【本文】
二百八十一段
陰(おん)陽(やうじ)師のもとなる小童(こわらはぺ)べこそ
陰陽師のもとなる小童べこそ、いみじうものは知りたれ。
祓(はら)へなどしに出でたれば、祭(さい)文(もん)など読むを、人はなほこそ聞け、ちうと立ち走りて、「酒・水沃懸(いかけ)させよ」とも言はぬに、し歩(あり)くさまの、例知り、いささか主にもの言はせぬこそうらやましけれ。「さらむ者がな、使はむ」とこそおぼゆれ。
【読書ノート】
もとなる=もとにいる。小童(こわらはぺ)=幼い子供。ものは知りたれ=よく機転が利く。なほ=まだ。沃懸(いかけ)=注ぎかける。し歩(あり)く=為歩(あり)く。ふるまう。例=手順。
二百八十一段
陰(おん)陽(やうじ)師のもとなる小童(こわらはぺ)べこそ
陰陽師のもとなる小童べこそ、いみじうものは知りたれ。
祓(はら)へなどしに出でたれば、祭(さい)文(もん)など読むを、人はなほこそ聞け、ちうと立ち走りて、「酒・水沃懸(いかけ)させよ」とも言はぬに、し歩(あり)くさまの、例知り、いささか主にもの言はせぬこそうらやましけれ。「さらむ者がな、使はむ」とこそおぼゆれ。
【読書ノート】
もとなる=もとにいる。小童(こわらはぺ)=幼い子供。ものは知りたれ=よく機転が利く。なほ=まだ。沃懸(いかけ)=注ぎかける。し歩(あり)く=為歩(あり)く。ふるまう。例=手順。
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