先日ですが、、、このバイクのプラグ交換をしたのですが、、、
250cc4気筒、奥の方は手を入れるのが狭くって、やり難いのですが、、、
でも工具を駆使して自分たちメカは外さないと、、、
なのですが、このバイクのプラグ、、、ネジが硬くってなかなか外れませんでした。
もう、、、途中で廻すのが止まりそうで、ネジがイカレテしまったのかと思うほど硬かったのですが、やっと外す事ができました。
これが外したプラグです。
ネジの部分をよーく見ると、、、黒いカーボンがネジ山に噛みこんでいますね。
これは何でかというと、、、シリンダーで爆発した燃焼ガスがネジの螺旋を昇ってきて、カーボンが溜まってしまったからだと推測します。
プラグをシリンダーヘッドにねじ込み締め付けると、、、雄ネジと雌ネジが噛み合って締まるのですが、雄ネジと雌ネジの隙間はゼロではありません。
そこには隙間が必ずあります。
なので、長期間の使用でカーボンが噛みこんでしまうという事になります。
そしていざ外そうとすると、、、カーボンが噛みこんでいるので外すのが大変だったり、外せなくなったりいたします。
老メカ、今までの長いメカニックの経験で1台!プラグがまったく外す事ができなかったのがあります。
このバイクは400cc4気筒で通勤に使っていて過走行の車両でしたが、プラグのメンテを怠ってたが為に、外せなくなってしまいました。
最近のバイクってそんなに調子を崩す事って無いですよね。
昔はすぐに調子悪くなってしまったりで、修理をする為に一番最初に見るのが プラグ でした。
ですので、年配の方は自分でプラグを交換した事があると思いますが、今のバイクはメンテナンスフリー?と言えるほどなので、プラグも外す事が無い?ですね。
でも、長期間外さないでいると外れなくなってしまう事があるっていうのを知って欲しいですね。
プラグは消耗品で交換が必要です。
自分はネジのカジリ防止にコンパウンドを塗って取り付けをいたします。(これはメカの考え方、経験などで塗る、塗らないは変ってきますが、自分は自分のバイクと向き合っての経験上、塗っています。メーカーマニュアルではまったく油脂を塗らないドライで閉めるようになっていますが。。。)
コンパウンドを塗る事で取り外す時がスムーズなら塗った方が良いと考えます。
ただし締め付けトルクがドライより締まってしまうので、注意が必要かもしれません。
でした。
ネジって難しいですね。
(これは自分の経験からこの様なやり方をしています。必ずしも正解とは限りません。が、経験した中から良い事をしているはずですので、良いと思いますが。。。老メカイシダ)
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