なのにオイラは京都へゆくの?

大阪の中年男が、京都の山に登った際の赤裸々(?)な公式日記帳やねん。
のはずが……京都・自己満足ブログとなりにけれ。

『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』

2013-08-25 01:26:20 | 
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
岡崎 琢磨
宝島社

 【裏表紙・内容紹介文】
 京都の小路の一角に、ひっそりと店を構える珈琲店「タレーラン」。
 恋人と喧嘩した主人公は、偶然に導かれて入ったこの店で、運命の出会いを果たす。長年追い求めた理想の珈琲と、魅惑的な女性バリスタ・切間美星だ。美星の聡明な頭脳は、店に持ち込まれる日常の謎を、鮮やかに解き明かしていく。だが美星には、秘められた過去があり――。
 軽妙な会話とキャラが炸裂する鮮烈なデビュー作。

 読み終えるのに2ヶ月もかかってしまった。

 以下、オイラの個人的感想。

 

 なんだろ……この面白なさは……。

 読むのが苦痛であった。

 相性の問題かな?

 エピローグなんか2~3行飛ばし読みから始まって、最終的にページをめくるだけの速読?である。

 オイラが読みたい推理小説は、密室で、ダイイング・メッセージが残っているような連続殺人事件であり、うら若く美しき黒髪の乙女が全裸で殺される猟奇的なやつなのだ。

 恋人の浮気とかストーカーとか……日常的すぎるミステリーにハラハラ・ドキドキ感はまったくない。

 読者をミスリードさせようとする文章も腹立たしく思えてくる。

 

 2013年7月時点で60万部発行しているのだという。

 なぜ売れているのかがわからない……。