石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

代表選候補者の思いを聞く合同演説会

2012-09-18 23:55:18 | 活動レポート

民主党の代表選挙も、21日の臨時党大会まで残すところあと3日となりました。すでに党員・サポーターの投票は締め切られていますので、今後、選挙戦の焦点は、一人2ポイントを持つ国会議員の動向ということになります。

今日時点で、まだ態度未定の議員も少なくありません。「候補者の主張や政策をしっかり聞いて、慎重に判断したい」という議員が結構、おられるのですね。今回の代表選挙では、やはり「民主党の原点とはなんぞや?」という議論が中心になってきています。その核心部分をしっかり議論し、そして全議員で共有するためには、やはり候補の皆さんの考えを十分に聞ける場を繰り返し設けて、その上で、党としての合意形成を図っていくプロセスが大事です。

その意味では、野田代表が現職の総理ということもあってか、4人の候補が一堂に会して、民主党の原点や基本理念についての議論を戦わせ、国民の皆さんや民主党の仲間たちに訴える機会がなかなか確保出来ていないことは、個人的にとっても残念です。

そしてそんな思いは、多くの議員にも共通した懸念だったようで、今日の午後、民主党の一年生衆議院議員を中心とするグループが、院内で「代表選候補者の思いを聞く合同演説会」を開催してくれました。


私もこの場で初めて、テレビや広報紙でなく、候補者たちの生の声で政策や考えを聞けると思って勇んで出席しました。結論から言うと、大変いい機会で、参加した議員からも多くの質問が寄せられて、候補者の皆さんとのいいやり取りが出来ました。しかし・・・

大変残念なことに、野田候補(総理)が突如、参加出来なくなってしまって、他の三候補との政策や考え方の違いを比較することが出来なかったのです。理由は、外交上の重要案件への対応ということで、やむを得なかったわけですが・・・。

ちなみに赤松広隆候補は、最初の所信表明の中で「党改革」の在り方に触れて、「党内民主主義が足りない。結論ありきで最後に幹部に『一任』して決めるやり方ではなく、多様な意見を束ねることができるリーダーが必要だ」と発言。また政策面では、社会保障と税の一体改革について触れて、「結局、実現したのは消費増税だけだった、ということにしてはならない」と、民主党の原点に立ち返った社会保障改革の必要性について言及しました。いずれも、大変重要な提起だと思っています。

さて、明日(9月19日)は、午後4時から、新宿駅西口前広場で、代表選候補者による街頭演説会が開催されます。野田代表も参加する予定ですので、4候補の訴えを直に聞いていただける最後のチャンスになります。お近くの方、お時間ある方、ぜひ足を運んで、候補者たちの訴えをお聞き下さい!