情報格差=所得格差

2007-08-28 | Weblog
 

 先日、某銀行の資産運用セミナーに行って来ました。

  今は 円高株安、最悪の時です。
 私が最悪なんて言うほど 流動資産はありませんが。 
 株だって 自分の太くて ごっつい膝かぶが 左右に二つ。
 銀行預金と言っても 月収の○倍、それに 僅かな投資信託を 数本持っているだけですから・・・・・


  銀行の勧誘員から『投資信託セミナーあるから来てみないか?』と声をかけられたのがきっかけ。
台風並の大雨と風の中 ホテルの会場までで行きました。
周りは大金持ちのおじさま、おばさま方ばかりに見えました。

 『ゆとりある人生を送るには、老後に、いったいいくら必要だろう』からスタート。
 
夫婦の老後のモデルケースを示されたら 65歳~70歳で死なないと 暮らしていけないような不安に襲われました。

 銀行に定期預金してても利息は0.35%と無い同然。  
 日本もデフレから やっと抜け出し インフレは 地方では感じられなくとも 今はインフレ。
日銀も金利を上げるとか まだ早いとか。
アメリカは最高の景気で 金利を何度も上げる、そうすれば 円キャリー取引が活発化。
 しかし8月の世界同時株安で 昨年、今年前半までのような いつまでも円安株高は続かない、円は もう122円なんてならないだろう。112円~117円に落ち着き 日本株も そこそこに落ち着き これからの資金の流れは 株式の正反対の債券に移るだろう、との話しであった。 要するに 株式、債券、REITなどに分散投資の投資信託と 変額個人年金に投資しておくことが一番と言う話しのようだった。
『絶対儲かる』は誰にも分からない。ハラハラドキドキするよりは 分散投資をしておいて下さい。だって


 頭では よーく分かりました。

 帰りに 私の隣りの席に座った 私くらいの若い人(?)と 歩きながら ホテル玄関まで来ましたら まだ雨がザーザーでしたので 「何で来たの?」と聞いたら「歩いて」と言うので 「送ってあげるよ」と私は、いつもの馴れ馴れしさで言ってしまいました。
歩いて来たわりには2~3㌔程離れており 私の家と反対方向でした。
車を降りる時 「私、車を持ってないの,その分で投資信託を買っているの」と言うのです。
『あ゛ぁぁぁ見習わなくちゃあ゛ぁぁぁ~』

 
 
 

落ちてくるナイフは 床に刺さってから・・・・・・

2007-08-18 | Weblog
 
 先日 定期預金が満期になりました。
銀行員に勧められて また 投資信託を買いました。

本当に少額ずつの 投資信託を数本持っております。

 ところが このお盆中 ガガガガ~ン

 私みたいな知識のない人間が 欲を出して 投資信託など買うから
私の資産は 半額近くに目減り


 『鴨ネギファンドなど無いんですね。』

アメリカの『サブプライムローンショック』がきっかけらしいですが
なぜ日本まで イヤ全世界中が 株急落・円急騰 になるのか理解出来ない私です。

 投信も ここ1ヶ月半で8.15%の下落とか。
私は 銀行の定期預金より率の良い投信に5%の期待をよせました。
ところが マイナス8.15%
 
 投信は 国内・海外の株式や債券や不動産に分散して 長期に持つ事が
良いと聞きましたので 分散して投資しましたが 軒並み下落です。
インドのも 中国のもです。
今月末に分配金が出るはずのも 諦めかな~

これからも 先行き不透明? 
でも 私は 損切りなどしないで ガマン!ガマン!
このまま そっとしておくつもりです。

 『落ちてくるナイフは 床に刺さってから抜くとケガはしませんからね。』






魚板 と 木魚の違い。

2007-08-09 | Weblog
 
 先月 高野山に行った時 自分にお土産を買いました。
(私は 自分が頑張ったなぁ、と思う時は 自分にご褒美をやることにしています。
ほとんどケーキですが・・・・・)

 今回の旅行の自分へのお土産は 写真の魚板です。
大きさは 頭から尾っぽまでで60センチ位 重さは 4キロ位です。

 高野山のお土産屋さんで 見つけました。
弟から『何?~ こんなの買うの?』
兄からは『おいおい! またこんなの 見つけて何するの?』
兄弟からは批判の目。

 私は一日目から4㌔の魚を背負って旅行するわけには行きません。

今晩 ここに泊まるのだから 明日 考えよう。

バスの中でも 『一つしかなかったから 明日まで売れてるよ!』
『明日は値段が倍かも』 とさんざんバカにされました。

 翌朝 そこの店に入るなり まっすぐ 昨日下げてあった所に行った。
『オー あったぁ!』
私は迷わず買いました。宅配をお願いしました。

 さすが兄は そっと見に行ったのか 母に『あの魚板 売れて無いよ。残念がるだろうにぃ』と小声で言ったそうだ。
母は『いや OO子が買ったんだよ』

  そんな経緯で魚板は 今 私の部屋で 私を楽しませてくれています。

魚板は よくお寺に下がっていますが なぜ お寺なの?

 私の高校の時の国語の先生が お寺の息子さんでした。
合宿などで 先生の実家のお寺の本堂に泊まったこともありました。

 その時の話し
『お寺で 「お昼の食事ですよー」、と修行僧を呼ぶとき 魚板を打つんだ。
ある時 ある小僧さんが 「私たちは毎日 精進料理ばかりで 魚や肉に縁が無いのに なぜ魚板を打つのか?」と和尚さんに聞いたそうだ。
そしたら 和尚さんが 「お寺の池を見なさい。大きな鯉がいるでしょう。
その鯉にエサをやる時 ポンポンと手を打つじゃないか。すると鯉は集まって来る。
その鯉からのヒントで 魚板が出来たらしいよ」と言った。

 私は その時『魚板は分かったけど では木魚は?』と聞きました。
すると先生は  
 『木魚はねぇ。 魚には瞼が無いんだ。眠くても瞼が無いため寝れないのだ。 ひと晩中 仏さまを眠らないで守っていられる魚が使われたんだ。修行に精進することの象徴であったためかもね・・・』 そう教えてくれたのを 思い出しました。

私は やっぱり この魚板を買って来て良かったと思っています。
この次は 木魚を買おう!(仏壇が無い)

『トントントン、トントントン』木魚のような いい音がします。