石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

第2クール東海行動第2弾の二日目、引き続き三重での行動でした

2010-04-06 22:02:26 | 活動レポート
今日は、第2クール東海行動第2弾の二日目、昨日に引き続いて、三重県域で行動してきました。

今朝はまず、津駅前で、NTT労組退職者の会・三重県支部協の中勢地区協の皆さんにご挨拶をさせていただきました。今日は、中勢地区協の皆さんの年に一度の懇親旅行の日。バス3台に分かれて出発される先輩方に、今後の取り組みに対するご支援のお願いをさせていただきました。今日は本当に良い天気で、絶好のバス旅行日和。皆さんきっと満喫されたことでしょう!

その後は、津市内で、情報労連組織内議員である橋村清吾・津市議会議員のご案内により、橋村後援会の皆さんにご挨拶周りをさせていただきました。さまざまな立場の方々にお会いしながら、皆さんの政治や経済、特に医療、介護、地域経済、雇用などの課題に対するご意見を伺うことができ、とても参考になりました。

そして午後3時には、運輸労連・ヤマト運輸労組三重支部の拡大執行委員会にお邪魔させていただいて、三重県内の拠点からお集まりの役員・職場代表の皆さん方にご挨拶しました。初めてお会いしたにもかかわらず、皆さんからは大変温かい激励の言葉をいただいて、とても元気付けられました。ありがとうございました!

それから引き続き津市内で挨拶周りを行って、NTT労組・ドコモ本部東海総分会三重部会、NTT労組・東海総支部三重分会(マーケティングアクト)、同じく三重分会の阿漕ロケにそれぞれお邪魔させていただいて、ご挨拶してきました。

津での行動終了後、電車で四日市に移動して、今日の行動予定を無事に終了しました。明日は、四日市で行動をスタートして、岐阜、刈谷、浜松と移動しながら行動していきます。

ところで、今日の行動の中で橋村市議より、「合特法」についてお話を伺いました。私も初めてお伺いした話だったので、ちょっと調べてみました。

皆さんは「し尿処理」って、ご存じでしょうか。いわゆる「汲み取り」です。若い皆さんや、ずっと都会に住んでいる皆さんは知らないか、知っていても実際に経験したことがないかも知れませんね。私は子どもの頃に松江で、まだ下水道が普及していない地域に住んでいた時期、し尿処理のお世話になっていたことがあります(私がお世話になったわけではなくて、私の家がお世話になっていたわけですが)。家の外に「旗」を立てておくと、し尿処理業者の方(当時はまだ市がやっていたのでしょうね)が汲み取りに来てくれるわけです。

その後、多くの地域で、下水道の普及が進みました。つまり、汲み取りの必要性がなくなったわけで、市町村から委託を受けてし尿処理を担ってきてくれていたし尿処理業者は、業務量が大幅に減少してしまった訳です。それでも、下水道普及率はまだまだ100%に遠く及ばない(全国で72%ぐらい。ちなみに三重県はまだ40%を切っていて、都道府県では下から数えて6、7番目ぐらい)ですし、将来にわたって100%実現は無理だと言われています。つまり、業務量が減っても、し尿処理の必要性はなくならない訳ですね。

「合特法」とは、正式には「下水道の整備等に伴う一般廃棄物処理業等の合理化に関する特別措置法」と言って、業務量が減少したためにその事業の転換、廃止を余儀なくされた「し尿処理(収集運搬)業者および浄化槽清掃業者」を支援するために昭和50年に制定された法律なのです。この法律によって全国の市町村では、 (1)金銭措置を講ずる、(2) 代替業務の提供、(3)従業員の雇用対策、などの措置を講じる他、それぞれの地域性、歴史性、財政状況によって多種多様な措置を講じているそうです。

しかし現実には、業者の方が求める措置・補償と、行政側が提供する(提供できる)内容について大きなギャップがあって、問題になるケースが少なくないというお話を橋村市議から伺ったわけです。

ご存じない方々も多いと思いますが、実は日本は、先進国の中では下水道普及率が低いのです。つまり全国には、まだまだし尿処理や浄化槽清掃が必要な方々が多くいらっしゃる訳で、この合特法にかかわる問題、私たちみんなで考えて行く必要があるんだということを改めて認識させていただきました。