昨夜、NHKの報道特集を見て強い衝撃を受けました。それは原爆が落とされた、広島と長崎の被害状況を米軍の兵隊が当時禁止されていた私的目的で撮影しそれを内緒でアメリカに持ち帰り、ずっと封印していたものを46年を経て公開しアメリカ国内でいっぱい批判を浴びながらも写真展を開催し日本でも開催したという内容でしたが、その写真の中で撮影者自身も一番心に残った一枚が”火葬場の少年”というものです。その写真を見た私は思わず涙があふれてきました。死んだ幼い弟をおんぶひもでおんぶし、直立不動で唇をしっかりと真一文字に結び一点を見据えているのです。その少年の顔は少年というより青年のようなりりしさがありその真っすぐに伸びた足や姿勢からは、いいようのない悲しさを通り越した何かが、見ていた私の心に響いたのです。ナレーションでは結んだ唇からは、血がにじんでいたそうです。こんな悲惨な現実がつい63年前の夏にあったんですね。こういう人達の悲惨な犠牲のおかげで今の私達の幸せがあるんだという事を私達は決して忘れてはいけないと痛切に思いました。
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