カーリング。この究極のテレビ中継向きスポーツ。

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＃バンクーバー冬季五輪第６日は１７日（日本時間１８日未明）、カーリング女子の１次リーグ第２戦があり、世界ランク１位のカナダと対戦した日本は６―７で惜敗し、通算１勝１敗となった。(asahi.comより)

チーム青森。
リード 石崎琴美
セカンド 本橋麻里
サード 近江谷杏菜
スキップ 目黒萌絵

観たよ、生中継で。
この時間の中継なら観られる。
私の生活サイクルにとっては無理のない時間だ。
力が入ったねぇ。
文字通り惜敗。
でも負けは負けだ。

さてカーリング。
魅力に「はまった」観戦者にとってはたまらないスポーツだね。
これだけ退屈な時間が存在しないスポーツは珍しいのではないか。
確かにインターバルは存在するが、
それも丸ごと「考える時間」に振り分けられる。
競技者だけではなく、観客にとってもだ。
「氷上のチェス」とはよく言ったものだが、
とにかく無駄な時間というのが存在しないのである。

ダイジェスト映像で満足している人は大きな損をしている。
すべて観なければ本当のおもしろさはわからない。
すべてのショットとスウィーピングが最終結果の「布石」なのである。

つまりは実にテレビ中継向きのスポーツなのだ。
同じ2時間半でもマラソンなら、
後でちょいちょいと編集されても違和感はない。
だがカーリングは違う。
ずっと緊張、でも疲れない。
希有な観戦スポーツであろう。
観ると共に「考える楽しさ」を常に与えてくれる。
ちょっと観戦に慣れてくれば、ミスの時などに、
「私ならこうするのに」
という素人解説者の気分も味わわせてくれる。

多分カーリングファンはこのオリンピックで爆発的に増える。
少なくとも、あと７試合は２時間半の完全生中継があるのだ。
１試合でもちゃんと腰を据えて観れば病みつきになる可能性は非常に高い。

何より懸命にプレーするスポーツウーマンは美しい。
嫌らしい意味じゃなくてね。
それが超一流プレーならなおさら。

頑張れチーム青森。
観られる時間ならどんな時間でも生中継OK。
ハードディスクレコーダースタンバイOK。
私は最後まで完全お付き合いしますよ。

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