ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

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選挙事務所突入、元組員を逮捕…殺害でも追及

2011-01-17 18:17:42 | Weblog
選挙事務所突入、元組員を逮捕…殺害でも追及 2011年1月17日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110116-OYT1T00238.htm
 茨城県議選の投開票が行われた昨年12月、石岡市選挙区から立候補し、当選した戸井田和之さん(46)の選挙事務所に保冷車が突っ込み、叔父の利雄さん(62)がひかれて殺害された事件で、県警捜査本部は16日午前、住所不定、元山口組系暴力団組員設楽啓一容疑者(43)を器物損壊と窃盗の疑いで逮捕した。
 調べに対し「知りません」と話し、容疑を否認しているという。
 設楽容疑者は戸井田さんと面識があったといい、2人の間に何らかのトラブルがあったとみて、捜査本部は殺人容疑も視野に事件の全容解明を進める。
 同日午前には、石岡市内の暴力団事務所などを家宅捜索した。
 発表によると、設楽容疑者は昨年12月11日、同市内の運送会社の駐車場から保冷車を盗んだうえ、同12日午前10時35分頃、戸井田さんの選挙事務所に数回にわたりバックで突っ込み、事務所やフェンスの一部を損壊した疑い。
 利雄さんは保冷車を制止しようとしてはねられ死亡した。




 県議会議員選挙当日に選挙事務所に保冷車を何度も突っ込ませて立候補者の伯父を殺害した犯人が逮捕されました。
 このような民主主義の根幹を揺るがすような反社会的勢力が跋扈することは絶対に許されませんし、厳しく追及&厳罰が下されることを願ってやみません。

阪神大震災16年 人入れ替わり、神戸市は新住民4割

2011-01-17 06:12:04 | Weblog
阪神大震災16年 人入れ替わり、神戸市は新住民4割 2011年1月17日 朝日
http://www.asahi.com/national/update/0116/OSK201101160114.html
 6434人の命が奪われた阪神大震災から、17日でまる16年となる。10万棟を超える建物が全壊した被災地は、震災復興土地区画整理事業が近く完了する見通しとなり、街づくりにひとつの区切りを迎えた。ただ、復興公営住宅の独居の高齢者が全世帯の4割を占めるなど、新たな課題も生じている。
 神戸市では震災後に転入・出生した新住民が37.7%(昨年11月時点)を占め、震災の体験や教訓を、どう語り継ぐかも問われる。
 兵庫県宝塚市を流れる武庫川の中州では16日夜、震災からの街と心の再生を願ってつくられた石積みのオブジェ「生(せい)」が、市内で亡くなった人の数と同じ118本の懐中電灯でライトアップされた。



 そうですか…。あの大地震からもう16年が経つのですね…。当時私が住んでいたところでは震度3でしたが、まだまどろんでいる時に急に揺れた時は本当に吃驚しましたし、沢山の方がお亡くなりになられたあの大震災は今でも忘れることができない嫌な記憶ですが、時代の流れの激しい現代で、この体験や教訓をどう語り継いでいくかがまさに問われるところだと思います。

本宮市長に高松氏初当選

2011-01-17 06:11:13 | Weblog
本宮市長に高松氏初当選 2011年01月17日 日経
 本宮市長に高松氏初当選(福島県、投票率43.73%)
当 7899 高松義行(56)無新
  2759 大塚一成(54)無新


 福島県本宮市は、2007年1月に本宮町と白沢村が合併して誕生した人口3,1万人程の郡山市に隣接する小さな市で、市長選は平成6年4月当時の本宮町長選挙で「町政を変えよう」のスローガンで立候補して5期20年務めた当時の町長を破って初当選後、初代市長も務めた佐藤嘉重氏が立候補を見送ったため、市長選は高松義行氏と大塚一成氏による新人同士の一騎討ちとなりましたが、
 市議会議長の経験を生かし現場主義を貫いて市民が主役のまちづくりを進め、財政健全化や農商工振興、市民サービス向上などに取り組むと訴えた高松義行氏が7899票を獲得し、
 市長給与6割削減など市の財政改革を強調すると共に、。公約として人口増加へ白沢地区の分譲地開発、生活困窮者対策などを訴え2759票を獲得した不動産仲介会社長の大塚一成氏
 にトリプルスコアに近い大差をつけて見事初当選を決めました。
 新市長に就任する高松義行氏はどのような市制運営を行ってくれるのでしょうか…。

長岡京市長 小田氏3選 駅整備など訴え、新人小原氏破る

2011-01-17 06:07:26 | Weblog
長岡京市長 小田氏3選 駅整備など訴え、新人小原氏破る  2011年1月17日 京都
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20110116000094
 任期満了に伴う長岡京市長選は16日に投票、即日開票され、無所属現職の小田豊氏(66)=民主、自民、公明推薦=が、共産新人の前長岡京市議小原明大氏(33)を大差で破り、3選を果たした。
 小田市政の評価を問う二極選挙で、阪急長岡天神駅周辺整備や少子高齢化対策などが争点になった。
 小田氏は2期8年の実績や市政の継続を強調し、阪急新駅などを中心にした交通網整備推進などを訴えた。幅広い政党のほか、連合京都や各種団体の推薦を受け、厚い支持基盤で票を積み上げた。
 小原氏は、保育所の増設や府営水道の水量見直しによる料金値下げなどを掲げ、市政刷新を訴えたが、支持が広がらなかった。
 統一地方選を控え、京都府内で今年初の選挙。市議補選(欠員2)も同時に行われ、国会議員や府議も駆け付けて党を挙げた選挙戦を繰り広げた。
 当日の有権者数は6万3840人。投票率は過去2番目に低い35・92%で、前回(44・65%)を8・73ポイント下回った。

★京都府 長岡京市 市長選挙結果
当 15269 小田 豊(66)無現=民主、自民、公明推薦
  7361 小原明大(33)共新
 



 長岡京市は、京都府の南西に位置する人口8万人程の市で、市長選は現職に共産党の新人が挑戦しましたが、
 2期8年の実績や市政の継続を強調すると共に、阪急新駅などを中心にした交通網整備推進などを訴えた現職で民主・自民・公明が相乗り推薦した現職の小田豊氏が15269票を獲得し、
 保育所の増設や府営水道の水量見直しによる料金値下げなどを掲げて市政刷新を訴え7361票を獲得した33歳の若手小原明大氏 にダブルスコアの大差をつけて再選を決めました。
 ん…。京都は共産党が善戦する地域ですし、33歳という若手が立っただけに、もう少し競った勝負になるかとも思いましたが、やはり2大政党が相乗り推薦する現職は強し。
 再選を決めた小田氏は次の4年間でどのような市制運営を行ってくれるのでしょうか…。

阿久根市長に新人・西平氏…竹原氏落選

2011-01-17 05:59:47 | Weblog
阿久根市長に新人・西平氏…竹原氏落選 2011年1月17日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110116-OYT1T00544.htm
 解職請求(リコール)成立に伴う鹿児島県阿久根市の出直し市長選は16日、投開票され、新人の養鶏業・西平良将氏(37)(無所属)が、前市長・竹原信一氏(51)(無所属)を破り、初当選した。
 議会などと対立を深め、混乱が続いた竹原市政に対し、有権者は住民投票に続き不信任を突きつけた。投票率は82・39%(前回82・59%)だった。
 竹原氏は「西平氏に負けたのではなく、市職員労働組合に負けた。彼らの人数、お金の力に、住民の改革(を求める声)が及ばなかった」と語った。

「竹原流」に終止符…混乱招いた代償大きく 2011年1月17日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110116-OYT1T00632.htm
 議会を開かず専決処分を繰り返し地方自治の根幹を揺るがした「竹原流改革」の是非が問われた鹿児島県阿久根市の出直し市長選。
 16日の投開票で3選を目指した前市長・竹原信一さん(51)は敗れ、市長解職請求(リコール)運動を進めた新人の西平良将さん(37)が当選した。
 「西平氏にではなく、市職員組合に負けた。今回の選挙は彼らの力が大きかった」。竹原さんは憮然(ぶぜん)とした表情で敗戦の弁を語った。最大の焦点になった専決処分に関する質問に「報道が選挙結果に影響した」などと批判を繰り返したが、「政治家を続けていくのか」との質問には「分からない」と述べ、約6分で記者会見を打ち切った。
 竹原さんは昨年12月の住民投票で失職後も、バイクで市全域を回り、一人でチラシ約9000部を配った。告示後は「自分のファンばかりに訴えても意味がない」と集会はほとんど行わず、選挙カーで市内を回って、公務員の厚遇批判などを展開。「改革ができるのは私だけ」と訴えたが、市政の混乱を招いた代償は大きかった。

★鹿児島県 阿久根市市長選挙結果
当 8509 西平良将 無新
  7645 竹原信一 無前




 3年にわたる相次ぐ市制の混乱や市長やその市長が指名した自称副市長の暴走もあり、人口2.3万人の地方都市としては異例の注目を集めていた阿久根市の市長を決める出直し選挙ですが、新人の西平良将氏が現職の竹原信一氏に864票差とリコール投票の時よりも票差をつけて見事初当選を決めました。
 それにしても、現職竹原氏の「西平氏にではなく、市職員組合に負けた。今回の選挙は彼らの力が大きかった」という敗戦コメント。もし本気で言っているのだとすれば、やはりこんな短絡的な目線しか持てないお方にはお引き取り願って正解だったのではないでしょうか…。
 市民は氏の独善と暴走を何よりも嫌ったのでしょうし、加えて出直し選挙運動期間中に市長職務代理者で自称副市長の仙波敏郎氏が、竹原信一氏の文章などを引用した市広報紙の配布予定を、従来の17日から14日に前倒しして配布するように指示したことが発覚し、どちらを支持するか最後まで迷っていた人は、多分この行為に反発して西平良将氏に投票したと見るのが妥当でしょう。
 実は橋下氏が大阪府知事選挙で初当選を決めた選挙でも、当時のライバル候補が批判ビラを直前にばら撒いたことが逆に反発を招き、予想以上の大差で敗れるという騒動もあっただけに、この騒動が発覚した時点で『勝負はほぼ決まったな…』と受け止めていたのですが、新しく市長に就任する西平良将氏は、混乱した市制をどう立て直してくれるのでしょうか…。
 自称副市長の仙波敏郎氏にお引き取り願うなり、他の仕事に移ってもらうのは当然としても、官民格差が住民の不満を生んでいるのは事実でしょうし、西平良将氏自身も公約に掲げた議会議員定員の削減など停滞した阿久根市制改革はそれこそやるべきことが沢山残されているだけに、勝利の余韻に浸る余裕もなく、大至急で市制改革に取り組む必要がありそうです。