石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

『沖縄及び北方問題に関する特別委員会』について

2010-10-04 23:51:54 | 活動レポート
先日このブログで報告した通り、私の所属委員会は『総務委員会』、『行政監視委員会』、『沖縄及び北方問題に関する特別委員会(以下、沖北委)』に決まりました。

この中で総務委員会については、すでにこの2ヶ月間、民主党政策調査会の総務部門会議に参加して継続的な課題や、平成23年度予算概算要求の中身などについてフォローしてきました。また、個別の課題については、すでに総務省の各セクションの担当者からブリーフィングを受けながら課題整理を行っているので、まずまず順調に準備を進めてきています。

その一方で、行政監視委員会と沖北委については、これからしっかりと委員会論議に向けた準備をしていかなければなりません。そこで今日は、まず沖北委について、担当の第一特別調査室から調査員の方々に来て貰って、委員会の概要と現在の懸案課題、委員会の進め方などについてブリーフィングをしてもらい、その上でしばし意見交換を行いました。

沖縄については、大きく分けて「基地問題」と「振興策」という二つの課題があります。そのうち基地問題については、沖北委でも扱うとは言うものの、メインはやはり予算委員会や外交防衛委員会での議論になります。であれば、沖北委では沖縄の振興策をメインに議論してはどうか、というような話をさせて貰いました。これまで沖縄の振興策というのは、とかく基地問題とセットにされるのが常で、基地を受けれる代わりに振興策を提供するというのが政府の態度でした。それを、基地問題とは切り離して、振興策はそれ自体で議論しよう、ということです。もちろん、振興策の中には基地跡地の利活用という話も出てくるので、完全に独立させた議論は出来ないのですが、少なくとも基地問題が解決しなければ振興策が進まない、というような状況をつくらないようにしたい、そういう思いなのです。

ちなみに、今日、一番熱が入ったのが、『沖縄科学技術大学院大学』についての話でした。平成24年度の開校をめざして下準備が進められていますが、これが「沖縄振興にどう貢献するのか?」、という点が議論になったのです。「科学技術分野における世界最高峰の大学に!」という目標もいいですが、やはりこの大学が、沖縄の経済・社会開発に大いに役立つ方向で性格付けられるべきだ、というのが私の個人的な考えです。例えば、今、沖縄には、IT産業を育てて、日本とアジアをつなぐ「ITハブ」になろうという目標があります。そこでこの大学が、産官学の協力によってICT分野の新しい技術、新しいアプリケーション、新しいビジネスを生みだし、それが強い産業と雇用を創ると同時に、他府県やアジアからも人材を呼び込んで、それがまた沖縄の若者を育てる----そういう沖縄の未来の一つの核になって欲しいと思うのですね。

いずれにしても、この間、沖縄の仲間たちといろいろな議論をしてきたことが大いに役に立ちそうです。ありがたや!

また、北方問題ですが、こちらは基本的に北方領土問題に議論が集中するようです。もう少し北海道全体の振興策とかも議論出来るのかと思っていましたが、そうではないということでした。そして今の課題は、問題解決の糸口が見つからない中で、国内世論の関心がだんだんと低くなってきていることや、その一方で、ロシア側がだんだんと強硬姿勢を見せるようになってきていることのようです。今回、ロシアのメドベージェフ大統領が北方領土訪問の意志を表明したことで、再び世論が巻き起こっていますが、沖北委としてもこの課題にどう対応していくのか、しっかりと議論していかなくてはなりません。

今日の会合で、資料(宿題?)をどっさりいただいたので、これから委員会が始まるまでにしっかりと準備しておきたいと思います。

明日は、『行政監視委員会』の勉強会です。また報告しますね。

日本映像通信社さんのインタビューがアップされました!

2010-10-04 22:46:04 | 活動レポート
先日お知らせしていた、日本映像通信社さんによるビデオインタビュー、いよいよホームページ上にアップされました。予告通り、編集なしの完全ノーカット版です。妙な発言(?)も多々ありますが、その辺はご愛敬ということで。アクセスは下記からどうぞ:

  日本映像通信社『初当選議員に聞く! 平成22年参議院』(一覧から民主党・石橋を選んで下さい)

ぜひ一度ご覧いただいて、また感想を聞かせて下さい!