明日、9月24日（月）より、沖縄県の宮古島へ行ってきます。
今回の目的は三つ。
一つは、教育のICT化の現場視察です。宮古島の下地中学校では、総務省の「フューチャースクール推進事業」および文部科学省の「学びのイノベーション事業」の実証校として、今年からICTを利活用した実践教育が行われています。この下地中学校での事業には、（1）中学校におけるICT利活用の効果、（2）離島における教育のICT化の効用、という二つの点から、大変注目をしていますので、じっくり視察してきたいと思います。
二つは、スマートグリッドの実証実験の視察です。宮古島では、沖縄電力が、資源エネルギー庁の「離島独立型系統新エネルギー導入実証事業」の一環として、マイクログリッドの実証実験を行っています。これが徐々に実績を上げてきている（こちらの記事を参照）ということで、今回、特にお願いをして訪問させていただくことになりました。
三つ目は、宮古島の人々の雇用と暮らしの状況を視察することです。3月に成立した改正沖縄振興特別措置法に基づく今後10年間の沖縄振興基本方針と振興計画は、その柱の一つに「均衡ある発展」掲げて、沖縄の離島振興を重要取り組み課題として掲げています。私も、沖縄本島以外の島にお邪魔させていただくのは初めてなので、ぜひこの機会に、宮古島における島民の皆さんの生活の状況や、産業の動向、雇用情勢などについて見聞させていただいて、今後の沖縄振興、さらには全国の離島振興の参考にしたいと考えています。
また、水曜日に沖縄本島へ移動して、夕方には沖縄総支部主催の政治学習会へ参加します。そして、木曜日には、沖縄振興の重要な柱の一つである沖縄物流拠点の視察ということで、ヤマト運輸労働組合のご協力を得て、ヤマト運輸が全日空と協力して計画しているアジアへの物流拠点構想についてお話を伺ってきます。
カギを握るのは、ICTと物流。現地からのレポートをお楽しみに！