金子兜太

2014-11-16 | Weblog

私のおばあちゃんは 大正8年生まれです。

よって今年95歳

金子兜太さんも 同じ大正8年生まれ そして俳人

 

おばあちゃんより 金子兜太の 「私はどうも死ぬ気がしない」 と言う本を買って来て・・・・と千円預かった。

 

おばあちゃんは この本を一晩で読み終え 私に こう言った。

「私ね、俳句大会で賞を頂いたとき この金子兜太さんが選者だったのよ。 その時 握手もしてくれたのよ。 私と同じ歳だし 第一「私はどうも死ぬ気がしない」 そう思っているところが 私と似てるのよね」と。

私は「死なないの? そんなことないよ。 宇野千代だって 私は死なないような気がする、と言っておきながら死んだじゃないの」と言ってしまった。悪いこと言ってしまったと後悔した。 うちのおばあちゃんも「自分だけは、死なないような。。。」と思ってるんだなぁ。

いつまでも生きていて欲しいよ。


青虫君

2014-11-08 | Weblog

某新聞の連載小説の挿絵に「あおむし君」の似顔絵が載っていました。

私の家のあおむし君は

小説には こう書いてありました。

「揚羽蝶の幼虫をじっくりと見るのは初めてで、身体のビロードのような黄緑色がきれいで以外と可愛らしい、と しげしげと眺めた。

頭の模様が、まるでミシン刺繍みたい。

黒い線で描かれた模様の端に目のような黒い丸が付いているが、これは鳥などを脅かすための擬態で、ほんとうの目は鼻先のように見える頭の部分の左右に、ごく小さく六個ずつ付いている。

新幹線のような姿形をした人差し指大の青虫は、山椒の葉をもりもり食べては、すぐに黒い糞をする。

夜行性なのか、昼間は眠っていることが多い。   飽かず眺めていると、親しみが湧き、〝青虫君〝と君付けで呼びたくなるほどだった。

青虫の天敵はアシナガバチなんだって・・・・


 


私は、新聞を流し読みしてたら ふと はらぺこあおむし君が目につきました。

挿絵が あまりにも 先日、柑橘類の葉に付いていた青虫君とそっくりだったのに ビックリ!  その日だけですが その小説部分を読んでみました。

私は 「クロアゲハの幼虫を見て 私と同じ心境になる人も居るんだわ」と その作者にとても親近感を感じました。

 

今日の 我が家の青虫君です。↓