4月9日「朝日新聞」文化欄「終わりと始まり」;池澤夏樹・・・・・より抜粋です・・・・
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ぼくは「なじらない」と「あおらない」を当面の方針とした。
政府や東電に対してみんな言いたいことはたくさんあるだろう。しかし現場にいるのは彼らであるし、
不器用で混乱しているように見えても今は彼らに任せておくしかない。事前に彼らを選んでおいたのは
我々だから。
今の日本にはこの事態への責任の外にいる者はいない。我々は選挙で議員を選び、原発の電気を
使ってきた(沖縄県と離島を除く)。反原発と言っても自家発電だけで暮らすことを実行した者はいなかった。
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今からのことを言えば、我々は貧しくなる。それは明らかだ。貧しさの均等配布が政治の責務。
・・・・・・・・・・・・略・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(池澤夏樹の言葉は以上)
以下太田です。
原発のことを考えると、
根幹は、出発点は「政策」であると思う。
選挙での「投票」で、われわれは方向を選んでいるのです・・・・・・・
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