石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

在外公館保有のワインを飲んだのは誰?

2010-10-18 23:40:17 | 活動レポート
今日は参議院で、先週の予算委員会に続いて『決算委員会』が開かれました。テレビ中継が入る中、民主党の三委員が質問に立つと言うことで、私も他の議員たちと共に応援傍聴に駆け付けました。

朝9時40分の開会で、10時からすぐに民主党トップバッターの松野信夫委員の質問が始まりました。質問者とそのサポート役の松浦大悟委員が質問者席に座ったので、空席となった委員席に私も代理で座ることに。午前中、そのままずっと最前列に座っていたので、ひょっとするとテレビ中継でご覧いただいたかも知れません。

さて、今日の民主党の質問者は、松野信夫委員、姫井由美子委員、松浦大悟委員の三名。それぞれ、決算に関わる重要課題について、菅首相を始めとする閣僚の説明や今後の対応などについて質問しました。興味深いやり取りが多かったのですが、その中で今日のハイライトは、松野委員の取り上げた「在外公館におけるワインの保管状況」についてでしたね。これは、先日来、新聞紙上でも報道されていた事案ですが、改めて唖然としました。

この話をまだ聞いていない方は、まずこちらの記事をご一読下さい:

  ・「在外公館に高級ワイン多すぎ 4千本超と会計検査院指摘」(朝日新聞 2010年10月7日)
  ・「在外公館の「過剰」ワイン売却へ 909本は廃棄」(朝日新聞 2010年10月18日)

松野委員が提出した資料によると、平成21年度に会計検査院の調査対象となった51在外公館で、年間の消費本数に対する年度末のワイン保有本数割合は、約4割の21公館が1倍未満だった一方で、30公館が1.1倍以上を記録。なんと5倍以上の公館も3つあることが示されました。例えば、最悪だったフランス・パリの「経済協力開発機構日本政府代表部」は、年間消費268本に対して、保有が7,896本ありました。約30倍です。また、高価なワインを大量に保有していたり、品質が劣化したワインを大量廃棄していた公館も・・・。

ワイン好きの皆さんはご承知の通り、ワインというのは品質管理が大切です。何千本ものワインを適切に管理しようと思ったら、それだけで多額のコスト(広大なスペースも)がかかることは想像に難くありません。一体全体、在外公館は何に労力とお金を捧げているのでしょうか? 新聞記事に引用されている「かつては金銭感覚がまひした利用状況だった」という外務省OBの発言、もし本当だとすれば、これが日本外交の現状を物語っているとも言えるのではないでしょうか。

それを考えると、本当の問題は、7,896本を保有していたという部分ではなくて、「年間268本しか」消費していなかった、という事実かも知れません。OECD代表部のような所で、一日平均一本未満の消費量というのは他国の代表部と比べてどうなのか知るよしもありませんが、大きなパーティーを開けば一晩で数十本なくなるであろうことを考えると、果たしてどれほどの活動を日夜しているのだろうと考え込んでしまいます。そしてその先には、「本当のところ、その268本を飲んだのは誰だったのか?」という疑問が沸いてくるわけですが、この質問、今度どこかでぶつけてみましょうかね?

明日は、午後1時半から参議院総務委員会が開会されることになりました。午前中は、朝8時から税制改正PT総会、11時から働き方改革WTです!

NTT労組新聞データ本部版に掲載!(事務所だより)

2010-10-18 17:49:23 | 雑記
https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/70/ac/d83566557a45bd0e34f6fa035d4864cd_s.jpg

9月28日に国会見学に来て下さった、NTT労組・データ本部の新聞(10/9号)にその時の模様が紹介されました。
こちらです↓ こんなに大きく扱われているとは・・・データ本部のご配慮に感謝申し上げます。



見えない方のために。。以下、記事を掲載します。

********************************
私たちの仲間が国政で活躍中!

省庁横断的な取り組みで
情報通信の健全な発展へ

(石橋みちひろ議員あいさつ)

 参議院選挙での応援、ありがとうございました。
 7月の当選から、2ヵ月経過した。
 この間、臨時国会に備えて準備をしてきた。
 総務省から「光の道」構想や電波行政等の情報通信政策、厚労省から雇用問題、ILOから労働問題等の現状等を学んだ。また、希望していた総務委員会の所属となり、情報通信関連に携わることができる。これまでの経験とこれらの勉強を生かし、臨時国会に臨む。
 8月に民主党の政策調査会が復活し、私は精力的に各省庁での論議に参加している。その中で、経済産業省、文部科学省、厚生労働省等でもIT化の促進を進めており、現在、十数省庁、数十事業で情報通信関連の概算要求を出している。今までは省庁横断的な取り組みができていなかったが、民主党は、省庁連携した取り組みを進めていく。私も情報通信の健全な発展のため、最大限努力していきたい。
 そのためには、NTT労組の組織内と友好議員で構成する情報通信政策懇談会、情報通信政策研究会で活動していく。
 今後も組合員の皆さんから、多くの意見をいただきたい。

*********************************