石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

今週は、第2クール東海行動の第2弾です

2010-04-04 22:51:24 | 雑記
今週は、第2クール東海行動の第2弾です。

この第2クールでは、3月7日から12日にかけて東海地方にお邪魔し、愛知県域と岐阜県域で行動しました。今回はそれに続く第2弾で、今度は三重、岐阜、愛知、静岡で行動する予定です。

今週の主な行動予定は下記の通りです:

  • 4月5日(月):三重(津、伊勢、松阪)
  • 4月6日(火):三重(津)
  • 4月7日(水):三重(四日市)、岐阜、愛知(刈谷、安城、岡崎)、静岡(浜松)
  • 4月8日(木):静岡(浜松、掛川、沼津)
  • 4月9日(金):静岡(藤枝、静岡)(なお、午後の行動途中で京都にも行きます!)
ちなみに今、東京から津への移動中です。名古屋で乗り換えて、近鉄特急で桑名の手前辺りですね。東京からのこのルート、昨年の第1クールで10月25日に津に入った時と同じルートですが、名古屋での乗り換えも何となく身体が覚えていて、とてもスムーズでした。唯一の違いは、名古屋駅でちょっと寄り道して夕ご飯を食べたこと。以前から行ってみたかった、名古屋駅・駅ナカの「名古屋驛麵通り(ラーメン横丁)」で、これも以前から食べてみたかった和歌山ラーメンを試して見ました。美味しかったです。でも乗換の時間が迫っていたので、所用時間わずか10分の夕食でした(笑)。

さて、今週の天気はどうでしょうか。先週に比べるとちょっと暖かそうな雰囲気ですね。雨もそれほど心配は要らないようです。それにしても、決戦の日が7月11日だとすると、いよいよあと100日を切りました。残された日々、これまで以上に飛ばして行きますのでよろしくお願いします!




グローバル化の中のアジアの児童労働

2010-04-04 16:21:27 | 書評
大内伸哉先生のブログ「アモーレと労働法」で紹介されていた、香川孝三先生の新刊「グローバル化の中野アジアの児童労働~国際競争にさらされる子どもの人権」を早速購入して、読み始めました。まだ3分の1ぐらいしか読んでいませんが、児童労働問題に興味がある方には参考になると思われますので、紹介しておきます。

本文は二部構成で、第一部は世界における児童労働の実態を考察、第二部では児童労働をなくすための対策を提案されています。第一部の各章でも、さまざまなアクターの取り組み事例が紹介されていますので、それをとりまとめて具体的な提言としたのが第二部だと考えればよいかと思います。

内容は下記の通りです:

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序章:児童労働とはなにか

第1部:児童労働の実態
  第1章 パキスタン・インドにおけるサッカーボールの生産と児童労働;
  第2章 バングラデシュの船舶解体に見られる児童労働;
  第3章 中国の児童労働;
  第4章 ベトナムのストリート・チルドレン

第2部:児童労働をなくすための対策
  第5章 児童労働に関する国際的指針;
  第6章 児童労働に関する使用者団体・業界団体の行動規範;
  第7章 グローバル(国際的)枠組み協定による児童労働廃絶 
  第8章 児童労働に関する民間団体の企業行動規範
  第9章 多国籍企業からの対応事例―ナイキの場合
  第10章 児童自身の主体的な試み
  第11章 様々なレベルでの児童労働対策
  第12章 カンボジアの2008年人身売買禁止法と日本の協力

終章 まとめ
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香川先生は、現在、大阪女学院大学副学長の職にありますが、以前、2度ほど仕事でご一緒したことがあります。アジアの労働法がご専門で、いろいろと教えをいただきました。その香川先生が、本書のはしがきの中で以下のようなコメントを寄せられています:

  「日本では児童労働は過去の問題として注意を向けられることは
   なくなった。アジアで労働法の国際会議が開催されたときに、
   児童労働がテーマの時になると、日本からの参加者は会議の場
   からほとんどいなくなってしまうことを、何度か経験した」

これが現実だとすると、非常に残念な話ですね。先日のエントリーでも書いたように、児童労働というのは決して、私たち日本人にも無関係な話ではないのですから!

この本、完読したら、またあらためて感想を書きたいと思います。