政府は十七日、五月に観光目的で来日を計画している台湾の李登輝前総統に対し、ビザを発給せずに入国を認めることを決めた。昨年九月、台湾観光客の九十日間の査証免除措置を決めたのだから、総統を退いて一私人の立場にある李登輝氏に同じ扱いをするのは極めて当然である。それ以外の選択肢はありえない。麻生太郎外相が「別に問題視することではない」と述べ、杉浦正健法相が「(李氏は)もう一般の民間人であり、一般の旅行者 . . . 本文を読む
地元との調整が難航している普天間飛行場の名護市沿岸部への移設案に関して、政府側から滑走路の方向を変更することなどにより地元の理解を得るという打開策が示されているようだ。図は従来案の滑走路の方向と飛行経路の関係と、政府が提示したとされる修正案のそれを比較した琉球新報の図である。修正の結果、直近の集落の民家の真上を通る最悪のコースは回避されそうだ。私は12日に書いた『普天間移設、国と地元で安全・振興 . . . 本文を読む