真田幸村の謀略 [DVD] | |
松方弘樹,寺田農,あおい輝彦,ガッツ石松,森田健作 | |
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D) |
監督:中島貞夫
脚本:笠原和夫/松本功/田中陽造/中島貞夫
出演:松方弘樹/寺田農/あおい輝彦/ガッツ石松/森田健作/火野正平/真田広之/梅宮辰夫/片岡千恵蔵/萬屋錦之介
【あらすじ】 from Amazon
関ヶ原の戦いに敗れた真田幸村(松方弘樹)は、高野山麗に身を潜めながら、天下統一を成さんとする徳川家康(萬屋錦之介)の首をうかがっていた。
幸村は家臣の霧隠才蔵(寺田農)を使って謀略を企てるが、替え玉を使った家康にまんまと逃げられてしまう。
家康は、幸村のもとに間者を放ち、父の昌幸(片岡千恵蔵)を殺害することに成功する。幸村は家臣の穴山小助(火野正平)のみを残し、自らの手で家康を討つことを決意する。
幸村は、全国から腕利きを集めるべく、戸沢白雲斎(浜村純)のもとを訪ねるが、家康への協力を拒んだために、既に服部半蔵(曽根晴美)に殺されていた。師を亡くした猿飛佐助(あおい輝彦)が仲間に加わり、白雲斎の残した“草の者”人名帖を頼りに、次々と忍びの者たちが幸村のもとへ集められた。かくしてここに真田十勇士が結成された…。
○
時代劇に、当時流行っていたSF的要素を取り入れた斬新な作品と言えば聞こえはよかろうが、そのSF的要素があまりにも生かし切れていないところが、トホホな愛しき東映映画!
丹波哲郎や高峰三枝子も出てはる。
真田十勇士を紹介するときにインサートされるイラストは横尾忠則。
真田丸での合戦シーンには3000人ものエキストラが投入されたんだとか。
かなり高額な製作費がかかってるのはよくわかるんですが、お金を人件費に回しすぎて特撮に力が入っていないように見受けられますねー。
SF的要素を排し、オーソドックスな時代劇ファンタジーに仕上げた方がよかったのではと思う半面、それがあったからこそ奇異な時代劇映画として21世紀の今日までDVDとして生き残っているのかも。
○
さて気になるロケ地。
▼ ここは流れ橋なんかなあ?
▼ 保津川なんかなあ?
▼ 清滝川なんかなあ?
▼ あの山は愛宕山のような……気がする。
▼ 船井郡京丹後町市森にある琴滝ではないでしょうか?
▼ 大阪城でもロケしてます。
▼ 真田丸! ロケ地は京田辺の山奥の造成地やったそうです。
▼ 実際の真田丸もこんな感じやったんかなあ?
○
▼ 左は「五万回斬られた男」福本清三氏の若かりしお姿か?(JACの崎津隆介さんやそうです)
▼ 自信ありませんが……それでは中央の人が福本さんなんかなあ?
○
真田幸村の謀略の製作に
携わっておりました。
大変、懐かしく拝見いたしました。
一点、違っているところ
ご指摘の五万回斬られた男
福本清三氏の若かりしお姿か?
の写真の人物は、JACの崎津隆介さんの
若い頃です。
まさか映画に関わった人が読んでくださるとは思ってもいなかったので、制作の方のご努力やご苦労を忖度することなくテキトーな文章を書き連ねてしまいました。阿呆の戯言としてお受け止めくださいませ。(>_<)
あの人はJACの方だったんですか。もう一度、福本さん探しで映画を見なければいけませんねえ。
山の上の戸沢白雲斎のお家のロケ地はどこだったんでしょうか?
素晴らしいホームページです。
あなた様みたいなお得意様が
いらっしゃいますから、東映という
会社が成り立っているんです。
この撮影は、夏に撮影いたしました。
ほんまに、暑かったという印象が
強く残っております。
レンタルで、この映画のDVD借りて来て
見てしまいました。
俳優の丹波哲郎さん
本当に、良い方でした。
ご指摘の中央の人は、
今度は、間違いなく
福本さんです。
私、毎日の様に福本さんを
見てましたから解ります。
これからも、頑張って下さい。
丹波さんがお亡くなりなってずいぶん経ちますが、無事「大霊界」へ行きはったんでしょうかねえ?
下石坂さんが関わった映画の中で、「この作品は観ておけ!」という映画がありましたらお教えください。機会があれば見てみたいと思います。(^_^)/
師匠です。
その下石坂成典が、美術監督をした
座頭市血煙り街道
ラストの近衛さんと勝さんの立ち回りは
圧巻です。その後ろの黒塀が
下石坂先生の作ったセットです。
東映時代なら井川徳道さんの担当した
魔界転生です。井川ちゃんも素晴らしい
映画とかドラマのお仕事は、自分の仕事がフィルムに記録されて後世に残るというのがいいですね。
オイラはその場限りの仕事ばっかりっで、記録として残るのは始末書や顛末書ばっかりですわ。(T_T)