小川洋子の陶酔短篇箱・小川洋子[編著]6 2014-03-18 09:45:01 | 読書 「流山寺」・小池真理子 小池さんの小説を初めて読んだ。怖い小説らしい。アンソロジーで楽しいのは、自分からは多分読まないだろう作家も読めることである。この小説も怖い。短篇だから読めたと思う。結構楽しめた。幽霊になってもマイホームに帰ってくる夫が悲しい。 解説エッセイは誰にでも経験のあることですね。私は、今でもあります。弟は、間違って燻っている方に手を入れてやけどをしました。私は、床の一点を睨んで笑いをこらえました。 焼香の長い列。やっと、焼香の番になった少女を、遺影の男(初めて見る顔である)が、「定められた手順を間違えないかどうか、見張っていた」。小川さんらしい感性ですね。「葬られようとしているのはお前の方なのだ」。少女期の死に対する恐怖が伝わってきます。 #小説(レビュー感想) « 小川洋子の陶酔短篇箱・小川... | トップ | 小川洋子の陶酔短篇箱・小川... »
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