ドラえもん:無断で漫画化…男性が売上金の一部支払い 2007年5月30日 毎日夕刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070530k0000e040042000c.html
藤子・F・不二雄さんの人気漫画「ドラえもん」の「最終話」を無断で漫画化、販売していた男性(37)に対し、発行元の小学館と藤子プロが、重要な著作権侵害にあたるとして警告し、男性は「二度とこのようなことはしない」と謝罪。売上金の一部を藤子プロ側に支払っていたことが分かった。
小学館によると、男性が漫画化した最終話は、「電池切れで動かなくなったドラえもんを、ロボットの研究者となった未来ののび太が生き返らせる」というストーリー。藤子・F・不二雄さんは96年に死去したため最終話は作られていなかったが、インターネットや口コミで同様のストーリーが広まっていた。
男性は05年秋ごろから、このストーリーをもとに「田嶋・T・安恵」のペンネームで、20ページの漫画冊子を作成。1冊約500円でインターネットや秋葉原の書店で販売し、約1万3000部を売っていたという。
確かに、こういった商品を放置しておくことは、アニメキャラクターのイメージにも少なからぬ影響を及ぼしかねませんし、あまりにも悪質な場合には、取り締まるのもわからなくもないのですが、人気のあるアニメには大概成人向けのアンソロジーコミックといった分野があることも事実ですし、こういった分野を全て取り締まることになると、今度は表現の自由との兼ね合いが難しくなっていくと思います。
まあ、このケースの場合は、田嶋・T・安恵の作品に感化されたファンの手によって、作品がフラッシュムービー化され、現在でもそのアニメがYouTube等で見ることができるなど、一種の社会問題化までしている(私自身、ウィキペディアに『ドラえもんの最終回』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%81%88%E3%82%82%E3%82%93%E3%81%AE%E6%9C%80%E7%B5%82%E5%9B%9E というページまで作られていることを知り、この問題の根の深さに今更ながら吃驚しています)ようですし、普通はここまでおおっぴらにもめることは少ないのではないかと思いますが、同人誌作りをしている人にとっては、自らの創作活動を脅かす怖い事実なんでしょうね。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070530k0000e040042000c.html
藤子・F・不二雄さんの人気漫画「ドラえもん」の「最終話」を無断で漫画化、販売していた男性(37)に対し、発行元の小学館と藤子プロが、重要な著作権侵害にあたるとして警告し、男性は「二度とこのようなことはしない」と謝罪。売上金の一部を藤子プロ側に支払っていたことが分かった。
小学館によると、男性が漫画化した最終話は、「電池切れで動かなくなったドラえもんを、ロボットの研究者となった未来ののび太が生き返らせる」というストーリー。藤子・F・不二雄さんは96年に死去したため最終話は作られていなかったが、インターネットや口コミで同様のストーリーが広まっていた。
男性は05年秋ごろから、このストーリーをもとに「田嶋・T・安恵」のペンネームで、20ページの漫画冊子を作成。1冊約500円でインターネットや秋葉原の書店で販売し、約1万3000部を売っていたという。
確かに、こういった商品を放置しておくことは、アニメキャラクターのイメージにも少なからぬ影響を及ぼしかねませんし、あまりにも悪質な場合には、取り締まるのもわからなくもないのですが、人気のあるアニメには大概成人向けのアンソロジーコミックといった分野があることも事実ですし、こういった分野を全て取り締まることになると、今度は表現の自由との兼ね合いが難しくなっていくと思います。
まあ、このケースの場合は、田嶋・T・安恵の作品に感化されたファンの手によって、作品がフラッシュムービー化され、現在でもそのアニメがYouTube等で見ることができるなど、一種の社会問題化までしている(私自身、ウィキペディアに『ドラえもんの最終回』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%81%88%E3%82%82%E3%82%93%E3%81%AE%E6%9C%80%E7%B5%82%E5%9B%9E というページまで作られていることを知り、この問題の根の深さに今更ながら吃驚しています)ようですし、普通はここまでおおっぴらにもめることは少ないのではないかと思いますが、同人誌作りをしている人にとっては、自らの創作活動を脅かす怖い事実なんでしょうね。