10月2日アップの グリスアップが出来ていれば のつづきになります。
1992年モデル、、、ちょい古セローのリア足の動く部分の部品交換ですが、、、
部品が入荷しました。
交換部品点数、、、イッパイ有ります。。。
注文した部分はスイングアームとリンク本体を残して全部!になりましたので。。。
ではでは、交換作業に入ります。
サイドシールとインナーカラーを外した写真です。
本体にはブッシュが圧入されています。
このブッシュの入れ替えが厄介なんです。。。
いろんな特殊工具を駆使して、、、
外します。
これで全部外れました。
新しいブッシュを、、、
圧入いたします。
それほど硬く嵌っていませんので、今回はプレスを使わず万力で入れることが出来ました。
グリスをたっぷりと塗って、組み付けます。
リンクのコの字の部分も同様にブッシュ交換です。
リンク部分はこれで完成です。
つぎは、、、
スイングアームのピボット部分です。
ここもベアリングではなく、ブッシュが圧入されていました。
リンク部分のブッシュは金属(銅や真鍮?)製でしたが、ピボットのブッシュは樹脂製でした。
樹脂製、、、どうなんでしょう?持ちは??
でもどんなブッシュやベアリングでもグリスが切れてしまったり、水が入ってしまえば、サビが発生し動かなくなります。
でも乗れば動かない部分も無理に動きましので、削れてガタガタになってしまうんですよ。
新品圧入です。
こちらも万力でできました。
ではでは、車体に取り付けいたします。
その前に、、、
ブレーキペダルのシャフト部分をグリスアップいたします。
スイングアームが外れていますので、やりやすいんです。
特にオーナー様に言われている訳ではありませんが、今やっておけば気持ち良くまた長く乗れますし、、、老メカ気になるとやらずには。。。
それではフィニッシュに!
取り付けのシャフトも傷みがあります。
本来、リンク部分の動く所は、ブッシュとインナーカラーが動くのですが、サビなどで動かなくなるとインナーカラーとシャフト部分で無理動こうとするので変なところが削れてしまいます。
新品シャフトで組み付けです。
今回の修理はチェーンスライダーの交換作業だったのですが、、、
大掛かりな修理に発展してしまいました。
グリスニップルから定期的にグリスを圧入していれば、延命が出来ますのでこれからはグリスアップをいたしましょう。
そのグリスニップルですが、、、
メーカー欠品1ヶ月。。。でした。
また取り付けいたします。
交換した部品です。
おしまい。。。
趣味でモトクロスをしている方などは、ご自分でステムやリンクのグリスアップやサスのオーバーホールをやられると思いますが、公道走行の市販車も悪くなくても1回くらいは全バラにしてグリスアップをすると、もっと良くなると思いますよ。
老メカ、今までの自分のバイクは新車でも分解してグリスアップをしてきました。
2004XR650R新車のグリスアップ。
これも新車でグリスアップです。
いつもこんな事やっていました。
このTTR125LWも定期的にオーバーホールを。
そんな経験からのアドバイスです。
老メカのひとりごとでした。
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