今日の夜、被災地を取材していたあるメディアの記者さんと電話でお話することが出来ました。
記者さんは、今回の大震災で最も甚大な被害を受けた場所の一つ、宮城県気仙沼市南三陸町を取材して回り、夜になって仙台市まで戻ったところでした。
以下、記者さんから伺った現地の状況です:
記者さんは、とにかく通信ネットワークの一刻も早い回復を訴えていました。ある場所では、ある事業者の携帯基地局が回復して携帯が通じるようになり、避難されている皆さんが大変喜んでいたそうです。安否確認や必要物資の連絡はもちろんのこと、肉親や友達と話をすることで希望と勇気が沸いてきます。
実は、震災後、各通信事業者は通信インフラの復旧に最大限の取り組みをしていて、かなり回復してきているのですが、今、最大の問題は電源用の燃料なのです。まだ停電が解消していないところが多く、電源車等でバッテリーを確保しているのですが、その燃料が足りないわけですね。数日前から党の災害対策本部には要請していて、官邸の方で対応は進んでいると思っていたのですが、今日の時点ではまだ安定供給されていないようです。
ただ、ガソリンなどの配送状況は改善するはずです。明日以降、何とか通信インフラが安定的に確保されて、避難されている皆さんが安心出来るようにしたいですね。私たちもしっかり応援しますので、今、全力で復旧作業に関わっている仲間の皆さん、どうかがんばって下さい!
記者さんは、今回の大震災で最も甚大な被害を受けた場所の一つ、宮城県気仙沼市南三陸町を取材して回り、夜になって仙台市まで戻ったところでした。
以下、記者さんから伺った現地の状況です:
- 現地には、役場がない(流されてしまったため)。つまり、(自治)機能がない。
- 首長さんや役人がいないところでは、学校の校長や、地元企業の社長など、残った人たちの中でリーダーシップを取れる人がまとめ役になっている。
- 災害避難所も、(正式なものは)全然ない。かろうじて残った三つか四つの建物に、みんなで身を寄せ合っている。だから避難所でも、その時々の避難者の正確な人数を全く把握出来ていない。
- (一番ひどい被害を受け、一番救援を必要としている)地域の状況は、県の方でも未だに把握できていないのではないか。だから、しっかりした対応が出来ていない。あまりに多くの地域が被災して、県も厳しい状況にあるのではないか。
- 本来なら、県の職員に役所機能を失った市町村に入ってもらって、代理で役所の機能を回復して欲しいが、県の方がそういう補佐を出来る態勢にまだなっていないようだ。
- 今のところ、通信が全然ダメなので、まずは一刻も早く通信手段を回復して欲しい。食糧はだんだんと回り始めているが、避難所間の格差が激しい。通信インフラがないところは、伝達する手段がないので、そういう所には物資が回ってない。まずは、そこのところの把握を早急に行って、迅速に対応して欲しい。
- 食糧が回り始めた場所では、今度は衣料(みんな着替えが全くない)や医薬品などを回す必要がある。場所によってはお医者さんそのものが必要だ。
記者さんは、とにかく通信ネットワークの一刻も早い回復を訴えていました。ある場所では、ある事業者の携帯基地局が回復して携帯が通じるようになり、避難されている皆さんが大変喜んでいたそうです。安否確認や必要物資の連絡はもちろんのこと、肉親や友達と話をすることで希望と勇気が沸いてきます。
実は、震災後、各通信事業者は通信インフラの復旧に最大限の取り組みをしていて、かなり回復してきているのですが、今、最大の問題は電源用の燃料なのです。まだ停電が解消していないところが多く、電源車等でバッテリーを確保しているのですが、その燃料が足りないわけですね。数日前から党の災害対策本部には要請していて、官邸の方で対応は進んでいると思っていたのですが、今日の時点ではまだ安定供給されていないようです。
ただ、ガソリンなどの配送状況は改善するはずです。明日以降、何とか通信インフラが安定的に確保されて、避難されている皆さんが安心出来るようにしたいですね。私たちもしっかり応援しますので、今、全力で復旧作業に関わっている仲間の皆さん、どうかがんばって下さい!