石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

民主党政調「働き方改革WT』第11回会合の模様

2011-03-01 23:00:48 | 活動レポート
今日は、朝から感動しました!

朝10時スタートの民主党政策調査会『働き方改革ワーキングチーム(WT)』第11回会合、なんと、昨晩遅くまで・・・というか、今朝方早くまで本会議に臨んでいた衆議院議員の仲間たちが何人も会合に参加してくれたのです。本会議が終わったのが朝4時前。後片付けをして家に帰り着いて、布団に入ったのは恐らく5時過ぎでしょう。眠れたとしてもせいぜい3時間程度でしょうか。それでも会合に来てくれた・・・嬉しいじゃないですか! 私も、今日はことのほか気合いの入った司会進行になったのは言うまでもありません。




さて、今日の会合では、前回会合で確認をした労働時間改革の素案について、厚生労働省・労働条件政策課の課長さんからこれまでの政府審議会等での議論の経緯や、今後進めていく上で留意すべき問題点等について聞き取りを行い、費用対効果や優先順位の検討を行いました。

前回報告していた通り、改革の柱は:(1)特別条項付き36協定の見直しによる上限規制、(2)勤務間インターバル規制、(3)変形休日制の改革による絶対週休日規制、(4)有給休暇消化率規制の4本。労働者側の視点に立った時間主権という概念から言うと、ドイツ型の労働時間貯蓄制度も検討に値すると思いますが、日本の現状から言ってすぐに導入することは難しいのではないか、というのが全体の雰囲気でした。

ワーキングチームとしての目標は、労働時間改革によって、労働者の命や健康を確保しつつ、男女共同参画、女性のM字カーブの解消、仕事と生活の調和(ワークライフバランス)を図っていくことです。そのためには、総実労働時間を抑制しつつ、休日や休暇を確保する必要があります。今日のとりまとめを軸に、これから後半戦でさらに詳細を詰めていきたいと思っています。