THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
豊富な経験と知識から【経営】【アポ無し行動学】を伝えていきます。

県別所得で大阪を分析してみる

2009-08-08 10:29:08 | Weblog
今日は、県別所得から大阪を見て行きたい。


県別一人当たりの所得ランキングは、

1、東京 2、愛知 3、静岡 4、滋賀 5、神奈川 6、三重
7、栃木 8、広島 9、大阪 10、富山

となってる(2006年)

まず大阪の人口は約880万。一人当たりの所得は、

年収308万で全国9位。

しかし、8位の広島が年収約309万と大阪は負けてる。

しかも、大阪と広島の人口を比べると広島が287万人。


大阪は広島に比べ2倍以上の人口がありながら、一人当たり

の所得は負けてる。

効率の悪さを大阪は露呈してると思われる。

その2として、東海地方(愛知県、岐阜県、三重県、静岡県 )

に完全に負けてる。これは、東海地方に自動車やバイクメーカー

が集中してるから、この地域の所得が高いと見られる。


これを踏まえ、大阪の印象は経済的に地盤が弱いのかなと思う。

確かに、大阪発祥に企業にはパナソニックなど多くの企業が

ある。三洋電機も大阪発祥。


大阪は、東京に次ぐ第二位と言う印象が強かったが、冷静に

分析するとそうでも無い。東京の次ぎの都市は、東海地方で

あり、神奈川が東京の次ぎに来る気配は無い。



最近報道が多い、大阪府知事の橋本さんの苦労が分かる気がする。

この都市をコントロールするのは、かなり難しいのが分かると

思う。