人生を決めた15分

2011-10-30 | Weblog

 「奥山清行氏の話しを聞いて来た」と言うお話を校長から聞きました。

奥山清行氏は 山形市出身で今年52歳、イタリアの名車フェラーリのデザインを手がけ 米国や欧州でもポルシェやシボレーも担当した世界的な工業デザイナーだそうです。

一昨年NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」という番組に出演されたのは私も知ってました。

同じ山形から 素晴らしい人がいるんだわ!と胸が熱くなったのを覚えています。

奥山氏は イタリアにいた頃、いつ来るか分からないチャンスのために 1万枚にも及ぶフェラーリのスケッチを描いていたそうです。

ある日、商談が決裂しかかった時に 15分待ってもらい、そのカーデザインを見せたら採用されたと言うのです。ここでチャンス到来。

校長の話しの要約は

〇いつ来るか分からない15分のために準備しているのがプロ。   

〇頭と手は密着している。 手がどんどん先に動いて 頭以上に考えている事がある。 手を使う事を怠るな。

〇学校では絵ばかり描いていて出来ない生徒だったが、自分の好きなことを自分で見つけた事が幸い。

氏は近年地元山形県の産業振興に関わり 山形鋳物の鉄瓶や家具のデザインにも手がけていて その中で、お客様に長く愛され続けられるのは、地域の文化に根ざしていることに気付いたと言う。  ご自身の車や家具の輪郭は ふるさとの月山の端正な稜線のラインと重なっていると言う。

校長はこの話の随所に、夢と志を持ち なりたい自分があれば 思った通りの人間になれるという力強いエールが込められていたと思ったそうです。

そして生徒たちに 「夢を持つこと、ふるさとを大切にすること」を話されました。

 

奥山清行氏の言葉

『やらずに後悔するよりも やって後悔しよう』
『努力なしに「好きなこと」は見つからない』
『人の意見は山ほど聞け。そして最後は自分で決めろ』


韓国からの義援品

2011-10-20 | Weblog

仙台の友達から「韓国のスープいらない?」と言われ 即「いるいる」と言ったら持って来てくれました。

3月11日の震災の際に 韓国から贈られた義援品だそうです。

早速 1袋を鍋にあけて火にかけました。

「んん??」 沸騰と同時に・・・

ちよっと今まで食べた事のないような匂いがして来ました。

せっかく頂いたのに 申し訳ないけど・・・・・(韓国の高級スープなのでしょうが・・・)

私はハングル語が読めませんので何のスープかも分かりません。

 

それにしても有り難いことです。

各国から 善意で このような品々を贈って頂いたなんて本当に有り難いです。

今、タイのバンコクで洪水が起きております。

タイからも東日本震災時に 多大な義援金を頂いたそうです。

なんか協力出来ることを考えたいと思いました。

 


新米が出ましたが・・・

2011-10-12 | Weblog

       

山形の新米「つや姫」がスーパーに並んでました。

放射線検査の結果が心配されましたが 放射性セシウムは検出されなかったようです。

でも私の心の中は「本当に大丈夫なのかなぁ~」です。

今日(10月12日)東京・世田谷区で、1時間あたりの放射線量が2.7マイクロシーベルト(μSv)を超える、高い数値が歩道から測定されていたことが分かり不安になりました。 (都内の空間線量率で、最も高い値は、3月15日の1時間あたり0.496マイクロシーベルトから比べると格段に

横浜では「ストロンチウム」が検出されたそうです。

 

10/13 追加文

福島産のお米にもgoサインが出たようです。

やはり大丈夫なんですね。

こんなブログを書くこと自体が風評被害を拡大するのですね。

ごめんなさい。

早速、新米を頂くことにします。  

 


故郷の星に帰りたいさ~ん!

2011-10-09 | Weblog

故郷の星に帰りたいさ~ん。 また教えてくださ~い。(ブログで故郷の星さ~んと叫ぶのは これで5回目ですね)

今年もメダカが何倍にも増えました。

左の茶色のカメには 昨年からの親メダカ

右の青いカメには 6月ころ生まれたメダカ

手前のバケツには 夏に生まれたメダカ

親メダカを3センチとしたら 6月生まれの子は2センチ、夏生まれの子は まだ1センチくらい、ととても小さいのです。

メダカの数にしたら 1:5:10くらいに 小さいメダカが多いです。

そろそろ寒くなりましたので カメを一緒にして 家の中に入れたいのですが 親メダカが小さいメダカを食べてしまわないか心配なのです。 大丈夫なのか教えてください。

 

 故郷の星に帰りたいさんとお知り合いになれたのは 2006年の春、mixiででしたね。

もう退会してるようですが どこのSNSに入ってますか?

まだメダカやタナゴを飼ってますか?

羊草も枯らさないで咲いておりますか?

もし このブログを見て下さったなら お返事くださいね。

 

 


森永卓郎さんのセミナー

2011-10-05 | Weblog

先週の火曜日 夜6:30より ホテルキャッスルにて 「森永卓郎さんのセミナー」に行ってきました。 

私を誘ってくれたkちゃんが 「森永卓郎って テレビやラジオ番組に出演した時に出された弁当の残りを集めて家に持ち帰り 翌日家族で食べるんだって。」と言った。

私は 「えっ?あの東大出の経済学者が?」  「じゃ、セミナーに行ってみよう・・・」となり2人で行ってきました。

森永さんは テレビで見るあの笑顔と同じニコニコ顔で 壇上に現れました。(背はあまり大きくないのですね)

1、「ここ2~3年は 東日本復興事業のため 経済はまぁまぁ上向きですが 公共事業がある程度終了した後が怖い。そこから本当の不況がやって来る」と話されました。   私は、ただでさえ今 アメリカ株価も 日本の株価も下がり気味なのに これ以上の不景気が来るなんて・・・夢が無くなるゥと思いました。

2、「日本の経済と似てる国はイタリアだ。 日本もイタリアも 国土は細長く 周りは海に囲まれており 気候も東京とよく似ている。 90数パーセントが中小企業であることも。それでいてイタリアは世界的に有名なブランド品が多い。フェラガモ、 プラダ、 グッチ、 アルマーニ、 フェンディなど・・・   なんと言ってもイタリア人は陽気である。 だから 日本と同じ商品でも 例えば100円ライターをそのままライターで売るんじゃなく  恐竜の人形を作り その口から火を吹かせるなど 楽しいアイデアで商品を作る、すると100円が1000円でも売れるようになる。そう言うアイデアが商品価値を高めるのだ、と。(実際に恐竜ライターを見せてくれましたが火は吹きませんでした。笑)

3、久米弘さんのスーツは1着70万から80万円  私の今着ている服は 青山のブランコ品で2着で1万円(そんな感じの服だった)  このように高価な品と 安物の品で 競合しないようにする。

4、日本の銀行が言うお金持ちとは 10億円以上持っている人を「お客さま」と呼び 来店すると別室にあげてコーヒー&茶菓子付きでもてなす。1~10億円は「ただのお客さん」 それ以下は「虫けら」と同じ扱いらしい。

帰り友達とホテルで夕食を食べて来ました。 一人2800円。 今から不景気が来ると言う話を聞いたばかりなのに 節約は出来ない私でした。

 

 私も以前、イタリアに旅行に行った人から

お土産に頂いた「チーズおろし」です。

 


赤鬼と青鬼

2011-10-02 | Weblog

ユニークな赤鬼と青鬼を見つけたので買って来ました。

おとぼけ鬼さんでかわいい!

 

「泣いた赤鬼」

山の中に、一人の赤鬼が住んでいました。赤鬼は、人間たちとも仲良くしたいと考えて、自分の家の前に、「心のやさしい鬼のうちです。どなたでもおいでください。おいしいお菓子がございます。お茶も沸かしてございます。」
と書いた、立て札を立てました。

けれども、人間は疑って、誰一人遊びにきませんでした。赤鬼は悲しみ、信用してもらえないことをくやしがり、おしまいには腹を立てて、立て札を引き抜いてしまいました。そこへ、友達の青鬼が訪ねて来ました。青鬼は、わけを聞いて、赤鬼のために次のようなことを考えてやりました。

青鬼が人間の村へ出かけて大暴れをする。そこへ赤鬼が出てきて、青鬼をこらしめる。そうすれば、人間たちにも、赤鬼がやさしい鬼だということがわかるだろう、と言うのでした。しかし、それでは青鬼にすまない、としぶる赤鬼を、青鬼は、無理やり引っ張って、村へ出かけて行きました。

計画は成功して、村の人たちは、安心して赤鬼のところへ遊びにくるようになりました。毎日、毎日、村から山へ、三人、五人と連れ立って、出かけて来ました。こうして、赤鬼には人間の友達ができました。赤鬼は、とても喜びました。しかし、日がたつにつれて、気になってくることがありました。それは、あの日から訪ねて来なくなった、青鬼のことでした。

ある日、赤鬼は、青鬼の家を訪ねてみました。青鬼の家は、戸が、かたく、しまっていました。ふと、気がつくと、戸のわきには、貼り紙がしてありました。そして、それに、何か、字が書かれていました。

「赤鬼くん、人間たちと仲良くして、楽しく暮らしてください。もし、ぼくが、このまま君と付き合っていると、君も悪い鬼だと思われるかもしれません。それで、ぼくは、旅に出るけれども、いつまでも君を忘れません。さようなら、体を大事にしてください。どこまでも君の友達、青鬼。」

赤鬼は、だまって、それを読みました。二度も三度も読みました。戸に手をかけて顔を押し付け、しくしくと、なみだを流して泣きました。