うるま市長に島袋氏 市政継承 合併を評価 2009年4月20日
沖縄タイムズ http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-04-20-M_1-001-1_001.html?PSID=bb6eee082802d3394b2a2bb9d4bac3f5
琉球新報 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-143426-storytopic-3.html
任期満了に伴う、うるま市長選は19日投開票され、新人で前市議会議長の島袋俊夫氏(56)=無所属、自民推薦=が2万5260票を獲得、元県土木建築部長の首里勇治氏(61)=無所属=に4148票差をつけて初当選した。元与那城町長の具志堅順助氏(67)=無所属=は及ばなかった。当日有権者数8万6893人、投票者数5万4350人、投票率は62・55%。同日行われた市議補選では欠員4人の当選が決まった。
2005年4月の2市2町による市町村合併後、うるま市としては初の投票による市長選となり、合併効果や経済、雇用対策が争点となった。残る6年間の合併特例期間の行政手腕や、市内4地区の地域間格差解消の方法なども問われた。
島袋氏は、現市政の継承を前面に出して選挙活動を展開。新市建設計画の進展状況など合併効果を評価した。経済政策では同市州崎地区への企業誘致をはじめ、雇用促進などを訴えた。出馬表明が2月と出遅れたものの、自民党の推薦や仲井真弘多知事の応援を取り付け、選挙戦終盤で巻き返した。
首里氏は現市政の刷新を掲げ、合併効果の検証を呼び掛けるとともに、県での行政経験をもとに県や国とのパイプを強調。市議会野党をはじめ一部与党を取り込んだが及ばなかった。
具志堅氏は市町村合併に携わった当時の与那城町長としての経歴を打ち出し、行財政改革や観光産業の振興を訴えたが、票を伸ばせなかった。
▽うるま市長選結果
当25260 島袋俊夫 元市議会議長
21112 首里勇治 前県職員
6790 具志堅順助 旧与那城町長
352 金城順正 自営業
沖縄県うるま市は、2005年4月に具志川市・石川市・勝連町・与那城町の二市二町が合併して発足した 県中部に位置する人口11.4万人の市ですが、市長選は、4年前に初代市長に無投票当選した旧具志川市長だった知念恒男氏が出馬を見送ったため、4人が立候補する激戦となったのですが、元市議会議長としての知名度に加え、高い失業率や低い市民所得など市の厳しい経済状況に対する数値目標を示すと共に、「現市政の継承・発展を掲げ、若者の雇用確保、市民協働のまちづくり」を公約として訴えた島袋俊夫氏が25260票を獲得し、「現市政の刷新を掲げ、合併効果の検証」を呼び掛けるとともに、県での行政経験をもとに県や国とのパイプを強調し、市議会野党をはじめ一部与党も取り込んだ前県職員の首里勇治氏(21112票)、「当時の与那城町長としての経歴を打ち出し、行財政改革や観光産業の振興を訴えた」具志堅順助氏(6790票)、自営業で352票を獲得した金城順正氏を破り、初当選を決めました。
合併してまだ4年。しかも合併市町に2つの市が混じっていることもあり、地域への予算配分一つとっても中々議会をまとめるのは大変かと思いますが、新市長はどのような市政運営を行なってくれるのでしょうか。新市長の行政手腕に注目ですね。
沖縄タイムズ http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-04-20-M_1-001-1_001.html?PSID=bb6eee082802d3394b2a2bb9d4bac3f5
琉球新報 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-143426-storytopic-3.html
任期満了に伴う、うるま市長選は19日投開票され、新人で前市議会議長の島袋俊夫氏(56)=無所属、自民推薦=が2万5260票を獲得、元県土木建築部長の首里勇治氏(61)=無所属=に4148票差をつけて初当選した。元与那城町長の具志堅順助氏(67)=無所属=は及ばなかった。当日有権者数8万6893人、投票者数5万4350人、投票率は62・55%。同日行われた市議補選では欠員4人の当選が決まった。
2005年4月の2市2町による市町村合併後、うるま市としては初の投票による市長選となり、合併効果や経済、雇用対策が争点となった。残る6年間の合併特例期間の行政手腕や、市内4地区の地域間格差解消の方法なども問われた。
島袋氏は、現市政の継承を前面に出して選挙活動を展開。新市建設計画の進展状況など合併効果を評価した。経済政策では同市州崎地区への企業誘致をはじめ、雇用促進などを訴えた。出馬表明が2月と出遅れたものの、自民党の推薦や仲井真弘多知事の応援を取り付け、選挙戦終盤で巻き返した。
首里氏は現市政の刷新を掲げ、合併効果の検証を呼び掛けるとともに、県での行政経験をもとに県や国とのパイプを強調。市議会野党をはじめ一部与党を取り込んだが及ばなかった。
具志堅氏は市町村合併に携わった当時の与那城町長としての経歴を打ち出し、行財政改革や観光産業の振興を訴えたが、票を伸ばせなかった。
▽うるま市長選結果
当25260 島袋俊夫 元市議会議長
21112 首里勇治 前県職員
6790 具志堅順助 旧与那城町長
352 金城順正 自営業
沖縄県うるま市は、2005年4月に具志川市・石川市・勝連町・与那城町の二市二町が合併して発足した 県中部に位置する人口11.4万人の市ですが、市長選は、4年前に初代市長に無投票当選した旧具志川市長だった知念恒男氏が出馬を見送ったため、4人が立候補する激戦となったのですが、元市議会議長としての知名度に加え、高い失業率や低い市民所得など市の厳しい経済状況に対する数値目標を示すと共に、「現市政の継承・発展を掲げ、若者の雇用確保、市民協働のまちづくり」を公約として訴えた島袋俊夫氏が25260票を獲得し、「現市政の刷新を掲げ、合併効果の検証」を呼び掛けるとともに、県での行政経験をもとに県や国とのパイプを強調し、市議会野党をはじめ一部与党も取り込んだ前県職員の首里勇治氏(21112票)、「当時の与那城町長としての経歴を打ち出し、行財政改革や観光産業の振興を訴えた」具志堅順助氏(6790票)、自営業で352票を獲得した金城順正氏を破り、初当選を決めました。
合併してまだ4年。しかも合併市町に2つの市が混じっていることもあり、地域への予算配分一つとっても中々議会をまとめるのは大変かと思いますが、新市長はどのような市政運営を行なってくれるのでしょうか。新市長の行政手腕に注目ですね。