掛川市長に松井氏 現職破り初当選 2009年04月20日 静岡
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090420000729.htm
任期満了に伴う掛川市長・市議選は19日、投票が行われ、即日開票の結果、現職と新人の一騎打ちとなった市長選は、元県議の新人松井三郎氏(62)が再選を目指した戸塚進也氏(69)を破り、初当選した。得票数は松井氏が40238票、戸塚氏は26657票。投票率は73・69%だった。
静岡県掛川市は、2005年4月に旧掛川市と大東町・大須賀町が対等合併してできた、県西部の人口11.8万人の市ですが、市長選は、元々は国会議員出身で、2005年の新制掛川市誕生を機に市長を目指し立候補して、当時の榛村純一市長を破り当選して1期4年務めた現職の戸塚進也氏に対して、新人の松井三郎氏が挑戦する形となったのですが、『医師や財源の確保の確実性』も検討課題に挙げた新人の松井三郎氏が40238票を獲得し、1期目から関わった実績を強調した現職の戸塚進也氏(26657票)を大差で破り初当選を決めました。
掛川市は、市の総債務残高が約1000億円近くになるそうで、新人の松井氏は「市職員の士気が低下し、場当たり的な旧来型の政治」と批判し、行財政の改革と一層の市の情報公開を訴えることで無党派層を取り込んだことに加えて旧大東町・大須賀町でも都市計画税の課税範囲や課税率の見直しに言及したことで、旧町部の支持を得たのに大して、現職の戸塚氏は「私が市長にならないと病院が宙に浮く可能性もある」と訴えたことが逆に市民に反感を買った模様。
掛川市には、先にあげた債務削減問題の他にも、袋井市との市民病院統合問題や駅前再開発問題など、問題が山積していますが、新市長はどのような市政運営を行なってくれるのでしょうか。
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西伊豆町長に藤井武彦氏が初当選 2009年04月20日 静岡
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090419225048.htm
任期満了に伴う西伊豆町長・町議選は19日、投票が行われ、即日開票の結果、町長選は新人の元町議会議長藤井武彦氏(65)が現職の藤井安彦氏(66)を破り、初当選した。得票数は藤井武彦氏が4318票、藤井安彦氏が3073票。投票率は85.61%だった。
静岡県西伊豆町は、静岡県東部の伊豆半島西岸にある、2005年4月に旧西伊豆町と賀茂村が合併してできた、人口1万人弱の町ですが、町長選は、旧西伊豆町長で前回は無投票当選した現職の藤井安彦氏に、新人で町議の藤井武彦氏が挑む形となったのですが、「観光をはじめとする各産業の活性化を図りたい」と力説し、「町の閉塞感を打破するために立候補した。リーダーとしてわたしを押し上げていただきたい」と訴えた新人の藤井武彦氏が4318票を獲得し、現職で「新西伊豆町が生まれて4年、町民全体の融和を第一に着実に町政を進めてきた」とこれまでの実績を強調し「少子高齢・過疎化が進む中、財政健全化を基本としたまちづくりに取り組みたい」と訴えた藤井安彦氏(3078票)を大差で破り初当選しました。
こちらは政策に大きな違いはなかったものの、宇久須地区の廃棄物処理施設建設計画への対応をはじめ藤井安彦氏のあいまいな政治姿勢に対する批判票が大差につながったという見方もあるようですが、新町長はどのような町制運営を行なってくれるのでしょうか。
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磐田市長に渡部氏が初当選 2009年04月20日 静岡
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090420000809.htm
任期満了に伴う磐田市長・市議選は19日、投票が行われ、即日開票の結果、元市議渡部修氏(58)、元副市長鶴田春男氏(56)、元財団職員大橋仁満氏(49)の新人3人が争った市長選は、渡部氏が初当選した。得票数は渡部氏が43495票、鶴田氏が37780票、大橋氏が7143票。投票率は67・22%だった。
静岡県磐田市は、2005年4月に旧磐田市と竜洋町・福田町・豊田町・豊岡村が合併してできた、県西部にあり浜松市などに隣接する人口17.2万人の市ですが、前回選挙で当選した鈴木望氏とその鈴木氏と競い合った寺田正捷氏が揃って出馬を見送るという珍しい事態となり、3新人による争いとなったのですが、「改革推進は市長、市役所職員から」と訴え連合静岡の推薦を得た元市議渡部修氏が43495票を獲得し、鈴木市政を継承する姿勢を「シフトチェンジ」と表現し37780票を獲得した元副市長鶴田春男氏、「磐田に新風を」と強調し7143票を獲得した元財団職員大橋仁満氏を破り初当選を決めました。
こちらは、労組の全面支援と個人後援会の草の根運動を両輪とした元磐田市議の渡部修氏が現市政への批判票も取り込む形となり、また鈴木望市長が鶴田氏を支援したため、前回市長選で鈴木市長に惜敗した旧福田町長を支援したグループの一部が渡部氏の支持に回ったようで、渡部氏は旧3町でも急速に浸透。連合とは対照的に民主党は渡部氏に一定の距離を置いたものの、民主支持者の多くが渡部氏支持に回ったことに対して、鶴田氏は自民色が強くなったことが逆に鈴木玄市長の後援者との間に温度差が生まれてしまったことが、渡部氏が新人同士の戦いを制する形になったようです。
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南伊豆町長に鈴木氏が再選 2009年04月20日 静岡
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090419230116.htm
任期満了に伴う南伊豆町長選は19日、投票が行われ、即日開票の結果、現職鈴木史鶴哉氏(68)が新人の造形作家塚本誠二郎氏(64)に大差で再選を果たした。得票数は鈴木氏が3779票、塚本氏が697票。投票率は57・14%だった。
静岡県南伊豆町は、静岡県東部の伊豆半島の最南端にある人口1万人弱の町ですが、町長選は4年前の選挙で大接戦の末、わずか63票差で新人同士の争いを制した現職の鈴木史鶴哉氏に、新人の塚本誠二郎氏が挑む形となったのですが、「町には合併や病院の建て替え問題など、難題が山積している。2期目に向けて全力投球で頑張りたい」とと訴えた現職の鈴木史鶴哉氏が3779票を獲得し、「皆が行政に参加し、美しく輝けるような新しい町を目指そう」と訴えた塚本氏(697票)を大差で破り再選を決めました。
こちらは、告示直前まで無投票ムードが広がっていたようで、町民の関心も低かったようですが、再選を決めた町長はどのような町制運営を行なってくれるのでしょうか。この地域でも賀茂地区の1市3町の合併が検討されているようですが、過疎が進む町として、地域の将来をどう運営していくのかが注目されているように思います。
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伊豆の国市長に望月氏が再選 2009年04月20日 静岡
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090419231306.htm
任期満了に伴う伊豆の国市長・市議選は19日、投票が行われ、即日開票の結果、市長選は現職の望月良和氏(67)が新人の元広告代理店経営浅井邦容氏(68)を大差で破り、再選を果たした。得票数は望月氏が21704票、浅井氏が4340票。投票率は66・51%だった。
静岡県伊豆の国市は、2005年4月に伊豆長岡町・大仁町・韮山町の3町が合併してできた人口5万人弱の伊豆半島北部の市ですが、市長選は、4年前の初代市長選で出馬して、それぞれの町長が出馬した三つ巴の戦いを制した旧大仁町長出身で初代市長となった望月良和氏に対して、新人の浅井邦容氏が挑む形となったのですが、子育て支援策や地域一体化の取り組みなど旧3町合併後の実績を強調した望月氏が21704票を獲得し、観光業の活性化などを訴え、批判票や浮動票の獲得を獲得を狙った浅井氏(4340票)を大差で破り再選を決めました。
まあ、こちらは、実質新任投票に近い状態でしたが、長岡、韮山地区の一部に合併への不満がくすぶり、地盤の大仁地区では、望月氏が旧大仁町長時代を含め首長を5期連続務めたことに対する「飽き」が聞かれはじめているようで、無名に近いライバル候補が予想よりも検討したところは気になるところ。
広域ごみ処理施設の建設地選定やスポーツワールドの跡地活用、医療連携、観光業の活性化など課題は山積していますし、再選を決めた望月良和氏がどう指導力を発揮して市政運営を行なっていくのかが注目されそうです。
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090420000729.htm
任期満了に伴う掛川市長・市議選は19日、投票が行われ、即日開票の結果、現職と新人の一騎打ちとなった市長選は、元県議の新人松井三郎氏(62)が再選を目指した戸塚進也氏(69)を破り、初当選した。得票数は松井氏が40238票、戸塚氏は26657票。投票率は73・69%だった。
静岡県掛川市は、2005年4月に旧掛川市と大東町・大須賀町が対等合併してできた、県西部の人口11.8万人の市ですが、市長選は、元々は国会議員出身で、2005年の新制掛川市誕生を機に市長を目指し立候補して、当時の榛村純一市長を破り当選して1期4年務めた現職の戸塚進也氏に対して、新人の松井三郎氏が挑戦する形となったのですが、『医師や財源の確保の確実性』も検討課題に挙げた新人の松井三郎氏が40238票を獲得し、1期目から関わった実績を強調した現職の戸塚進也氏(26657票)を大差で破り初当選を決めました。
掛川市は、市の総債務残高が約1000億円近くになるそうで、新人の松井氏は「市職員の士気が低下し、場当たり的な旧来型の政治」と批判し、行財政の改革と一層の市の情報公開を訴えることで無党派層を取り込んだことに加えて旧大東町・大須賀町でも都市計画税の課税範囲や課税率の見直しに言及したことで、旧町部の支持を得たのに大して、現職の戸塚氏は「私が市長にならないと病院が宙に浮く可能性もある」と訴えたことが逆に市民に反感を買った模様。
掛川市には、先にあげた債務削減問題の他にも、袋井市との市民病院統合問題や駅前再開発問題など、問題が山積していますが、新市長はどのような市政運営を行なってくれるのでしょうか。
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西伊豆町長に藤井武彦氏が初当選 2009年04月20日 静岡
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090419225048.htm
任期満了に伴う西伊豆町長・町議選は19日、投票が行われ、即日開票の結果、町長選は新人の元町議会議長藤井武彦氏(65)が現職の藤井安彦氏(66)を破り、初当選した。得票数は藤井武彦氏が4318票、藤井安彦氏が3073票。投票率は85.61%だった。
静岡県西伊豆町は、静岡県東部の伊豆半島西岸にある、2005年4月に旧西伊豆町と賀茂村が合併してできた、人口1万人弱の町ですが、町長選は、旧西伊豆町長で前回は無投票当選した現職の藤井安彦氏に、新人で町議の藤井武彦氏が挑む形となったのですが、「観光をはじめとする各産業の活性化を図りたい」と力説し、「町の閉塞感を打破するために立候補した。リーダーとしてわたしを押し上げていただきたい」と訴えた新人の藤井武彦氏が4318票を獲得し、現職で「新西伊豆町が生まれて4年、町民全体の融和を第一に着実に町政を進めてきた」とこれまでの実績を強調し「少子高齢・過疎化が進む中、財政健全化を基本としたまちづくりに取り組みたい」と訴えた藤井安彦氏(3078票)を大差で破り初当選しました。
こちらは政策に大きな違いはなかったものの、宇久須地区の廃棄物処理施設建設計画への対応をはじめ藤井安彦氏のあいまいな政治姿勢に対する批判票が大差につながったという見方もあるようですが、新町長はどのような町制運営を行なってくれるのでしょうか。
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磐田市長に渡部氏が初当選 2009年04月20日 静岡
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090420000809.htm
任期満了に伴う磐田市長・市議選は19日、投票が行われ、即日開票の結果、元市議渡部修氏(58)、元副市長鶴田春男氏(56)、元財団職員大橋仁満氏(49)の新人3人が争った市長選は、渡部氏が初当選した。得票数は渡部氏が43495票、鶴田氏が37780票、大橋氏が7143票。投票率は67・22%だった。
静岡県磐田市は、2005年4月に旧磐田市と竜洋町・福田町・豊田町・豊岡村が合併してできた、県西部にあり浜松市などに隣接する人口17.2万人の市ですが、前回選挙で当選した鈴木望氏とその鈴木氏と競い合った寺田正捷氏が揃って出馬を見送るという珍しい事態となり、3新人による争いとなったのですが、「改革推進は市長、市役所職員から」と訴え連合静岡の推薦を得た元市議渡部修氏が43495票を獲得し、鈴木市政を継承する姿勢を「シフトチェンジ」と表現し37780票を獲得した元副市長鶴田春男氏、「磐田に新風を」と強調し7143票を獲得した元財団職員大橋仁満氏を破り初当選を決めました。
こちらは、労組の全面支援と個人後援会の草の根運動を両輪とした元磐田市議の渡部修氏が現市政への批判票も取り込む形となり、また鈴木望市長が鶴田氏を支援したため、前回市長選で鈴木市長に惜敗した旧福田町長を支援したグループの一部が渡部氏の支持に回ったようで、渡部氏は旧3町でも急速に浸透。連合とは対照的に民主党は渡部氏に一定の距離を置いたものの、民主支持者の多くが渡部氏支持に回ったことに対して、鶴田氏は自民色が強くなったことが逆に鈴木玄市長の後援者との間に温度差が生まれてしまったことが、渡部氏が新人同士の戦いを制する形になったようです。
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南伊豆町長に鈴木氏が再選 2009年04月20日 静岡
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090419230116.htm
任期満了に伴う南伊豆町長選は19日、投票が行われ、即日開票の結果、現職鈴木史鶴哉氏(68)が新人の造形作家塚本誠二郎氏(64)に大差で再選を果たした。得票数は鈴木氏が3779票、塚本氏が697票。投票率は57・14%だった。
静岡県南伊豆町は、静岡県東部の伊豆半島の最南端にある人口1万人弱の町ですが、町長選は4年前の選挙で大接戦の末、わずか63票差で新人同士の争いを制した現職の鈴木史鶴哉氏に、新人の塚本誠二郎氏が挑む形となったのですが、「町には合併や病院の建て替え問題など、難題が山積している。2期目に向けて全力投球で頑張りたい」とと訴えた現職の鈴木史鶴哉氏が3779票を獲得し、「皆が行政に参加し、美しく輝けるような新しい町を目指そう」と訴えた塚本氏(697票)を大差で破り再選を決めました。
こちらは、告示直前まで無投票ムードが広がっていたようで、町民の関心も低かったようですが、再選を決めた町長はどのような町制運営を行なってくれるのでしょうか。この地域でも賀茂地区の1市3町の合併が検討されているようですが、過疎が進む町として、地域の将来をどう運営していくのかが注目されているように思います。
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伊豆の国市長に望月氏が再選 2009年04月20日 静岡
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090419231306.htm
任期満了に伴う伊豆の国市長・市議選は19日、投票が行われ、即日開票の結果、市長選は現職の望月良和氏(67)が新人の元広告代理店経営浅井邦容氏(68)を大差で破り、再選を果たした。得票数は望月氏が21704票、浅井氏が4340票。投票率は66・51%だった。
静岡県伊豆の国市は、2005年4月に伊豆長岡町・大仁町・韮山町の3町が合併してできた人口5万人弱の伊豆半島北部の市ですが、市長選は、4年前の初代市長選で出馬して、それぞれの町長が出馬した三つ巴の戦いを制した旧大仁町長出身で初代市長となった望月良和氏に対して、新人の浅井邦容氏が挑む形となったのですが、子育て支援策や地域一体化の取り組みなど旧3町合併後の実績を強調した望月氏が21704票を獲得し、観光業の活性化などを訴え、批判票や浮動票の獲得を獲得を狙った浅井氏(4340票)を大差で破り再選を決めました。
まあ、こちらは、実質新任投票に近い状態でしたが、長岡、韮山地区の一部に合併への不満がくすぶり、地盤の大仁地区では、望月氏が旧大仁町長時代を含め首長を5期連続務めたことに対する「飽き」が聞かれはじめているようで、無名に近いライバル候補が予想よりも検討したところは気になるところ。
広域ごみ処理施設の建設地選定やスポーツワールドの跡地活用、医療連携、観光業の活性化など課題は山積していますし、再選を決めた望月良和氏がどう指導力を発揮して市政運営を行なっていくのかが注目されそうです。