何気なく読み始めたが、文体に惹かれた。しっとりと露の浮くような文章である。一つ一つの言葉とその余韻を大切にしている。だが、文章とは裏腹に心の中には激しい風が吹いている。梅崎春生の小説「幻化」を辿る旅。それは絶えず情人の影を伴う旅でもあった。作者も梅崎春生も知らなかった。今、「幻化」を読み始めた。虚実の縁を二人の作家が時を超え彷徨っている。
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