ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

面白いほどハトが来ない「ごめんねハトくん」 

2007-06-04 12:57:11 | Weblog
面白いほどハトが来ない「ごめんねハトくん」 2007年5月28日 産経夕刊
http://www.sankei.co.jp/seikatsu/seikatsu/070528/skt070528001.htm
 マンションやアパートに多いハトのフン害。洗濯物が干せなかったり、黴菌(ばいきん)の温床にもなる。健康被害に頭を悩ませる人も少なくない。
 アドバンテック(福岡市中央区)の「ごめんねハトくん」は、ベランダにつり下げるだけでハトを寄せ付けない変視覚パネル。おもちゃのようだが、ハトの生態を研究し尽くし、福岡県の「新商品の生産による新事業分野開拓事業者認定」を取得した。
 この商品は、異常に発達した視力をもち、動きを有する天敵から身を守るため過敏に反応するハトの特性を逆手に取った。パネルには、人間には見えず、鳥だけにみえる紫外線に特殊視覚パターンの印刷加工が施してある。パネルがゆらゆら揺れることで描かれた目玉が大小に変化し、面白いほどハトを近づかせない。ハトが学習効果で克服するのは事実上不可能という。
 電池不要。通常サイズのベランダにひとつの設置が目安。価格は税込み9800円。問い合わせは(電)092・526・8788か、www.yutoriart.com/


 私自身も、まだ前の会社の独身寮に住んでいた時に、近くにハトの巣があり、ハトの鳴き声で眠りを毎朝妨げられ、悩まされた経験があるだけにこの記事を読んで、こんなグッズがあの時あったら良かったのに…とついつい考えてしまいました。
 まあ私の被害談はともかく、他にもアパートそのものがハトの棲家になっていて布団が干せないなど、ふんの害に悩まされている家庭も少なくないでしょうし、子供がアレルギーの場合は、親にとっても深刻な問題。見た目はアレですが、こういったお役立ちグッズがあると何かと便利ですし、もし知人でハトの害に悩まされている方がいらっしゃいましたら、こんなグッズがあることをご紹介いただけると嬉しく思います。

御堂筋4キロで路上喫煙禁止 大阪市、今年10月から 

2007-06-04 12:47:58 | Weblog
御堂筋4キロで路上喫煙禁止 大阪市、今年10月から 2007年05月30日 共同通信
http://www.kitanippon.co.jp/contents/kyodonews/20070529/117946.html
 大阪市のメーンストリート・御堂筋の約4キロが今年10月から「路上喫煙禁止地区」に-。29日、有識者らで構成する路上喫煙対策委員会に市が提案し了承された。
 近く関淳一市長が正式決定する運び。歩きたばこは過料1000円で、愛煙家には寂しい秋となりそうだ。
 禁止地区となる御堂筋は、同市北区梅田の新阪急ビル付近から中央区難波の高島屋大阪店付近まで。このほか北区中之島の大阪市役所周辺も「率先垂範」を理由に禁止地区とする。
 ユニホームを着た指導員が巡回し、違反者から過料を徴収する仕組み。市は「歩行者の喫煙率の高さや通行量の多さを調査し、大阪を代表する地域として選定した」という。
 ただこの日の対策委員会では「地区外に一歩出たら効果がない、とならぬよう、モラル向上にも力を入れる必要がある」との指摘があった。


 路上喫煙を禁止してくれるのは良いのですが、対象は御堂筋通りに面した一部区間のみで、道路を一本外れたらタバコを吸っても違反にはならないようですし、おまけに、路上喫煙禁止の範囲も『新阪急ビル付近から中央区難波の高島屋大阪店付近までと北区中之島の大阪市役所周辺』となっていて、タバコを吸わない人にとっては一番禁煙区間にして欲しい、『阪神百貨店や阪急百貨店・JR大阪駅などを連絡する歩道橋』が対象になっていないんですよね…(汗
 関西にお住みの方なら知っている方も多いと思いますが、あの歩道橋は電車の乗り換え通路を兼ねているため、ラッシュの時間はかなり混雑しますし、タバコ飲みの中にはその短い連絡通路の間を歩きタバコする いささかマナーに欠ける方が結構いたりするのですが、煙を避けて歩くスピードを落とせば他の人の邪魔になるためにそれもできないところがノンスモーカーにはつらいところで、『肝心の場所が指定されていないじゃないか!』と私自身このニュースを読んだ時思わず声を出してしまいました。この区域を対象にできなかったのは、愛煙家の強力なバックラッシュに押し切られてしまったということなのでしょうか?
 他にも、指導員が違反者から1000円の過料を徴収するようですが、払わない場合の対応やどれだけの数の指導員を配備するかなど、他にもいろいろと詰めなければならない問題が山積みのような気もしますね。

 ちなみに京都市でも来年の2月を目途に市内の主要な繁華街で路上喫煙を禁止する(路上禁煙条例案、京都市が可決・08年2月めど施行 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070529AT3B2900329052007.html)ようですし、名古屋ではタクシーを全面的に禁煙にするなど、社会全体が喫煙の取り締まりを強化しているようですが、このように条例という形で取り締まらざるを得ないのも 元はといえば、『May I Smoke?(タバコを吸ってもよろしいですか)』と周囲に気配りした上でタバコを嗜む発想がないからなのかもしれませんね。
 個人的には、こういう直接的な取締りもさながら、小さい時から学校で『他人を思いやる』文化を教えることも同じくらい重要なのでは…と思います。

就職先選び 「何となく」減るも、半数は「イメージ」 

2007-06-04 12:38:26 | Weblog
就職先選び 「何となく」減るも、半数は「イメージ」 2007年5月28日 産経夕刊
http://www.sankei.co.jp/keizai/sangyo/070528/sng070528002.htm
 今年の新人は就職先選びでイメージを重視-。共立総合研究所(岐阜県大垣市)が28日に発表した新入社員の意識調査で、こんな傾向が明らかになった。民間企業の求人数が大幅に伸びた「売り手市場」で、自分に合った職場を選ぶ余裕があったようだ。
 「就職先を決めるのに何を重視したか」との問いに対し「雰囲気・イメージ」と回答した人は前年度調査に比べて5.8ポイント上昇し46.0%。2位だが、平成8年度の調査開始以降で最高の割合だった。トップは「業種・事業内容」で61.9%(前年比2.6ポイント低下)。「親または学校の推薦」や「何となく」といった答えは減った。
 調査は3~4月に、岐阜、愛知、三重、滋賀県の企業に勤める新入社員約1400人が回答した。


 共立総合研究所は大垣共立銀行系のシンクタンクですが、こういった調査もしているようですね。
 報告書によれば、『就職先を決めるのに何を重視したか』については、『業種・事業内容』が61.9%、『雰囲気・イメージ』が46%、『通勤時間』が33.8%の順。景気が回復しはじめた04-05年度頃から『通勤時間』よりも『雰囲気・イメージ』を優先する人が増え、トップの『業種・事業内容』との格差も縮小してきているようです。
 過去の推移を見ると『業種・事業内容』は99年度から6割台をキープ。
 『親又は学校の推薦』は98年度までは25%程度ありましたが、徐々に低下して07年度には16.4%に。『他に就職先がなかった』というネガティブな理由も96年度の12.5%から07年度には3分の1となる4%に。『何となく』も96年度の8.2%から07年度の3.9%に。
 その一方で『福利厚生』はまだその割合は少ないものの徐々に上昇してきて07年度には4.4%の方が指摘したようです。
 将来就きたい地位は男性はスペシャリスト志向(37.1%)と管理職指向(33.4%)がほぼ互角、女性はスペシャリスト指向が6割を超え(61.2%)他を圧倒、次いで平社員指向(14%)、管理職指向の方(9%)は平社員指向の方よりも少なく独立志向(6%)と同じく少数派なようです。
 他にも『理想の上司像』や『初給与の使い道』『入社の際の不安』といったことを調査しているようです。

2007年度「新入社員の意識調査」結果はこちら http://www.okb-kri.jp/press/20070528.pdf

日航、JALカード株売却へ・追加リストラ着手 

2007-06-04 12:34:41 | Weblog
日航、JALカード株売却へ・追加リストラ着手 2007年5月30日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20070530AT1D290AQ29052007.html
 経営再建中の日本航空は全額出資のカード子会社であるジャル(JAL)カード(東京・品川)の株式一部売却や人員削減計画の前倒しなどの追加リストラ策を実施する方向で検討に入った。株売却で得た資金を有利子負債の削減にあてるほか、人員削減の早期実施で固定費縮小を急ぐ。日航は日本政策投資銀行など主力取引銀行に2000億―4000億円規模の資本支援を要請しており、一連の追加リストラで銀行側の理解を得たい考えだ。
 JALカード株の売却は今夏にも入札を実施する方向で検討している。同子会社は非上場だが、株式時価総額は1000億円前後との見方もあり、日航は49%以内の範囲で株式を売却。過半数の株式は今後も保有し、経営権を維持する計画だ。(07:00)


 日本航空といえば、2月に人員削減などを柱にした「再生中期プラン」を発表して4月から実行に移しはじめていますが、主力取引銀行に、優先株発行を軸とする2000億-4000億円規模の資本増強への支援を要請していることが24日に判明(日航、資本増強へ支援要請 主力行は慎重に検討 2007年5月24日 産経夕刊 http://www.sankei.co.jp/keizai/sangyo/070524/sng070524005.htm)。
 もっとも日本航空は過去にも主力行から資本支援を受けているため、今度こそJALカードといった優良資産の一部も切り売りせざるを得ないようです。

 まあ、親会社がここまで経営が苦しいのに、本業とはほとんど関係のないカード会社を保有し続けるメリットはあまりない(システムの更新費用など設備投資費用もバカになりませんし、大手カード会社にお任せした方が本業にも専念できて売却益も得られメリットが高いのでは…)でしょうし、いずれはこのJALカードという会社の位置づけ自体が問われるのではないかと思います。
 ふた昔前までは多角化の名の元に、何でもかんでも自前で用意する経営手法が流行りましたが、『今はいかに競争力のある事業に経営資源を選択集中させるかという時代。その流れには天下の日本航空でも逆らうことができなかったか……。』と感じたのは私だけでしょうか。

衝突で幼児が投げ出され死亡、チャイルドシートなく…滋賀 

2007-06-04 12:29:46 | Weblog
衝突で幼児が投げ出され死亡、チャイルドシートなく…滋賀 2007年6月3日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070603i504.htm
 3日午前11時5分ごろ、滋賀県湖南市岩根の市道交差点で、同県栗東市大橋、主婦荒木規子さん(38)運転のワゴン車と、湖南市下田、信用組合職員上西忠さん(54)運転の軽乗用車が出合い頭に衝突。
 荒木さんの車の2列目シートに座っていた長女の幼稚園児、夏美ちゃん(4)が、割れたガラス窓から車外に放り出され、横転したワゴン車の下敷きになって間もなく死亡した。上西さんと妻(43)は腰を打って軽傷。
 現場付近は塀があって見通しが悪く、信号機のない交差点。甲賀署の調べでは、荒木さんの車にチャイルドシートは取り付けられていなかったという。


 こういう悲しい事故の話を聞くと、道交法違反云々以前に、子供を車に乗せるのならば、なんで車にチャイルドシートをつけていなかったのか、せめてダブダブでもシートベルトを体に通していなかったのかと思い、悔しくてなりません。
 中には体を束縛されることを嫌うお子さんもいますが、チャイルドシートは大切なお子さんの命を守る まさに命綱ですし、チャイルドシートの設置は勿論のこと、子供自身にも小さい頃から習慣付けるようにしたいものです。

シンドラー社の社長、献花拒まれる 事故から1年 

2007-06-04 12:27:04 | Weblog
シンドラー社の社長、献花拒まれる 事故から1年 2007年06月04日 朝日
http://www.asahi.com/national/update/0603/TKY200706030096.html
 東京都港区の公共住宅でエレベーターに挟まれて高校生の市川大輔(ひろすけ)さん(当時16)が死亡した事故から1年を迎えた3日、住宅前の広場に献花台が設けられ、住民や港区の武井雅昭区長、保守管理会社「エス・イー・シーエレベーター」の社長らが花を手向けた。
 製造元のシンドラーエレベータのゲアハルト・シュロッサー社長も訪れ、「謝罪ではない。哀悼の意だ」と述べた。住民が遺族の意思だとして「花を持ってくる前にやるべきことがあるでしょう。お引き取りください」と話すと、シュロッサー社長は献花しないまま会場を後にした。
 夕方には、住宅に隣接したホールに、大輔さんが所属していた高校野球部の部員や同級生らが集まった。野球部員を中心に約40人が「千の風になって」と校歌を合唱。野球部の代表が「俺(おれ)たちはいっちゃんの夢を背負って生きる。いっちゃんは俺らの心に生き続けている」と遺影に語りかけた。


 あの悲しい事件からもう1年経ったのですね…。時の流れがいかに早いものなのかを今更ながらに感じています。
 シンドラー社の社長が「謝罪ではない。哀悼の意だ」と強調したのは、謝罪となると損害賠償請求額が跳ね上がり、自身の身分も危なくなりかねないためが故の保身でしょうか…。
 あの事件とその後のシンドラー社の冷たい対応から住民の反発を招いたこともあり、自治体の公的施設の各地でシンドラー社のエレベーターが次々と他社製品に置き換えられたことは皆様の記憶にも新しい(私の知る範囲でも京都市の京都テルサのものが他社製品に置き換えられました)と思いますが、『一個人の保身と1億前後の損害賠償金』を惜しむあまり、日本市場という大きな市場を失っては全く意味がないと思いますし、こんな対応では住民がシンドラー社社長の献花を断ったのも当然でしょう。
 それにしても、そのまま会場を後にして何の対応をしないというのも、経営を司る現場の最高トップとしてはどうなんでしょう。このままでは最悪日本から撤退という最悪のシナリオも現実味を帯びてきますが、もう少し遺族の感情というものを考えて欲しいものです。

内閣支持率過去最低 30% 政権運営手詰まり感 

2007-06-04 12:19:59 | Weblog
内閣支持率過去最低 30% 政権運営手詰まり感 2007年06月04日
朝日 http://www.asahi.com/politics/update/0604/TKY200706030117.html
安倍内閣支持率の推移の図
http://www.asahi.com/politics/update/0604/images/TKY200706030120.jpg
 安倍首相の政権運営が危険水域に近づいた。参院選に向けた朝日新聞の第4回連続世論調査(2、3日。電話)では、内閣支持率は30%で前回(5月26、27日)の36%からさらに下落し、政権発足後最低を更新。不支持率は前回の42%から49%に上昇した。ずさんな年金記録問題への政権の対応や、自殺した松岡利勝前農林水産相をめぐる「政治とカネ」の問題への批判が集まった。政府・与党は年金問題に迅速な対策を取ることで政権を立て直す構えだが、参院選公示を約1カ月後に控え、首相の政権運営には手詰まり感も出始めている。
 男性の支持が27%(前回36%)と落ち込み、逆に不支持は56%(同47%)と増えた。これまで比較的支持が高かった女性でも支持32%で、不支持43%を大きく下回った。公明支持層の支持は29%(同35%)、不支持は30%(同45%)で、「その他・答えない」が41%だった。
 支持率低下の背景には「年金」や「政治とカネ」の問題への取り組みに対する厳しい見方がある。
 5千万件の年金記録がだれのものか分からないなど年金をめぐる問題について、衆院での審議が「十分ではなかった」は78%を占め、「十分だった」はわずか7%。
 1年以内に記録を点検するなどと言っている政府の対応は、「適切だ」が49%で「適切ではない」の38%を上回るものの、政府の対応では年金が正しく支給されない恐れがある、との野党の主張を「その通りだ」と思う人は62%にのぼる。自分の年金記録が「きちんと管理されている」と思う人が50%に対し、「不十分かもしれない」は43%あった。
 自殺した松岡前農水相の政治資金をめぐる疑惑について、安倍首相の対応が「適切ではなかった」は69%に達する。「適切だった」は14%で、松岡氏をかばい続けた首相に批判的な見方が強い。松岡氏の自殺で内閣の印象が「悪くなった」は61%で、「そんなことはない」の32%を大きく上回った。
 政党支持率は自民28%(前回29%)、民主17%(同18%)などで、無党派層は50%(同47%)だった。


 まあ、予測はしていましたが、想像以上に安倍内閣の支持率が急落しているようです。最近は誰のものか分からない年金のデーターが5000万件にも及ぶ問題に対して、5年の時効を廃止する特別立法の制定を検討したり、脱北者4人への対応一つとっても人道的対応を強調して、何とかして支持率を挽回しようとしているようですが、この程度では焼け石に水でしょうし、これまでも複数の閣僚の一連の不祥事があり、極めつけとして松岡前農相が自殺してしまったことや、年金不信の問題など、これでは支持率が下がるのも無理ないでしょうね。
 私自身、どうも安倍政権になってから、やたらと片意地を張り続ける閣僚が増えた印象があるのですが、参議院選挙が終了した後も、安倍政権は続投できるのでしょうか…。
 さすがに民主党が政権をとる程までに議席を増やすは考えにくいのですが、選挙次第では首相の退陣の可能性も否定できないでしょうし、仮に存続するとしても、大幅な閣僚の入れ替えと人選のやり直しは不可欠だと思います。

関連ニュース
自民、足元悲鳴 地方議席減・支持率落ち込みが深刻
http://www.asahi.com/politics/update/0604/TKY200706030118.html

「脱北」4人、韓国移送で調整・日韓政府、人道的に対応

2007-06-04 12:12:43 | Weblog
「脱北」4人、韓国移送で調整・日韓政府、人道的に対応 2007年6月4日 
日経 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070603AT3S0300M03062007.html
読売 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070603it12.htm
 日韓両政府は3日、青森県に漂着した北朝鮮からの脱北者とみられる男女4人の希望を踏まえ、最終的に韓国に移送する方向で調整に入った。青森県警などの事情聴取を経て、4人の脱北に政治的な背景がない点などが確認されれば、4人の移送時期、経由地、方法について正式に協議する。
 韓国・済州島での同日の日韓外相会談では宋旻淳(ソン・ミンスン)外交通商相が事実関係の確認を求め、麻生太郎外相は「現在、警察、入管当局が事情聴取している。その結果を踏まえ、適切に対応していきたい」と説明。韓国外通省によると双方は、人道的原則を順守し、当事者の希望に従って処理しなければならないとの立場で一致した。
 安倍晋三首相は同日、都内で街頭演説し「日本は自由を守り、人権を尊重する国だ。人道上の観点から対応することを約束する」と強調した。


 この脱北者の問題も、この4人が移住したがっている先が日本ではなく韓国であることや、ボートにモーターをつけただけのボロ船で日本まで命がけで渡航してきたことがニュースで伝わり 世間の同情も集めていることから、日本政府としても無下に北朝鮮に強制送還するようなマネはしないだろうな…とは思っていましたが、もし当人達が日本の親戚を頼ったり、あるいは荒稼ぎ目的で日本に侵入する目的だった場合にも、「日本は自由を守り、人権を尊重する国だ」などという奇麗事が言えたのかな…なんてついつい考えてしまいます。
 人道的という言葉も、あまり軽々しく使うと、今度は不正入国を企む連中も出てきかねないだけに、(首相としては参議院選に向けて、自民党へのイメージ作りの絶好のチャンスとでも捉えているのかもしれませんが)最高権力者の首相があまり調子の良い発言をするのはどうかと思いますし、あくまでも(今の日本の移民に対しての取扱では)特例措置なのだということは世間に知らしめた方が良いと思いますね。

関連ニュース
「食事は1日おきだった」脱北家族、切々と困窮ぶり訴える
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070603icw5.htm
脱北者の日本入国、半年で9人…国内定住150人に迫る
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070603it02.htm
脱北者:「人権なく生活苦」と供述 政府、上陸許可へ
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070603k0000m040135000c.html