THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
豊富な経験と知識から【経営】【アポ無し行動学】を伝えていきます。

不景気、営業、BPO、社会のフラット化

2009-08-12 21:00:14 | Weblog
不景気、営業、BPO、社会のフラット化。その4つのエレメント(要素)

が今同時に動き出そうとしてる。

不景気により、営業の一部分の業務を

他社に委託(アウトソーシング)していた企業が

このご時世で、予算が取りづらくなって、そのアウトソーシング

を集約もしくは撤退の動きを見せてる。

通信系では、NTTやKDDIの光回線。

IT系では、マイクロソフトなど。

マイクロソフトは、グーグルなどの無料ソフトなどに押されてる

と言う要因がある。ここ最近、皆さんが勤務してる会社に

マイクロソフトから頻繁に電話がかかると思う。

これは、WINDOWS7優待キャンペーンや、オフィスキャッシュバック

キャンペーンだと思う。なぜかと言うと、マイクロソフトは今

業務委託してる会社が複数あり、それを集約もしくは縮小を

しようとしてる。だから、業務委託されてる会社同士が、

争ってて営業をかけるので、今のこの現状が起きてる。


俺が以前勤務していた、会社は業務委託契約と代理店契約を

平行して結んでいたので、2,3週間前に他の人間が電話した

リストを再度かけると言うしつこい営業をしていた。



ここで【業務委託】契約と【代理店】契約を説明したいと思う。

マイクロソフトから【業務委託契約】を結ぶと、営業する際

「マイクロソフトの○○ですが・・・」とマイクロソフトの名前

が使える。

しかし、代理店契約は、

「マイクロソフトの代理店の○○社です・・・」とマイクロソフトの

社名を正面から使えない。

これが、【業務委託契約】と【代理店契約】の違い。

あとは、その業務に対し、【業務委託契約】は、月々○○万円が

委託する会社(この場合マイクロソフト)から支払われる。


しかし、【代理店契約】だと1件受注する毎に、○万円と言う具合に

フルコミッション契約になる場合が多い。


話は戻るが、だから以前勤務していた営業会社では、マイクロソフト

のプロジェクトに関わる人間が、激しいノルマを課せられていた。



今勤務してる会社は、KDDIの代理店。しかし、数ヶ月前までは

業務委託契約をしていた。コンスタントに数字を取れないから

業務委託契約を解除され、完全フルコミッションの代理店契約

に切り替えられた。


この業務委託のような

ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)が社会のフラット化

の象徴だと思う。


不景気、営業、BPO、社会のフラット化と言う要素が絶妙に

絡み合い、時代を急激なスピードで駆け抜けてる。

それが、正しいか間違ってるかは、今現時点では分からない。

しかし、その仕組みが人間を蝕んでいるのは間違いない。