるのは化け物ですって。
言いたいのをグッとこらえた。

天国は楽しそうだな。
取りあえず行く予定はないけれど。
楽しみがひとつ増えたというものだ。

今日の帰り会社に傘を忘れなかった。
朝、雨が降っていたので傘をさして出かけた。
帰りにはすっかり病んでいたけど傘は忘れなかった。
帰る間際、ふとおばあちゃんのことを考えていた。
かつておばあちゃんの家の玄関脇にあった紫陽花(あじさい)を思い出して。
紫陽花・・・雨・・・、あ、傘だ。
ってな具合で思い出したのだ。

確かに私の中でおばあちゃんはまだ生きている。

--------

※本ブログ“のんきいきいき”はhttp://のんきいきいき.jpでもアクセスできます。(一部PCと携帯電話非対応)

私、夢見生のホームページ「本舗」“裕遊字的(ゆうゆうじてき)(http://www.ikiru.jp/)”へも是非どうぞ。

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村