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たばこは就活にマイナス?=「好感持てない」過半数―人事担当アンケート・厚労省

2011-01-22 07:56:46 | Weblog
たばこは就活にマイナス?=「好感持てない」過半数―人事担当アンケート・厚労省 2011年1月15日 時事通信
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_syushoku_saiyo__20110115_3/story/110115jijiX694/
 新社会人の喫煙に好感を持てない企業の人事担当者は過半数、採用基準として考慮もあり得る―。たばこと就職に関する厚生労働省研究班の調査で、こんな結果が出た。研究班の溝田友里国立がん研究センター研究員は「採用基準になっていなくても、喫煙は就職に何らかのマイナスの影響を与えていると考えられる」と話す。
 調査は昨年6月、企業の人事担当者2246人に依頼し、838人から回答を得た。回答者の4分の3が男性で、喫煙者が24%、過去喫煙していた人が35%、非喫煙者が41%だった。
 新社会人の喫煙に関する印象は「好感が持てない」が25%で、「どちらかといえば」を含め56%。「どちらともいえない」が43%で、好感が持てるとしたのはごく少数だった。
 新卒採用時に喫煙が影響する可能性は、「ある」と「少しはある」を合わせ49%、「ない」が51%で五分五分。
 「非喫煙者」を採用基準の一つとすることをどう思うかでは、85%が「妥当」「業種によっては妥当」と回答。自らの会社については、「採用基準としてよい」「考慮しても
よい」が53%で、「取り入れる必要はない」の44%を上回った。 




 う~ん。ごくごく個人的な意見を述べるならば、営業職や顧客と直接接するお仕事をする方は、嫌煙派のお客様と接する可能性も想定(ノンスモーカーから見ると、タバコを吸う人が吐き出す息というのは思いのほか気になるものです)し、喫煙者ならタバコを控えるなり、あるいはニコチンの匂いがしないようにこまめに歯磨きをするなり、接客の前に匂いを軽減するガムを噛むなり、相手への最低限の配慮は必要かと思いますし、もし甲乙つけがたい人材が2人いて片方は非喫煙者もう片方はヘビースモーカーだったとして、そのどちらか1人だけ採用する必要があるのならば、私も前者を採用しますね…。
 まあ、学生時代ヘビースモーカーだった方の場合は、そう簡単にタバコを辞めるのも難しいと思いますが、吐く息がニコチン臭いという実にしょうもない理由で商談を取り損ねたらこれ程バカバカしい話もありませんし、禁煙するかどうかは別にしても、世間にはタバコの煙そのものよりも相手の吐く息の方が気になるという人は現存するだけに、こちらはどちらかといえば相手への気配りの問題ではないかと思います。