心のハンドル操作方法 幸せに生きるための教習所

旧精神科医療は思想警察なのか?

営業という職種とは価値のない物を売りつけることであり、「死ね」「給料どろぼう」「出来るまで帰ってくるな」と罵倒される

2018年10月22日 | 精神科訪問看護

私は、残念ながら本格的な「営業」の仕事をしたことがありません。

別に他人に頭を下げることが嫌だからしてこなかったなどという理由ではなく、たまたま営業という仕事に当たってこなかっただけです。

精神科訪問看護の会社で働いていた時は、「挨拶回り」という時間が割り当てられた時、保健所やクリニック、地域活動支援センターに、パンフレットを置いてくるという仕事をしましたが、それは次の訪問まで時間に余裕がある時だけだったので、無理してやっていませんでした。

空き時間は仕事ですが、次の訪問のための準備ですし、移動だって事故をしないように移動することも大切な仕事です。

精神科の訪問看護は、はっきりと言えば、服薬確認と安否確認、通院確認程度です。

30分で初回は1万2千円、それ以降は8500円、それを週3回まで、医療保険を使って請求できます。

患者自己負担は、限度額認定システムがあり、世帯の所得に応じて、月額0円、2500円、5000円、10000円といった具合に負担が分かれます。

週3回、1か月で計算すると、訪問看護が3×4=12回

1回8500円で計算すると、8500×12=102,000円となります。

102,000円の医療費3割負担ですから、34,000円が正規の医療費となりますが、障碍者手帳を取得していると、負担限度額が設定されており、その34,000円分を自治体が負担してくれるのです。

これが障害者自立支援医療通称「自立」です。

前置きが長くなりましたが、世の中に営業という仕事があるのは、結局「価値のないものを高値で売りつける必要がある」からです。

そういった営業行為の最大の方法がテレビCMです。

イメージの良い芸能人を使って、15秒間のCMを狙ったターゲット層が観る時間帯にCM広告を出すことで、視聴者い「価値がある」と洗脳するのです。

また逆のパターンもあり、テレビ局にスポンサー企業として毎年お金を支払い、自分たちの企業に対する悪いニュースは報道しないように、口止め料を支払うというやり方もあります。

そうすると、自分たちの企業の商品のイメージダウンにつながらないため、「守りの営業」ができるのです。

つまり、営業とは「イメージ操作を意図的にすること」だと考えられるのです。

しかし、意図的にしているのは営業戦略をしている部署であり、実際の営業部隊はというと、戦略部門が作ったマニュアルトークをロールプレイにより、「本当に価値ある商品だ」と洗脳されて、それを無知な人に売りつけに行くロボットとなって一日走り回るのです。

スルガ銀行の不正が取り沙汰されていますが、銀行の営業も苛烈を極めているようでうす。以下転載いたします。

・・・・・・・・・・・・・・・(社内の表彰制度がパワハラを助長? スルガ銀行パワハラ常態化はスポーツパワハラに通じるという指摘

2018年9月22日 9時28分 キャリコネニュース)


他人から見るとどう考えてもおかしいことが、その内部にいるときは分からず、抜け出せないことがある。7日に公表されたスルガ銀行の不適切融資をめぐる第三者委員会の報告書では、


「数字がクリアできないなら、ビルから飛び降りろと言われた」


「机の前に起立し恫喝。机を殴る、蹴る」

 

など、信じられないようなパワハラが横行していた事実が明らかになった。

9月21日放送の「モーニングcross」(TOKYO MX)では、健康社会学者の河合薫さんがこの問題に注目。劣悪な企業風土から不正が生まれる構造を解説し、「最近のスポーツパワハラ問題にも通じる」と指摘した。(文:okei)

「死ね」「給料どろぼう」「出来るまで帰ってくるな」と罵倒される

第三者委員会が行った営業行員へアンケート調査では、「ノルマは厳しいと感じたことがある」に「はい」と答えた人が9割、「営業成績が伸びないことを上司から叱責されたことがある」人は7割以上に上る。パワハラが横行しており、

「毎日2~3時間立たされる。怒鳴り散らされる。天然パーマを怒られる。1ヶ月無視され続ける」
「数字がクリアできないなら、『お前の家族皆殺しにしてやる』と言われた」
「『死ね』『給料どろぼう』『出来るまで帰ってくるな』と罵倒される」

といったことが常態化していた。

強力な営業推進政策によって上司から精神的な圧迫がかかり、「何をしてもいい」という意識が蔓延。

逸脱行為でも成績が良ければ正当化され、コンプライアンスは機能していなかった。

「非常に劣悪な組織風土が出来上がっていた」と報告書は伝えている。

健康社会学者の河合薫さんは、スルガ銀行にあった様々な「表彰制度」がパワハラを助長していたと見る。

そもそも表彰制度というのは、頑張っている社員をねぎらう意味があり、それ自体は悪いことではない。だが、それが「成果の証」となり、パワハラで結果を出した人ばかりが昇進し、上の立場になっていったと指摘する。

「パワハラで成果が出るから、誰も止めない」構造に
その構造は、最近問題になっているスポーツパワハラに通じるものがあるという。スポーツ界のパワハラを研究し明らかになっていることとして、次の2つを挙げた。

「自身のスキル向上や勝負に勝つというポジティブな経験が、パワハラを肯定的に捉える傾向を高める」
「コーチや監督の体罰を目の当たりにしながらも、親たちが容認したり擁護したりするケースが度々確認されている」

つまり、パワハラによって成果が上がるという考えのもと、誰もパワハラを止めないという構造が生まれる。すると、

「"パワハラに耐えられない人は弱い人"ということになる。パワハラをすることは強い人を育てるという認識で、パワハラが維持される」

というのだ。スルガ銀行も同様のことが起きていたという。

700人以上のビジネスマンの話を聞いている河合さんは、パワハラで鬱になり仕事ができなくなった人の言葉を紹介した。「最初はパワハラを受けていると認識があるが、毎日会社に行って『お前はダメだこんなことができないのか』とずっと言われ続けると、自分が悪いんじゃないかと思うようになってしまう」という。

河合さんは、「自分がパワハラ上司に認められるためだけに、上司の奴隷と化してしまう」と解説し、「周りの人がそれをどうにか止める仕組みを作らないと、パワハラは無くならない」と警鐘を鳴らしている。

司会の堀潤氏は、自身も怖い上司に育ててもらった感謝の念があると振り返り、「でもダメなんですね、もう」と自戒の言葉を口にした。厳しくすることで伸びるという人もいるため、本当に難しい問題だ。しかし「天然パーマを怒られる」「家族を皆殺しにしてやる」はどう考えてもおかしい。誰もが第三者の目で、冷静に判断する心掛けが必要なのだろう。

・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

数値達成のために怒りまくれば、部下は怖くて、頑張る。

頑張れば、成果が出る。

という図式です。

これはどこの企業も同じです。

実際、私がストアマネージャーをしていたころ、パートは目を離すとお喋りし始めたり、さぼり始めます。

どうするかというと、パートを監視するパートを育成するしかありません。

そのパートを監視するパートには、「時間あたりの生産性」を教えて、1時間にどれだけ作業が進まなければいけないという基準を教えます。

そして、それがクリアできていないと、監視しているパートが手伝うことになる。

監視しているパートが手伝うと、それこそ生産性が落ちて全部門が遅れを生じる恐れがある、

遅れが生じた売り場・お店に買い物に来るお客さんはがっかりするため、売上(買い上げ点数)が落ちる、売上からパートの給料が支払われているため、売上低下が続けば仕事は忙しくなくなるため、パートに入れる時間数を減らさないと店がつぶれる。

とても大切な部門の仕事をしているし、パートが頑張れば、利益が出る仕組みだから、一人ひとり目的を理解して、目標数値を達成してほしいと伝えます。

目的と目標を明確に伝え、それがクリアできているか?を確認してあげます。

仕事というのは目的と目標が明確化しているはずです。

目的が「好成績を上げる」目標が「1か月で10個売る」ですと、

「とにかく売ればいいんでしょうが?」となり、「手段を選ばない」ことし始めます。

そして、そういった悪人気質の人は手段を選ばず結果を出します。

心が善人の人や優しい人は、「悪を行ってまで結果を出したくない、勝ちたくない」と迷いが生じながらも「せっかく有名企業に就職できたのにここで諦めて、辞めたくない、でも営業の仕事は苦しい」と板挟みになり心を患い、それが体に病気として出てきます。

「営業・ストレス・病気」で検索すると出るわ出るわ状態ですので紹介いたします。

・・・・・・・・・・・・・・・(入社2ヶ月でパニック障害を発症した新人営業マンのケース川西由美子 [EAP総研株式会社 代表取締役社長] 【第11回】)

 前回、ウェブ・カウンセリングのメリットと事例ご紹介しましたが、今回は、その他の社内カウンセリングの事例を紹介します。

 ここで挙げた例は、多くの企業に共通して見られるもの。もしも同じような立場にいる人、同じような悩みを抱えている人がいたなら、対処法や考え方は参考になるはずです(プライバシー保護のため、実際にあったいくつかの似た事例を組み合わせ、ケースとしてまとめてみました)。

CASE1:
仕事に適応できない新入社員
 新入社員の営業マン、H君は、入社して2ヵ月経った6月にパニック障害の症状が出てしまいました。

 その理由はこうです。

 仕事に関してわからないことがあっても、教育をしてくれる先輩や上司に聞けない。なぜなら、みんなすごく忙しいために、聞くタイミングがわからないのです。思いきって聞いたときには、「忙しいからあとにしてくれ」と素っ気なく言われたそうです。

 すると、「これは聞いてはいけないことなのだろうか?」といろいろ考えて、自分なりのやり方で処理しました。でも、乏しい知識と経験から導き出した結論ですから正しいはずもなく、それを上司に見せてまた怒られてしまうのです。

 あるとき、私がカウンセリングを終えて、たまたまH君と廊下ですれちがいました。

もう午後10時過ぎです。気になった私が「どうしたんですか?」と尋ねると、

「上司がこの時間にならないと手が空かないので、それまで待っていないといけないんです」

と言うのです。

 それでも、結局あまりきちんと教えてもらえずに、「お前、なんでわからないんだ」「使えない奴だ」と言われてしまう。

上司も忙しくてストレスがたまっているためにイライラしていて、ひどく怒られるのです。

それで上司や先輩が怖くなったH君には、仕事中にドキドキする、手先が冷たくなってガタガタ震える、PCのディスプレーを見ていても、怒られたことが頭の中をぐるぐる回って呼吸が苦しくなってしまうなどの症状が出てしまったのです。

やがてH君は、せっかく希望に燃えて入社したのに、こんな状態では自分が会社にいる意味がないし、キャリアアップにもならないと思いつめて、会社を辞めると言い出したのです。

 H君がカウンセリングルームにやってきたのは、上司からH君への「パフォーマンスを上げるためカウンセリングに行きなさい」という指示によるものでした。

 H君のように、新入社員が仕事や職場に適応できず、閉所恐怖症になって電車に乗れなくなったり、会社に行けなくなったりというケースはよくあります。

 学生時代に体育会で活躍していたようなスポーツマンでさえ、会社に入ったとたん、ストレスでそうなるケースもあります。そういう人は「なんで自分が。体力には自信があるのに……」と、学生時代と現在とのギャップに悩むのです。

 私が上司とH君の2人から聞いてわかったこと。

それは、その部署に新入社員を教育する余裕がないことでした。そして、残念ながら新人のH君には上から指示された仕事をこなすビジネススキルもありませんでした。

営業の場合、特に自分で仕事をおぼえていく側面が強いのですが、H君に関しては、教えられたことの半分くらいしかできないような状態でした。

 私は、最初はきちんと教育ができる、余裕のある部署でないとH君が立ち直るのは難しいと感じ、人事担当者にそうアドバイスしました。

 その後、運よく別の部門に欠員が出たために、H君はそのセクションに異動になりました。そこでしっかりとOJTを受けた結果、今、H君はその部署と仕事にとてもよく適応しています。

 このように、配置転換がよい結果をもたらすことはよくあります。そして、H君の場合のように、会社にとっても、本人にとってもプラスであることが少なくないのです。

 さらに、H君がビジネスの経験と知識を積めば、再び希望していた職種である営業としての力を試せるときが来るかもしれません。

CASE2:
営業マンだけを増やし続ける経営者
 IT企業のA社は、Y社長がオーナーの会社で、毎年順調に業績を伸ばし、規模も拡大していました。ところが、ある時点を境に売上げが伸びなくなりました。 「ウチは、設備投資もしているし、経営コンサルタントだって入れているぞ。川西君、ほかに何をしたらいいんだ」

 Y社長からそう聞かれた私は、A社の社内の様子を調べてみることにしました。

 私はまず、ほかの会社でもするように、従業員の健康状態をチェックすることにしました。その結果、残業時間の多い社員、生活習慣病や気分の落ち込み、睡眠障害などを抱えている従業員がかなりいることがわかったのです。

「従業員たちの健康状態を見てください。基礎体力がないですよ。これはオーバーワークです」

 私がそう言うと、Y社長はこう反論しました。

「でも、従業員を増やしても、忙しいときはいいけれど、仕事が減る時期には余ってしまう。コストがかさむだけだ」

「違います。今いる従業員の数に合った仕事をすればいいのです」

 じつは私は、人事部を通して各事業部の部長にあるお願いをしていました。それは、従業員と仕事量のバランスに関する調査。各事業部でオーバーワークになっていないかを調べてもらったのです。

 その結果、開発部門のスタッフ数に対して、営業マンが仕事をとりすぎていることがわかりました。というのも、それまでY社長は、売上げを伸ばすために、営業スタッフの尻を叩くことばかりしていたからです。

 私は、ほかの会社でも、ココロのケアを依頼されるとまず、従業員の数と仕事量がマッチしているかどうかを尋ねることにしています。これは、考えてみれば当たり前のことですが、そういう考えが抜け落ちてしまっている会社は多いものです。開発や製造の能力には限界があるはずなのに、営業は仕事ばかりとってきてしまう。コンサルタントも、売上げを伸ばすために、仕事のとってこられる組織にする。いわば、営業マン重視のコンサルティングです。

 そんなオーバーワークの組織では、お客様からのクレームも増えます。納期が遅れ気味になり、質も落ちるのです。そんな会社の場合、お客様からのクレームに効果的に対処するには、クレーム処理担当者のスキルを上げることよりも、開発者1人にかかる仕事の量を減らすのが優先かもしれません。過労や過剰な残業というのは、会社のジョブフローや従業員本人の仕事に対する向き合い方を根本から考え直さないかぎり解決しません。だから私は、Y社長に、「営業マンのみを増やす拡大路線をやめてはどうですか」とアドバイスしたのです。

 現場の人たちは死にもの狂いで働いていて、その結果、心身を病んでいる従業員が増え、どんどん辞めていったなら……、お客様のクレームどころではなく、生産ラインが止まってしまうことになり、会社は傾き、結果的に社長さんのQOLだって下がってしまいます。

 A社の場合、離職率は高くありませんでしたが、従業員が疲れているのはたしか。また、営業成績を上げている営業マンも、開発部が仕事をこなせていないことでお客様のクレームにさらされ、ストレスをためていたのですから。そのため私はY社長にこう言いました。

「社長、あなたのこの生活を維持したいなら、もっと従業員に目を向けてください。これだけ従業員が疲れていたら、いずれ維持できなくなります。あなたのQOLを維持するためにも、従業員のココロのケアは必要なのですよ」

 Y社長だけでなく、ほかの会社の経営者や役員のみなさんにも、私はイヤなことを言う人だと思われていると思います。でも、それは社長バッシングではなく、私がカウンセラーとして従業員と経営者のかけ橋役になったのであり、経営陣の見えていない部分を見る「目」になったということなのです。

 また、私がY社長にしたアドバイスは、カウンセラーの仕事というよりコンサルタントの仕事なのかもしれません。「ウチの会社の規模はこれくらいでいい」と、ある時点で拡大路線をやめ、それ以上仕事を増やさないというのは、一種の経営判断だからです。

 でも、企業では、経営者と現場のあいだに何層もの人の層があります。個人で仕事をしている人なら、もうこれ以上は仕事を受けられないというラインがわかるでしょうが、経営者には従業員のココロの痛みが届かないことがあるのです。

 ですから、会社を元気にするには、従業員のココロの痛みがわかる社長になっていただき、ときには経営方針を変えてもらうことも必要なのかもしれません。

 まず、一人にかかる負担を減らすと、人を育てるゆとりが生まれる。そのゆとりができてから人を入れて育てる。この基本的なステップを踏んで人を入れていけば、会社に貢献できる社員になりますし、新しく入った社員が自分の役割を理解できず、ストレスをためた先輩に怒られ病んでいくという構造は解消できるはずです。

・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

営業の会社というのは、100人新卒を取って、1年後に残るのは10人も残らない、つまり10%切るのが通常です。

つまり最初から「使い捨てカイロ」として新人を採用しています。

そして営業の会社の採用基準が、「学歴が低くても、単純で素直な学生がいい」としているのですから恐ろしいですね。

「善悪の判断がつかないような子供のような学生を採用し、価値のない商品をマニュアルトークで売っていくロボットにしてしまう」

ある意味、ロボット製作所となるためには、「考える力のある人」「賢い人」はいりません。

その会社における「考え方」を何の迷いもなく「受け入れる素直さ、単純さ」がマストであり、「ん?おかしいぞ?」と批判的な賢さを持った学生は不要なのです。

例を見てみましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・(エバーライフ公式通販サイト。ヒアルロン酸配合サプリメント 皇潤プレミアムについて。)

皇潤プレミアム 機能性表示商品
皇潤Premium(プレミアム)
「鶏冠由来ヒアルロン酸Na」の働きにより、日常生活におけるひざの違和感を和らげる機能性表示食品です。

●届出番号:B502
●機能性関与成分:鶏冠由来ヒアルロン酸Na
●届出表示:本品には鶏冠由来ヒアルロン酸Naが含まれるので、日常生活(起床時、階段を上がる時)における健常域でのひざ関節の違和感を和らげます。

・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

そもそも、皇潤のようなヒアルロン酸=豚の皮の油を詰めただけのものが100粒で8000円もするんです。

原価は100円程度でしょう。

そして、鶏のとさかのような捨てる部分の油を使ったものが、なぜ人間の関節炎に効くのでしょうか?

ヒアルロン酸注射をしても、効果は2週間程度です。

経口で摂取すれば、胃や小腸、肝臓などの消化液で代謝され、便で出てしまうのがオチです。

例えばこういうものを「効果がある」ではなく「効果があると言われています」と言いまわしたり、「皆さん、使っている」といって売りにいくのが営業なのです。

つまり、「厳密に言うと、嘘はついていない」と言い訳しながら、わかってしまえば

「平気で嘘をつくことで高額なものを買わせる」ことが営業の仕事ですから、営業は最期は地獄なのです。

人生をずーっと嘘の中で生きていくのは大変つらいです。

最後に、営業という嘘の人生を生き続け、最後はカッターナイフで自分の体を切り刻み自殺したといわれる、大手生命保険会社の営業部のトップの人の家族の手記を転載いたします。

・・・・・・・・・・・・・・・(自殺した専務の遺族が初めて明かす「朝日生命はひどすぎる!」(週刊現代オンライン) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 2 月 14 日 13:42:58:)

朝日生命・花田宗夫専務(60歳)の自殺は、いまなお多くの謎を残したままだ。なぜカッターナイフで自らの身体を切り裂いたのか。なぜ臨時役員会に向かう直前に命を絶たねばならなかったのか――。東京海上との統合交渉の最中に起きた、営業トップの壮絶すぎる死。遺族が初めて、本誌に真相を明かした。

●父には決意することがあった

「夕方5時10分ごろ、実家から『すぐに来て! お父さんが……』と、電話が入りました。私が到着したときは、救急隊の方が一生懸命応急処置をしているところでした。後で言われたことですが、その時はもう心肺停止状態だったそうです。
救急隊の方を掻かき分けて、父の姿を探しました。父がどんな格好をしていたとか、血がどうだったとかは、なぜか覚えていません。とにかく『なんで? どうして? なんでこんなことになっちゃったの』という思いばかりが頭の中を駆け巡りました。私はずっと叫んでいたと思います」
自殺した朝日生命専務・花田宗夫氏(60歳)の娘Aさんは、言葉をひとつひとつ確かめながら、ゆっくりと話した。
朝日生命の営業トップだった花田氏が自殺したのは、1月28日の午後5時頃。午後4時にハイヤーで帰宅し、運転手を自宅マンション前に待たせているほんの1時間の合間のできごとだった。
花田氏は帰宅後、
「魚が食べたい。5時になったら起こしてくれ」
と夫人に伝え、寝室に入った。1時間後、夫人は刺身を用意し終わると、約束通り寝室のドアをノックした。しかし返事がない。ドアを開ける。すると、ベッドの上でパジャマ姿の夫が横になっていた。よくみると、シーツが真っ赤に染まっていた。
花田氏の知人が説明する。
「部屋の中は壁、床いっぱいに血が飛び散り、出血量は相当なものだったと聞きました。傷口は腹、両手首、そして首。右肩から左脇腹まで斜めに斬りつけた跡もあった。ベッドの脇にはカッターナイフが置かれていたそうです」
夫人がすぐに救急車を呼び、花田氏は新宿区内の東京医科大学病院に運ばれた。
「母は家に残り、私が救急車に乗りました。『足をさすってあげてください』と言われたので、必死で父の足をさすりました。そうしているうちに、父はどうしてこんなことをしたんだろう。なんで自殺しちゃったんだろうという思いで、頭がいっぱいになってきました。父は本当に会社を愛した人ですから、会社をダメにしようと思って死んだわけがありません。でも、つまらないことでクヨクヨする人じゃない。仕事で何か決意することがあったんだと強く思いました」(前出のAさん)
午後6時30分、花田氏の死亡が確認された。失血性ショック死だった。
いま現在、遺書は発見されておらず、花田氏の自殺原因は、親族らにも分かっていない。しかし、花田氏が自殺した当日は、午後7時から朝日生命本社で臨時役員会が予定されていた。
難航していた朝日生命と東京海上火災との統合交渉が大詰めを迎えていた時期だけに、花田氏の自殺は社内のみならず業界関係者にも大きな波紋を投げかけた。

●朝日生命本社に乗り込んだ

遺書などがないかぎり、自殺者の動機を究明することは容易ではない。こうしたケースでは、往々にして、さまざまな憶測、噂が流れる。
新聞、テレビをはじめ、当初は「統合問題を苦にした自殺ではないか」という見方が強かったが、時間がたつにつれ、「単なるノイローゼ死」「病気を苦にした自殺」など、さまざまな憶測が飛び交うようになった。しかし、Aさんは、声を大にして語った。
「父が亡くなった翌々日、私は高井戸署まで行きました。父が死を選んだ理由をどうしても知りたかったからです。1時間ほど対面しました。傷口は思った以上に深かった。父が使ったカッターナイフも自分の手で握ってみました。小学生が工作で使うのと同じタイプの小さなナイフでした。とっても軽かった……。
お腹の傷口は15cmぐらいあって、深さもかなりありました。そんな父の遺体を見て、私は父の死には絶対に意味があると思いました。『ああ、この傷口が遺言なのかもしれない』。そう思いました。
もし精神的に病んでいて、突発的に死を選んだのなら、ビルから飛び下りてもいいし、ホテルの一室で死んでもいい。背広のまま死んでもかまわないじゃないですか。
ところが父は、あえて家で死んだ。しかも、きちんとパジャマに着替えて。冷静だったんです。決して、フラッと帰ってきてフラッと死んだんじゃない」
朝日生命は、花田氏が亡くなった翌日、日経新聞紙上に、
「経営にとって重大な損失だ。花田氏は東京海上との交渉の直接の当事者ではなく、交渉は粛々とやっていく」
と、コメントを発表した。
しかし、前出の知人はこう憤って言う。
「あのコメントには、肩書に代表権まであった役員の死に対して、その死を悼んでいるという気持ちがまったく見えない。『花田さんは東京海上との交渉には直接関わっておらず、交渉は粛々と進める』なんてよく言えたものです。花田さんご一家が、朝日生命に対して不信感を抱くのも当然です。『朝日生命はひどすぎる!』と、ご一家が嘆いていたのも分かります」
Aさんも含め、花田さん一家は、本誌の取材に対して、朝日生命への怒りを直接口にはしていない。
しかし、1月31日、東京・杉並区の浄土真宗長明寺でおこなわれた葬儀の席に、朝日生命関係者の姿はなかった。


「朝日側から社葬の申し出もあったそうですが、ご遺族はまったくその気はなかった。上層部を中心とした朝日生命関係者には、あらかじめ『来てほしくない』と連絡して弔問を断り、親族、ごく親しい友人だけで葬儀をすることにした。朝日生命に対するご遺族の怒りは、それほど根深かったのです」(花田氏の元部下)


いったい何が遺族を怒らせたのか。
親族の一人が説明する。
「宗夫さんが亡くなった翌日、娘さんが一人で朝日生命本社に乗り込んだんです。自宅で嘆き悲しむ母親を見て、『ウチの敷居はまたがせたくないけど、いま社長がどんな顔をしているか確かめに行ってくる!』と、自宅を飛び出したんだそうです。
朝日生命の社長さんは、お焼香をあげさせて欲しいと、連日電話をしてきたのですが、どの電話もかけてきたのは秘書だった。ご遺族にしてみれば、なぜ自分自身で電話をかけてこないのかと、怒るのも当然です」

●「僕は死ねない」と藤田社長

<四国新聞社 新経営戦略について記者会見する朝日生命保険の藤田譲社長=10>

Aさんは1月29日の午前、東京・新宿区の朝日生命本社に駆け込んだ。
Aさんが振り返って言う。
「父が亡くなった翌日、私はやむにやまれぬ気持ちで社長さん(藤田讓・朝日生命社長)に会いに行きました。朝9時前に着いて玄関ホールに入ると、警備員の方に『入館証は?』と、聞かれたんです。私は『花田です』と答えましたが、それでも入館証の提示をしつこく求められたので、思わず『新聞をお読みになってないんですか!』と言いました。すると、ようやくわかってもらえたようで、『ちょっと待ってください』と、しばらくそこで待たされました。出社してくる社員の方々をしばらく眺めていると、あくびをしている人もいたりして、なんだか悲しい気持ちになりました。
しばらくして、社長の秘書の方が降りてきました。一緒に役員室のある7階に上がって、待合室のようなところに通されました。そうしたら、『ここはまずいから、向こう向こう!』という誰かの声が隣の部屋から聞こえてきたのです。それから、奥の会議室のようなところに案内されました」
そこは、広くて立派な応接室だった。5分ほど待っていると、藤田社長が現れた。Aさんは無言で食い入るように相手の顔を見た。先に口を開いたのは社長だったが、Aさんは、彼が最初に何を言ったか覚えていないという。が、その後、藤田社長の口から、とんでもない言葉が飛び出したのだ。
「藤田社長は、『遺族の気持ちを考えるならば、自殺よりも病死にしたほうが、僕はよかったと思う』とおっしゃったんです。カッと頭に血が上ってしまいました。私は、『自殺とはっきり言ってもらったほうが、父も名誉だと思います』と反論しました。
夜7時からの役員会の直前に父が死んだのはなぜなのか。その理由をどうしても知りたいという思いで、『いったい、何があったんですか』と尋ねました。すると社長は、『東京海上とのことで心労がたたって……』と、新聞に書いてあるようなありきたりのことばかり言う。だから、『心労がたたって死ぬような父ではありません。それでは、忙しさから脱出したいための死ということですか。じゃあ父はまるで負け犬みたいじゃないですか。そんな人間ではありません』と、怒鳴ってしまいました。すると社長さんは、『違う、そんなことは言っていない』と、言いました。
マスコミが父の自殺を知ったのは、たまたま東京海上との統合の問題で取材に来ていた記者さんに、母が話したからです。それなのに社長さんの口から出た言葉は、『病死のほうがよかったのでは』です。いまさら、社長さんの言葉の意味するところを深く詮索するつもりはありませんが、ひどくがっかりしてしまいました」
藤田社長はまた、こんなことも口にしたという。
「僕には死ぬ勇気はない」
Aさんは、
「一般的な意味で、自分には自殺する勇気はないと言ったんだと思います」
と冷静だが、聞きようによっては、
「そんな問題で死ぬ気はない」
と、言っているようにもとれる。場所、タイミングを考えても、遺族に対する配慮に欠けた、あまりにも軽率な発言ととれないだろうか。
それにしても、藤田社長の対応には首を傾げたくなる。単に軽率なのか、それとも他に理由があるのか。
ある朝日生命幹部OBは、藤田社長と花田氏の確執を指摘する。
「花田君と藤田君は、ともに'64年に慶応大学を卒業して朝日生命に同期入社した仲です。しかし、エリートコースである本社企画部門を歩いた藤田君に対して、花田君は営業畑ひとすじ。全国にある支社に行き、生保レディを束ねて歩くのが仕事。花田君はいわば、たたきあげの苦労人です。
生保会社はどこもそうですが、企画部門が力を持ち、営業は外で稼いでくるのが役回りです。今回の東京海上との統合交渉でも、営業トップの花田君のところには、交渉経過の情報はほとんどはいってこなかったようだ。
真面目で会社思いの花田君にしてみれば、一部のトップだけで会社の命運を分ける大切な交渉を進められては、無念の思いもあったのではないか。藤田君にしても、この大事なときに、という思いがあったのかもしれません」

●朝日社内で流れた奇妙な噂

こんな話もある。花田氏の死後、朝日生命社内で奇妙な噂が流れ始めたというのだ。
「『花田専務は、ある業者からキックバックを受けたり、社内に愛人がいた』と、ある幹部があちこちに言って回っているという話でした。ああ、始まったかと思いました。社員が自殺などしたとき、嫌な話ですが、こうした噂が流れてしまうんですよね」(朝日生命関係者)
この噂は東京海上社内にも伝わったという。
「私が耳にしたのは、統合が決裂してからでした。それにしても、役員の死に対してよくこんな噂が流れるものだと驚きました。これも朝日生命の社風なんでしょうか」(東京海上火災幹部)
本誌は藤田社長を直撃した。藤田社長は不在だったが、電話をかけると、夫人がこう話した。
「花田さんが亡くなった夜は、私も主人も一睡もできず、抱き合って一晩中泣いていました。主人は、『どうして死んでしまったんだろう。一緒にやってきた仲なのに……』と、ため息ばかりついていました。主人に対していろいろな噂が出ているようですが、私は主人を信頼しています。主人も連日の会議でこのところ、ボロボロなんです。そっとしておいてください」
取材の終わりに、Aさんはポツリとこんな思い出を口にした。
「今年のお正月、1月3日に久しぶりに父と新宿に出ました。京王プラザホテルに行く用事があったのですが、父が朝日生命本社ビルのほうを回って行こうと言ってきかないのです。仕方なくつきあいました。後で『どうしてわざわざ本社前を歩いたの』と聞いたら、父はこう言ったのです。『いや、ウチの若いヤツが出社してるかなと思ってさ』。本当に会社が好きな人でした」
1月30日、東京海上との統合前倒し交渉が決裂後、朝日生命は第一勧業銀行に基金拠出を要請。存続に最後の望みをかけている――。

・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

大企業の社長も最期は逃げます。

働いている時は、巨大に見えますが、同じ人間なのです。

部下が自殺しても何とも思わない、引責辞任もしない、つまり、地位やお金や自分の生活が大切な悪人なのです。

悪いことをしないと企業が維持できないのです。

それが大企業の特徴であり、そういう商品をうりつける営業の仕事なのです。

役員たちは、1年で何億円というお金を手にしています。

しかし、まだ足りない、まだ足りないと仕事をさせるのです。

彼らは、見た目は人間ですが、「お金や権力や地位」のほうが大切だと信じ込んでいるため、心の中、脳の中、考え方は悪魔と同じではないでしょうか?

私たちはどうすれば幸せになるのでしょうか?

どうやって生きていけばいいのでしょうか?

頑張って競争して勝ち続ければ、幸せなのでしょうか?

事故や怪我で競争できなくなってしまった人は無価値なのでしょうか?

私たちは、嘘の情報、価値観に騙され続けているためいつまでたっても、心に平和が訪れないのです。

ですから、「真実」を知ることで、人生の、そして生きる意味、普遍性を理解できるのです。

どうか、「真実」を知って、無意味な人生から脱却して、意味のある、「この世に産まれてきてよかった」と思えるような人生を

そして、子供たち、家族が「産んでくれてありがとう」と言えるような人生をおくって欲しいと願います。

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