大蕨の棚田

2008-10-18 | Weblog


 山形県朝日町と言えば 山形りんごの名産地。
無袋りんごの「ふじ」が有名です。

お天気が良いのでドライブ兼ねてを買いに行って来ました。

途中 大蕨の棚田の前を通り過ぎました。
『日本の棚田100選』に選ばれている山形県山辺の大蕨の棚田です
<傾斜度が20分の1(水平距離を20メートル進んで1メートル高くなる傾斜)以上の水田を「棚田」として認定>


「あれ?棚田だ!Back Back」


  
 
あいにくデジカメは持っていませんでしたので携帯で撮りました。今は機械(コンバイン)で刈るのでしょうけれど ここは棚田。機械が入らないからでしょうか?天日干ししてありました。
 

  
 
携帯メールサイズですので鮮明ではありませんが 山の上まで稲杭が並んでありました。下の方から脱穀が始まっております。あと数日でこの棚田の稲作も今年の作業は終わりそうでした。


朝日町のふじりんごは まだ時期的に早いのか売られてはいませんでした。

すべて社交辞令の会話

2008-10-15 | Weblog
 

 彼とファミレスで食事をしていた時

彼が 「あっ、元上司だ。」と言った。
私は振り向くと あちら様は気が付かない様子。
   (こんな安いファミレスに上司が来るの?)

それなのに彼は すぐに立って
「以前は大変お世話になりました。」と言った。

私も慌てて立って
「いつもお世話になっております。」と言った。
  (初対面なのに・・・・)

すると上司は
「んーん、彼女さん美人だね。」と言った。
   (心にも無いこと言って)

すると又彼は
「有難うございます。」と言った。
   (何が有り難いの? おかしくない?)

すると上司は
「今度、二人でうちに遊びにおいでよ。」と言った。
   (本気して 行ってやろうか?)

せっかく楽しく食事をしていたのに 上司さんに会ったお陰で
何となくつまらない食事になってしまった。
みんな社交辞令の言葉だけ・・・・・


 
色紙で折りました。同じ折り方で27個を
組み合わせただけです。

映画『おくりびと』を観て

2008-10-13 | Weblog
 

 映画『おくりびと』を母と観て来ました。

この映画のことをブログに書こうかとPCを開きましたら 
「峰岸徹さん死去」のタイトルが目に飛び込んで来ました。
「おくりびと」に出演しておりましたのに 人の命って分からないものです。
先日も緒形拳さんがお亡くなりになったばかりなのに。。。


『山桜』に続き『おくりびと』も山形が舞台です。

港町酒田の歴史的街並みに加え、視界をさえぎる地吹雪、壮麗な鳥海山、哀調を帯びた白鳥の群れ、遊佐町の月光川を上るサケなど 生と死を演出する自然の素材が映画を引き立てているのでしょうね。
そして「山形に帰ろう」のセリフ、 全てが美しく癒されました。

題名の如く 涙、涙の映画かと思いましたら 前半は 笑い、笑いでした。

社名「NKエージェント」=納棺エージェント

社長の山崎努さんと 新入社員の本木雅弘さんが納棺師役。
 
納棺師とは それぞれの人間が さまざまに生きて来た最期を 優しく包んでくれる納棺の儀式をする人です。
死に装束を着せて、死に化粧を施す。 優しく顔をなでて手を組ませて 死体を整えるのです。
その作法は 茶道の如くスムーズで美しく厳かで 旅たちの儀式にふさわしい動きでした。


私は納棺師と言う職業は知りませんでした。
和尚さんがするのだと思ってました。

もし、私の彼が納棺師だったら 私もその仕事を嫌ったかもしれません。
でもこういう職業の人がいなかったら 亡くなった方をこれほどまでに美しく送ってやれるでしょうか? 
妻や友達から反対されても 誇りを持って仕事を続けたことは素晴らしいことだと思いました。

ラストシーンで 本木雅弘さんが小さい時 愛人を作って家出した父(峰岸徹)の納棺をしています。
私はこの時 口に涙が流れ入るまで 自分が泣いてることなど全然感じませんでした。


チェロの音色が全編に流れ 静けさと温かさを表現した地味な映画でした。
映画館から出ても 母とどちらも黙って歩いて帰って来ました。



La楽リゾートHotel グリーン・グリーン

2008-10-05 | Weblog
今年の夏休み友達5人で 宮城県と山形県境にある『La楽リゾートHotel グリーン・グリーン』へ行ってきました。
帰って来てからも 家の中で楽しかった事を 事あるごとにしゃべっていたのかも知れません。

すると うちのおばあちゃん(89)には 素晴らしいパラダイスにでも聞こえていたのか 翌週には
「私の友達8人で そのグリーングリーンに行くことになったから 是非一緒に行って欲しいの」
私は「えっ?そんなぁ~」  
「OOOちゃんの宿泊費は全部出してあげるからお願い! 近所のおばあちゃん達と、俳句の仲間 8人だけだから。。。」と。
私は「申し込みも シャトルバスまでの送迎も全部してあげるから 私は行かないわ」
すると切り札「ボランティアだと思って。私の冥土の土産なんだから」と言われシブシブお伴することにしました。
(冥土の土産、冥土の土産って 土産が重くて逝けなくなったんじゃないの、と2男さんが笑ってました)

上は97歳から 下は72歳。
みんな元気です。
グリーン・グリーンは 17階まで客室がある大きなホテルです。 大浴場は2F、バイキングは1Fと歩く距離が半端じゃないのです。

それでも 私について  へ。   へ。
良く食べる  よくしゃべる  元気 

私は 退屈した時のための折り紙をたくさん持って行きました。
先月、敬老会で作った 八角形の箱の作り方を教えてあげました。


「今は人生50年×2で100歳までは大丈夫ね」と言いましたら
97歳のおばあちゃんに「私、あと3年しかないの?」と言われてしまいました。
素晴らしい言葉です。

ボランティアのはずが 私も十分に楽しんで帰って来ました。



くちこみブログ集(国内旅行)by Good↑or Bad↓ La楽リゾートホテル・グリーングリーン〔宮城県〕





色目さん? 鈴木異呂目さん。

2008-10-02 | Weblog
数ケ月前に 元校長先生が私の家に野菜を持って来てくださった時の事
「どうぞ お上がりください」と玄関口で勧めましたが
「今から いろめさんを迎えに行かなくちゃならないので」とすぐ帰られてしまいました。
私は「色目さん?」「???」

その後 また校長先生にお会いした時に
「色目さんって どんな方ですか?」と尋ねましたら
「川柳の先生で 人生途中で視力を失い 他人から『色目ばかり使っているから 失明したんだぞ』なんて冗談半分で言われたのを逆手に取って ペンネームを『異呂目』と当て字を使って句を作っているすばらしい人だよ。」と話されました。

その話をお聞きした数日後 地方新聞の新刊案内に『みちくさ 鈴木異呂目』がふと目に入りました。

早速 本をお借りして来ました。

川柳は全然分からない私ですが ちょっと心に止まった句をあげてみました。

    一病息災筋書き変える途中下車

    一病息災そんな気やすめには乗らぬ

    釈迦の掌の中で人間ごっこする

    急がねば秒針夢を消しに来る

    徒長枝また切りたがる花鋏

    どう見ても蟻の死に場所見当らぬ

    かたつむりだって明日を追っている

    ちょっぴり不幸ほどほどに生きている

    中流を見事に包む羽根布団

    シナリオに書いてなかった運不運

    頼りにはならぬ男はよくしゃべる

    わたし以上わたし以下でもないわたし