衣・考

松本衣デザイン専門学校校長・太田が、衣服とその周辺、デザイン他について感ずること考えることを書きます。

原発と臓器移植と・・・・・・・・・・・・・

2011-04-17 09:08:14 | 衣・考

新聞紙面の多くをしめる

大震災の記事に加えて

他の記事が少しずつふえてきました・・・・・・・・・

そのひとつ。

「子供からの臓器移植」がありました。

原発と臓器移植は

同じ問題を抱えていると思います。

臓器移植の方が

「反対!」を

言いにくいかもしれません。「臓器提供を待つ病人」のことを考えると。

わたしは、

「臓器移植」も

原発同様、

人間に扱えないものではないかと考えております。

理由は、

「死」とは、人間個人のものではない、個人が「生死」を決めてはいけないのではないか?

と考えるからです。

さらに「脳死とは何か?」が

いまだ決定されていないのです。

「死を受け入れる」のには、個人的な時間差が大きいですし、

医学者でさえ、考え方はまちまちなのです。

それを、都合よく

「故人の遺志です」とか「親が承諾した」と言うだけの理由でよいのでしょうか?

「技術者による医療」は、

現場ではどんどん進化可能でしょう。「技術」なのですから。

「原発」も。

でも、双方ともに

人類全体とか文化とかがついていけてない、

手には負えない背景、状況が多すぎます。

他にも、人間のつくってしまった技術で

こういうものはあるように思います・・・・・・・・・・・・・・・・・

それを決定するのが

政治であり、文化人であります・・・・・・・・・

それを支えるのは・・・・・・・・・・・・われわれ大衆なのです・・・・・・・・・

 

                                                写真は、ローマ駅のスタンドカフェで、一瞬で!