あけましておめどうございます。
本年もどうぞご贔屓の程、お願い申し上げ候。
さて皆さん。
いよいよというべきか、ついにというべきか、問題の2012年になってしまいましたね。
そう、あの「マヤの預言」の人類滅亡の年でございます。
マヤ預言のほかにも、イルミナティが「アングロサクソン・ミッションを実現させる年」であるとか(昨年末にイスラエルがイランの核施設を攻撃してしまっただ! どうする中国? 踊らされるなイラン!)、スピリチュアル系の人がいう「アセンションの年」であり、太陽系が銀河系フォトンベルトに突入することによって聖書の「最後の審判(ドームズデイ)」がはじまるのだという。
「世界情勢」から目が離せない激動の一年になる予感ではありまするが、諸外国の価値観に振り回されてはならぬぞよ。日本は来月皇紀2672年を迎えるんだべさ、ベイビー。
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ジョン・レノンの真意は分かりませんが、「『神』はコンセプトだ。信じんな、利用されんな」と勝手解釈しているオイラだけれど、やっぱりお正月には初詣へ行きたくなるってのが人情じゃあるまいか。
山登りもかねて一石二鳥を選ぶなら、愛宕山しかありまへんなあ。
1月3日(火)
▼ 9:10 やって来ましたJR保津峡駅。
オイラと同じ考えの初詣登山のトレッカーが大挙、この駅で下車。みなさん登山準備に余念がない。オイラもスゥッ・・・(ーoー)y゜゜とやりながら、スパッツを装着したり、GPSを起動したり。
9:25 駅前を出発。みなさん方はツツジ尾根ルートか水尾ルートの登山であるようだ。オイラは新規ルート開拓を目論んでいたので保津川沿いに歩きはじめたのだが、誰一人としてオイラと同行者はいませんでしたな。
▼ 舗装道路なので歩きやすい。
▼ 9:35 トロッコ保津峡駅前通過。
▼ 9:44 京都一周トレイルコースの「西山5-2」に到着。
ここは展望スポットでもあるのだが、前回来たときに河原まで下りていなかったので、今回は行ってみたよ。
冬場の河原はただ寒々しいだけでありましたな。(T_T)
▼ 9:56 「西山5-1」から清滝川の渓流のそばを歩きます。
▼ 10:06 「西山3」に到着。
国土地理院の地図によれば、ここから清滝川に注ぎ込む山からの渓流沿いに登っていけば愛宕神社の表参道に合流するというのだが、実際に見てみると道なき道ではないか!
なんとなく人が歩いた轍があるようにも見えるので、試しに50メートルほど奥まで行ってみたのだが、非常にアップダウンの激しい道(?)なのだった。岩場でもあるし、前日の雨でかなり滑りやすい状況にもなっている。
新年早々、人外魔境で遭難したくないので、新規ルート開拓作戦はこれにて断念。(T_T)
▼ 10:32 結局、清滝まで来てしまったのだ。
こんなことならツツジ尾根ルートを使って登ってた方が早く愛宕神社に着いたのに……。タイムロス&体力ロスであるなあ。(T_T)
▼ 10:35 二の鳥居前でスゥッ・・・(ーoー)y゜゜
▼ 10:40 さっきの「西山3」での身体的ダメージは思ったよりキツくって、まだ疲労感が漂っているのだが表参道ルートで強行出発。麓の気温は6℃なり。
▼ 英語の注意書きもありました。なんてワールド・ワイドなんでしょう!
シキミを持って下山する人を数人見かけたけれど、「おのぼりやす」「おくだりやす」と言うてはる人はまったくいなかった。三が日も言うというのはガセ。千日詣りの時だけのような気がするが、元旦はどうなのだろう?
▼ 10:51 火燧権現、通過。
▼ 10:59 20丁目一文字屋跡、通過。
▼ 11:14 茶屋跡、通過。
▼ 11:31 五合目休息所、通過。この辺りから道の所々に積雪&ぬかるみ。
▼ 11:34 大杉大神、通過。
▼ 大杉大神を越えるとしばらく平坦な道になるので多少疲労度は回復するが、つらいことに変わりはない。山ガールと一緒に登ろうっと。
日本国内で、こんな苛酷な初詣をしている場所がほかにもあるのだろうか?
▼ 11:50 昔、かわらけ投げを行っていた展望がよいところ、通過。
▼ 11:58 水尾別れ、通過。ここら辺りから道が積雪&アイスバーンなので、軽アイゼンを装着する人が多数見受けられた。
オイラも持参していたのだが装着が邪魔臭いので割愛。軽アイゼンなしで歩いてはる人も多かったですよ。
▼ 誰かが作ったミニ雪だるま。
▼ 12:02 ハナ売り場、通過。
▼ 12:20 黒門、通過。
▼ 12:26 愛宕神社へ到着。今日もなんとか二時間を切りました。
すぐさま拝殿に行くことも可能だったが、まずは囲炉裏小屋へ行って身体を温めつつ、おにぎりを食す。
外では、自分で湯を沸かしてカップヌードルを食べてはる人が多数見受けられた。次回はオイラもそうしよう。
▼ 拝殿に続くこの階段はアイスバーンになっているので慎重に。
▼ 12:52 拝殿に到着。
▼ 休憩所入り口の温度計は-2℃。
お賽銭は10円であったが、このブログを読んでいただいた方に等しく幸せが舞い降りるよう神サマにお願いをしたあと、授与所に設置されていたおみくじを引いてみた。
▼ こらこらこら! 末吉じゃねえか! ふざんけんじゃねえ! (`´メ)
▼ プンプンプンプン、プンプンプンしながら「小型神殿御守」を買っちゃいました☆
これで初詣は果たしたので、三角点まで行ってみようか。
▼ 愛宕神社さんからの登山者へのメッセージ。
▼ 月輪寺ルートの案内板。
▼ 地蔵辻のお地蔵さん。
▼ お約束(?)の看板は今日も健在。これと同じ看板をあと2つ見つけましたが、ほかにもあるのでしょうか?
▼ 三角点を指すこんな道標、前あったかなあ?
▼ パウダー・スノーです。
▼ 13:25 愛宕山三角点に登頂成功。
さあ、あとは下山するのみ。(13:48)
水尾別れの手前で表参道を左折し、ズンズンズンズン直進していくと、
▼ 動物の足跡発見! なんだろう?
▼ 14:11 ケーブル駅舎跡に到着。
▼ 一階内部の様子。
▼ 二階内部の様子。
いつ床が抜けてもおかしくないほど年代物の建物なので、内部探索は自己責任で。
表参道に戻り、ツツジ尾根ルートで下山することにしたよ。
▼ 14:25 ツツジ尾根ルートへ突入。
▼ 14:47 昼なお暗い荒神峠。
▼ このツツジ尾根ルート、キツい下り部分が2ヶ所ほどありますが、それ以外は楽チンな尾根道。下山するならこのルートがお薦め。
▼ 振り向けば愛宕山。もうこんなにも離れてしまった。
尾根道の両側にシダが群生しはじめたならJR保津峡駅は近い。
▼ 最後の急な下りを慎重に下りていくと、木々の間から駅が見えます。
前を行くイカした御婦人が発見したのだけれど、出口の舗装道路まであと高さ10メートルという場所にひっそりと弔いの真新しい花束が置かれてありました。合掌。なぜこんな所に?
▼ 15:38 JR保津峡駅に到着。
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本日の歩行距離=25.2km
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