私は肺癌?

2007-06-16 | Weblog
 

 今月の11日 検診がありました。
私の仕事は お客さまに接する事から 胸のレントゲンも必須項目です。
尿検査に始まり 心電図、胃カメラ(鼻から)、エコー、血液検査、最後に 胸のレントゲンでした。
個人の医院ですので すぐ分かるものから 先生が『異状ありませんね』と言ってくれます。
毎年 同じ先生ですので 私も安心して 『まさか!』 の事など まさか、まさか考えておりませんでした。
私も 一通り終わりました。
それなのに・・・・・・



 『00さん レントゲンを もう一度 横から撮りま~す』と言っているのが聞こえました。
私は訳も分からず 再度レントゲン室に行きました。

 しばらくしたら 診察室に案内されました。
レントゲン写真を パソコン画面に映し 先生は 黙って何度も何度も マウス操作をしながら 首をかしげ 言葉をさがすように 黙っているのです。 
私の方から『何かあるんですか?』と口を開きました。
すると
『ここのあばら骨の下に丸い影が・・・』と薄情そうに言うのです。
指さされたところには 確かに500円玉くらいの丸い白い影がありました。

 『先月 風邪ひきましたので その名残りでも無いのでしょうか?』と聞きましたら
先生はすぐに『イヤイヤ 肺炎は こう言う影には 映りません。すぐ大病院に行ってCTを撮って来て下さい。紹介状を書きますから』と言われると 私は何が何だか分からず 質問する言葉さえ 思いつきませんでした。

 受け付けより 紹介状の封筒を受け取り 家に帰ってきました。

そして 医院から CTは15日午前11時です、との知らせが入った。
彼に 詳細を話した。

15日 10時半 病院に着いた。初めての病院だった。
彼に『病院に着いた』とだけメールした。
彼から『頑張れよ』とだけの返事が来た。
この時 始めて 涙が出た。











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