なぜか次の展開が気になる作品。2時間30分の長さも気にならなかった。主人公の生島と綾(綾の兄も)が描けていて、周りは変わった人達という感じだ(奇抜な行為だけで人物の背景が描けていない)。黒澤明の「七人の侍」、「とですかでん」は実に登場人物の背景がよく描けていた。原作は読んでいないが車谷さんの世界観はよくでていると思う。赤目四十八瀧も美しい。近鉄八木駅で別れる。三七年間ここから仕事場に通った駅だ。とにかく、ここ数年の邦画でトップクラスの作品である事は間違いない。
なぜか次の展開が気になる作品。2時間30分の長さも気にならなかった。主人公の生島と綾(綾の兄も)が描けていて、周りは変わった人達という感じだ(奇抜な行為だけで人物の背景が描けていない)。黒澤明の「七人の侍」、「とですかでん」は実に登場人物の背景がよく描けていた。原作は読んでいないが車谷さんの世界観はよくでていると思う。赤目四十八瀧も美しい。近鉄八木駅で別れる。三七年間ここから仕事場に通った駅だ。とにかく、ここ数年の邦画でトップクラスの作品である事は間違いない。