鴻風俳句教室八月句会に参加させて頂きました。
題は「天」と「七夕、星祭」で二句と自由句二句でした。
八月句会投句
池窪弘務
星祭午前零時の列車待つ
昼の月ぽつかり空いた天の穴
初蟬や豪雨の土地に思ひ馳せ
蜻蛉釣一人二人と友増ゆる
成績は5点。
実力通りです。
ただ、『蜻蛉釣一人二人と友増ゆる』が
0点だったのが残念です。
自信作だったのになあ。
『蜻蛉釣り 今日は何処まで行ったやら』の亜流と思われたのかもしれません。
一言言わせて貰えば、「蜻蛉釣り」は動きません。
じっと同じ処で空を見上げているのです。
銀やんまは真っ直ぐに同じ方向から飛んできます。
高さは屋根の上ぐらいです。
その眼の前20センチぐらいに「ほいらん」という仕掛けを投げるのです。
大阪にも空き地が沢山あった頃、夢中になったもんです。
かかった時の喜びはどう言ったらいいのか。
いつの間にか一人二人とマニアが増えてきます。
誰も目を輝かせ無言で空を眺めている。
あいつら今頃どうしているだろうなあ。
八月になると蜻蛉釣りの季節は終わります。
題は「天」と「七夕、星祭」で二句と自由句二句でした。
八月句会投句
池窪弘務

昼の月ぽつかり空いた天の穴
初蟬や豪雨の土地に思ひ馳せ
蜻蛉釣一人二人と友増ゆる
成績は5点。
実力通りです。
ただ、『蜻蛉釣一人二人と友増ゆる』が

自信作だったのになあ。
『蜻蛉釣り 今日は何処まで行ったやら』の亜流と思われたのかもしれません。
一言言わせて貰えば、「蜻蛉釣り」は動きません。
じっと同じ処で空を見上げているのです。
銀やんまは真っ直ぐに同じ方向から飛んできます。


大阪にも空き地が沢山あった頃、夢中になったもんです。
かかった時の喜びはどう言ったらいいのか。
いつの間にか一人二人とマニアが増えてきます。
誰も目を輝かせ無言で空を眺めている。

