石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

今週は第2クール九州行動の第2弾と沖縄行動です

2010-04-11 21:55:24 | 雑記
羽田から福岡へ飛んで、博多~小倉と経由して北九州の八幡に入りました。今週は、第2クール九州行動の第2弾と沖縄行動で、明日の朝、この八幡から行動を開始します。

今週は、実に盛りだくさんの予定が入っています。ざっと主な予定を紹介すると:

4月12日(月):福岡(八幡、竹末、飯塚本町、新飯塚、博多)
        ※夕刻、政治学習会で政治学者の森田氏と対談予定
         →終了後、長崎へ移動

4月13日(火):長崎(諫早、大村、長崎) ※お昼にfrageメンバーと交流
         →夕刻、宮崎・延岡へ移動

4月14日(水):宮崎(延岡) →お昼前に熊本へ移動
         熊本(熊本市内) ※夕刻、久品寺で集会
         →終了後、博多経由で沖縄へ移動

4月15日(木):沖縄(浦添、西原町、コザ、宜野座、名護、南風原、城間)
        ※夕刻、政治学習会

4月16日(金):沖縄(楚辺、与儀、浦添、勢理客)
         →夕刻、鹿児島へ移動

4月17日(土):鹿児島(鹿児島市内でNTT労組・退職者の会総会参加) 
         →お昼前、博多経由で小倉へ移動
         福岡(小倉、博多) ※夕刻、仲間づくりフォーラム参加
         →終了後、東京へ移動

ご覧のように、九州と沖縄を縦横無尽に走り回る予定なので、移動もかなりの距離になりそうです。貴重な経験と多くの出会いを期待して、しっかりがんばります!




「明日お休みをいただいてよろしいでしょうか!?」

2010-04-11 21:48:41 | 雑記
いえ、もちろん、私が明日休みを取りたいと言っているわけではありません。いつもチェックしているある労働運動活動家OBさんのブログに、こんなコメントが書かれていました:

「笑い話だが、日本の職場でよく聞かれる『明日お休みをいただいてよろしいでしょうか』とのセリフに、外国人は絶句したそうである...」

これは、年次有休休暇を取得するのにそこまで卑屈にならざるをえない日本の企業風土を表している例として、氏に引用されています。確かに、有給休暇の取得に対する姿勢は、日本と欧州ではかなり違うのです。

上記ような場合、欧州だと「明日休むんで、よろしく!」という感じでしょうか。自分の用事でも家族の用事でも、とにかく何かあったらみんなごく気軽に休暇を取ります。特に、家族のための用事(例えば学校の行事とか)で「スミマセン、休みとってもいいでしょうか?」なんて聞いたら、むしろ上司や同僚から「この人、大丈夫か?家族に対する責任感あるのか?」と思われるでしょうね。実際、私も最初の頃はそんな感じで、よく「日本的だ」とからかわれたものでした(笑)。

夏休みなどの長期休暇(向こうでは2週間以上じゃないと長期休暇と見なしてくれません)も同じです。みんな、自分や家族の都合に合わせて随分前からすでに取得予定期間を考えています。そのため、あとからその期間に仕事が入ってきたとしても、「その時期はいないよ」で話は終わり。夏休みの時期や12月は、大事な会議なのにボスや直接の担当者が不在というケースも少なくなくて、最初は私も戸惑ったものです。

そして大切なのは、この有給取得という点において、正規も非正規もないということでしょう。いわゆる非正規雇用形態で働いていても、有給休暇を取得するのに差別はありません。それが日本ではどうでしょう? 正規雇用の労働者ですらなかなか有給取得が進まない中で、非正規雇用で働いている皆さんの取得なんてさらに厳しい状況ですよね。そもそも、労基法に反して、非正規雇用の皆さんに有給休暇をちゃんと付与していない事業主すらいるのですから!

冒頭紹介したブログ主さんが言いたかったことは、まさにこの「労働者にとって当たり前のはずの権利」において正規と非正規の間に大きな格差が存在している問題であって、その解消に向けて「もっと労働運動にがんばって欲しい!」というエールなのですね。