現在のバイクのバッテリーは、、、
MFバッテリー、、、メンテナンスフリータイプ(VRLAタイプ)が主流ですが、、、
昔から、、、ずっと、、、乗り続けているよ、、、
とか、、、
最近、古い年式のバイクを購入しました、、、
という方のバイクのバッテリーの中には、、、
この様なタイプのバッテリーが使われているバイクもあります。。。
このタイプのバッテリーは、、、
開放型バッテリーといいます。。。
昔のバイクはみんなこのタイプのバッテリーを搭載していましたが、、、
何時しか? メンテナンスの手間を省く事のできるMFバッテリーに切り替わってしまいました。。。
が、、、まだ現役バリバリで開放型バッテリーを使っている旧年式のバイクも走っています(旧車が趣味の方もたくさんいらっしゃいます)。。。
開放型バッテリー、、、
こちらは日ごろからメンテナンスが必要なバッテリーになります。。。
この写真のバッテリーの場合だと、、、
バッテリー電解液のレベルの確認をしていただきます。
バッテリー、、、充電、放電、、、つまりバイクに取り付けて使用していると、、、
電解液が少量ですが、、、減っていきます。。。
で、、、減ってきたら補充、、、補水をしなければいけません。。。
その目安が、、、
アッパーレベルとロアーレベルの間に入っていればOK なんです。。。(右側紫の矢印間)
なのでロアーレベルに近づいたら、、、アッパーまで補水いたします。
電解液ですが、、、希硫酸が注入されています。
その希硫酸の成分の水分が電気分解と蒸発により電解液が減少しバッテリー外に出てしまうので、、、精製水(バッテリー補充液)を補充します。
バッテリー外に出てしまう、、、のは、このバッテリーの場合は左側(赤矢印)の排気口にホースを取り付けて、、、バイクの下部に放出します。
バイクですので揺れると希硫酸が若干ホースから出る場合もありますので、バッテリーを取り外して補水確認など終わりましたら、確実にホースを装着してください。
ホースが外れていると、、、その付近のバイク部品が希硫酸で腐食してボロボロになる事もあります。。。
このバイクの場合、、、バッテリー上がりで持ち込まれましたが、、、電解液が減り過ぎていて、、、
ロアーレベルを大きく下回っていました。。。
減ったままだと寿命に影響してくるばかりでなく、爆発の原因になるそうですので、、、補水の点検は大事ですね。
上部のフタを外して、、アッパーレベルまで補充して、、、充電を致しました。。。
開放型バッテリー、、、この様なメンテナンスが定期的に必要となります。。。
使用条件やバイクの状態で電解液の減少具合はまちまちですので、、、オーナー様は定期的に点検、メンテナンスをお願いしますね。。。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます