前回、琵琶湖の地震のことを書いたら、拙ブログ開設史上、類を見ない異常なまでのアクセス数になってしまいました。(*_*)
もしも予測通り、大規模な地震が発生してしまったら、今の風景や地形はことごとく変わってしまうハズ。その前に、今の琵琶湖を目に焼きつけておかなければ……。
12月16日(日)のち
大阪から直接琵琶湖に行くなどという、無粋なことはいたしませんよ。
▼ 8:52 やって来ました白川通今出川。
▼ 9:06 今日は銀閣寺コースで大文字山へ。
▼ 砂防ダムから中尾城趾コースへ進路変更。
▼ 9:38 中尾城趾に到着。
▼ この石は遺構なんだろうか?
去年の今頃、中尾城趾から朝鮮学校へ下りようとしたのだが、道をまちがえてしまったのだ。その検証をすべく北に進む。
▼ 分岐。お助けトラロープを使って急傾斜を下ればよかったようだ。直進は×。(でも、去年はトラロープがなかったような……)
とりあえず今回も直進してみた。
▼ しばらく進むと分岐。ここを左折すると、行き止まりの崖っぷちが待っている。右の急坂はどこに通じているのやら?
▼ 9:50 中尾城趾に戻る。
さあ、琵琶湖へ行く前に、これから初めての大文字山滝めぐりだ!
▼ 沢に下り立つ。おっ! 以前はなかったテーピングがある。
▼ 10:04 中尾の滝に到着。こんな所にあったのね。今まで、すぐそばまで来ていたのにまったく気付かなかった。
さて、次なる滝へ行こう。
が……テーピングが周囲に見当たらない。ふーちゃん大師匠のGPS軌跡を印刷した地図と、コンパスだけが頼りなのだ。
沢を遡上するが、ところどころで沢も分岐している。どっちに行けばいいのやら……?
結果的にいえば、一番水量の多いメインの沢をさかのぼっていけばよかったのだが、そんなんビギナーは知りまへんがな。行ったり来たり、の試行錯誤が続く。しかも昨日降った雨で道悪コンディションである。ズボンのすそが泥だらけ。
▼ メインの沢ぞいに進む。踏跡はハッキリしている。
▼ 沢分岐。踏跡ハッキリな右へ進行。左はどこへ?
▼ 沢の源流に到着。なんだ、配管施工済みですやん。
▼ 沢の源流を越えて、さらに涸れた谷筋を歩いていくと、ようやくテーピングを発見。
▼ 10:31 テーピングすぐそばに幻の滝。
▼ 木の根を水に見たてて滝と称しているのであるが、誰が最初に見つけたんでしょうか? ロケーションが山深い裏大文字だし、しかもうっかり見落としてしまうような場所にある。
▼ 幻の滝の横にあるこの石組みは何だろう?
またもやテーピングが見当たらなくなったけれど、幻の滝から南へ進行。
▼ しばらく踏跡をたどって行くと分岐に。
▼ 幹にペイントされた「→」を信じて右折。ゆるい坂を登っていく。
▼ 分岐。右へ行けばたぶん中尾城趾方面。何回か歩いているはずだが思い出せない。
▼ 分岐。ココは見覚えあり! 右の急坂を登れば119番通報用標識「A17」に出合うハズ。
今日は未到の左コースに進行。
▼ 三角点に近付くほど、カラーテープを頻繁に見ることになる。安心、安心。
▼ 10:49 十字路に出る。
▼ この十字路は出合坂というらしい。
▼ 直進すると熊山コース。
▼ 右折するとどこへ行くのだ? 文字がほぼ消えていてまったく読めないぞ。
とりあえず右方向へ進行。テープを頼りに進んでいく。
▼ 分岐。お助けトラロープがある右の急斜面を選択。
平坦なところに出たので、道なりに歩いていく。
▼ 11:10 おっ! ココに出るのか!
▼ 11:15 大文字山三角点(466m)に到着。
裏大文字では人に出会わなかったが、やはりメインルートは人が多い。
オイラもココでまったりとおにぎり&スゥッ・・・(ーoー)y゜゜タイム。
○
11:30 三角点を出発。
京都一周トレイルコースを離れると、途端に人がいなくなる。
▼ 如意ヶ岳方面に向かう。
▼ 11:45 雨社大神に寄り道。道中安全祈願。
境内を離れると、大文字山三角点におられた男性ハイカーと入れ違いになる。
▼ 如意ヶ岳への道に合流し、十字路を右折してみた。
如意ヶ岳を経由しない巻き道があるはずなのだが、この道でよいのだろうか?
▼ 進むにつれ、どんどんどんどん高度が下がっていく。道をまちがったか?
もう一度十字路に戻って、斜めの坂を直進。
▼ 12:01 ほどなく分岐。右に行ってみよう。
▼ 12:11 ほぼ平坦な道を進んでいくと、左右に延びる林道に出た。ココを左折。
▼ 山主さんの作業場(?)横を通過。
▼ おっ、ゲートだ。
▼ ゲートを越えて振り返る。山主さん、知らなかったんです、ゴメンなさい。
▼ 12:23 大津航空無線標識所に通じる舗装道路と合流。(左折すれば標識所(如意ヶ岳です))
▼ 12:26 大津市と琵琶湖が見渡せるビューポイントに到着。
このガードレールの切れ目から山中に入れば三井寺方面に行けるようなのだが、オイラは安全策をとり、舗装道路をさらに下ることにした。
▼ 12:34 ふたつめの三井寺方面下山ポイントに到着。
このまま舗装道路を下っていくと大人では通り抜けられないゲートがあるので、その迂回路にもなっているようだ。
ガードレールの下をくぐって急斜面を下ると、そこは鬱蒼とした森の中。
雨社大神ですれ違った男性ハイカーが休憩されていた。
「さっき雨社でお会いしましたよね?」と問いかけられた。
「へえ。如意ヶ岳に寄らず、巻き道を使うてここまで来ましてん」
「ガードレールの切れ目があったでしょ。あそこから下りてもこの場所に通じるようになっているんですよ」
「そうでっか。知りまへんでしたわ」
「この道は如意越と呼ばれる歴史がある道でね、この場所にお寺が建ってたらしいんですよ」
「ホンマでっか? (道を指さして)ところで、三井寺はあっちでっか」
「通行料500円とられますけど、いろいろ道があるから、どこからでも下山できますよ」
「そうでっか、おおきに」
▼ ここは如意寺の庭園跡らしい。その名残か?
男性ハイカーと別れ、道を進む。
▼ 送電線鉄塔の柵の横を通る。
▼ 奥にガードレールが見える。この鉄塔を回りこむようにして歩くと、ゲートで立ち往生することなく舗装道路に出られるようだ。京都府から滋賀県に突入。
▼ このエリアは「火の用心」の看板が簡易道標になっている。
▼ 12:51 十字路に来る。左折して長等山へ行ってみる。
▼ 皇子山ゴルフ場を左に見ながら高度を下げる。
▼ 12:57 長等山三角点(370.3m)に到着。
▼ 何かがぶら下がっている。何だろう?
▼ 袋の中にノート2冊とボールペン。登頂記録簿のようだ。
▼ オイラも記念に書いておきました。
誰も来ない三角点でしばしおにぎり&スゥッ・・・(ーoー)y゜゜タイム。
○
13:18 長等山三角点から三井寺方面に出発。
さっきの十字路まで戻って三井寺方面に進むと、いきなり急な坂道になる。転けそうになりました。
▼ 坂を下って平坦な道を進むと標高354m地点にでるので右折。
▼ 右に建物が見える。何だろう?
▼ 13:35 児石(ちごいし)と呼ばれているお地蔵さん前を通過。なむなむ。
▼ 分岐。左へ。
▼ この分岐そばに立つ「山火事注意」の看板に……。「森の精」って何? (((((((( ;゜Д゜)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク
▼ 13:45 分岐。ややこしい所だなあ。
▼ 500円は惜しいが、とりあえずめざす方向は三井寺だ!
▼ 14:02 林道を進むとこんな場所に出た。
▼ 振り返る。「立入禁止」ですやん。
▼ ここにも三井寺の志納金看板あり。
▼ これで年貢の納め時か? いやいや、まだ道があるぞ。
(オイラの記憶が確かならば、小学校の遠足で京阪・追分駅から三井寺まで歩いているのである。あの時見た道標の文字の書体と同じなのである。そんな長期間、朽ち果てずに立っていられるものなのか? それとも何代目かの道標なのであろうか? となると悠久の昔、オイラはすでに小関越と逢坂山を制覇していることになるのだが……どのルートを歩いたのか記憶にまったくない。このあたりの道も今後の調査対象にしておこう)
▼ 14:05 小関越(こぜきごえ)の舗装道路に出る。
▼ 振り返る。
志納金回避! めざすは琵琶湖だ~。
▼ 分岐。直進。
▼ すぐに大津市小関町の町中に入ってしまった。
▼ 大津祭のちまき。
▼ 小関町ネコ。
▼ 道沿いの山側に墓地が続く。なむなむ。
▼ 石造小関越道標。(大津市指定文化財)
▼ あれが如意ヶ岳なのかな? よくぞ歩いて来たもんだ。
▼ 京阪電車・大津線。滋賀県警ラッピングのパト電キタ━━━━━(`・ω・´)━━━━━ !!
▼ 14:42 大津港に到着。風が冷たい。
▼ 比叡山!
▼ 近江富士・三上山! ここも登りたい。
▼ カモメ!
▼ ガチョウ! 地元民から「シロちゃん」と呼ばれていた人気者(?)。ガーガーと一番うるさく自己アピールしていたよ。
▼ 大津市も路上喫煙禁止区域があるんやね。
▼ タバコを吸ってたら港で噴水があがる。
さて、そろそろ大阪へ帰るとするか。
▼ 15:13 京阪・浜大津駅構内にて大津絵。
○
本日の歩行距離=23.5km
帰阪しても、衆議院選挙に行かにゃならんので忙しいのであった。