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旧精神科医療は思想警察なのか?

20151114『精神科訪問看護から見る、対人関係構築方法と、洗脳の重要性』

2015年11月14日 | 精神科訪問看護

 

おはようございます。

訪問看護をしていると、「この人でなければ駄目!」という、いわゆるオンリースタッフな患者がいます。

これは精神科でも一般科でもなく、良くあることみたいです。

特に、訪問介護、いわゆるヘルパーの世界でもあるようで、他者に依存する傾向が強いクライアントにはこういったことが多い。

訪問業者としては、業者泣かせといおうか、その人の言うことしかきかない。

オンリーの対象となったスタッフは実は「自分が神になった気分」になります。当然、数いるスタッフの中で、あなたの言うことしか聴かなくなるからです。例に漏れず、自分も昔はそうでした。「いかに洗脳してやろうか…」と。

 

これは、当然患者の側に責任の一端はありますね。もともと依存性が強い人達で、公費を使ってまで、利用料を公費でまかなってもらってまで、愚痴を言いたい人種なんですから笑

そしてスタッフの側にもある。上手く洗脳してしまえば訪問はスムースだし、ステーションの中で、「あの患者のことは、あなたしかわからないから、あなたに聞くしかない!」という価値ある存在になれる、そして訪問自体その場はリラックスした気持ちで訪問に臨めるからです。

こういった独占欲、自己肯定感を高めるために、患者を利用するのです。

しかし、これでは仕事にならない。

男性オンリー、女性オンリーは仕方ないだろう、しかし、特定のスタッフオンリーになって しまう段階で、その顧客とは疎遠になっていくしかない、つまり、毎週訪問に入るのでなく、隔週にしてしまうというように依存、共依存の状況を打破していか なければならないのです。持続可能な顧客を選んでいくこと、つまり、オンリーの顧客を減らしていくことで、その対象となってしまったスタッフの負担が減 る、スタッフが休めなくなってしまうことを防ぐことに繋がるのです。

目先の件数だけにこだわるとこういうマネジメントの面が見えてこない。

スタッフを疲弊させないとは、とどのつまり、スタッフに仕事をつけないという一言につきる。標準的に仕事を覚えていってもらうことは成長、スキルアップに必要だが、オンリーの患者をつけることは、最終的にそのスタッフに重荷となってしまうからなのです。

ですから、訪問看護、ヘルパーをマネジメントする際は、オンリーになりそうなときはカンファレンスを開き、どうやってオンリーを防ぐか?オンリーにさせないように、隔週で入るという条件を医療機関に相談することが大切となってきます。

放置しておけば、知らずのうちに、患者はオンリーを望み、スタッフも必要とされたいためオンリーを甘受してしまうのです。結果的には、双方破綻が待っているため、こういったサービス業ではオンリーは控えるべきだと考えます。

つまり、訪問しやすい人だけ相手にするという戦略にします。オンリーの患者がいてもいいでしょう。ただし、その人の負担は極力へらし、訪問回数も減らす、他の事業所を入れてリスク分散するといった策を講じるしかないと現場の視点から感じます。

それが運営で欠かせないポイントではないでしょうか?

ここで一つ。

洗脳の簡単な方法を紹介します。

普通の人にやっても洗脳できませんよ。

洗脳するには、相手が不安な状況であること、不安にさせないといけません。

そして、その状態で、自信を持って大量の情報を流すのです。

そして裏づけとして権威を使います。

「科学的根拠がある」

「学会論文で発表されている」

「最新のアメリカの研究では…」

と。最後に選択はあなたにあると伝えます。

自己決定させるのです。

対人関係構築方法は、洗脳からスタートします。

自己洗脳のことを通称「マインドセット」といいます。これは今年の流行語大賞をとるのではないかな?

「死なないから大丈夫」

「ほどほどでいいよね」

「100点取ったら死ぬよ」

行動療法も同じ手順でやります。

大食いを止めたければ、大食いによるデメリットを徹底的に理解し、常に視覚に入れておく。そして、空腹のメリットで洗脳する。それ以上に、大食いを止めた人と仲良くなりコミュニティーを作る。そして、メンターを作り、報告する、結果良い習慣に繋がります。

メンターとはオピニオンリーダーであり、強いメンターに出会い自分もメンターになれるのではないでしょうかね?

オンリーのお客を作るということは、自分が止めたら、会社は困るということですねw

マネジメントの上ではオンリー対策は必須。

 

まとまりなくてすみません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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