遊一改め入船亭扇蔵、出演情報。 

2015年3月、扇蔵を襲名しました。タイトルは、今も仮です…。

虎穴に入らずんば、貴公子を得ず

2006年05月22日 | 趣味
昨日、池袋の終演後、扇辰師匠の後援会の方と、新宿で一杯! 格闘技とプロレスの話で、盛り上がる。

「じゃあ」ってんで、ゴールデン街の“虎の穴”というお店へ、案内して頂く。

大のプロレス好きのマスター(馬場ファン)が、昔の映像を大放出して下さる。 全日本の、古き良き時代。 世界最強タッグ、懐しの試合の数々を…。

星のマークが付いたトランクスの、若大将・ジャンボ鶴田。 ドロップキックの打点、高すぎです。 昔は、「オー!」も控えめ。

所属選手の大量離脱後、第一線で踏ん張るジャイアント馬場。 東京体育館での、対殺人魚雷コンビ戦、涙が出そうになる。 
新日本から来たスタン・ハンセンを迎え討ち、脳天唐竹割りを連発。 額がマジ切れの不沈艦。 馬場は、強いんです!

南海の黒豹はレイ・セフォーじゃない、リッキー・スティムボートだ。 ジェイ・ヤングブラットと組んで、ハンセン、ブロディ組と。 これぞ、名勝負中の名勝負!

ザ・ファンクス。 「スピニング・トー・ホールド」が流れただけで、興奮が甦ります。 スタン・ハンセンが新日本から殴り込み、ジミ―・スヌーカ&ブロディのセコンドに付いた試合。 孤軍奮闘のドリー。 テリーは肝心な時、いつも場外で失神してます。 カメラが追うと、痙攣まで。

ミスター・プロレスは、美獣ハーリー・レイス。 バーティカル・スープレックスだよ、ブレイン・バスターじゃありません。 解説の山田氏は、ハリー・レイスと言う、これも懐しい。

右利きテリー、喧嘩番長ディック・スレーター。 鶴田とのシングル、また見たかった。

馬場の回りにいるのは、ロッキー羽田、佐藤昭夫、大仁田厚、ターザン後藤、越中詩郎ら。
裁くレフリーは、もちろんジョー樋口。 状況判断も受け身も、完璧!


マスター、また行きますよ。


今度は、“狂乱の貴公子”リック・フレアーのNWA世界戦。 そして、鶴田対ニック・ボックウィンクルのAWA世界戦(レフリーは、テリー・ファンク)を是非!!


最近のプロレスに対して、完全にEDでした。 でも、昨晩は久しぶりに燃えました。 この勢いで、明日からの寄席も頑張らなきゃ。


※今度、実家に帰ったら、「プロレス・スーパースター列伝」、全巻持って来よう。





声に出して読んでた日本語

2006年05月22日 | 寄席
本日は、池袋演芸場の初日の出番でした。
 
その前に、鈴本早朝寄席で取材がありました。
都営地下鉄の広報誌「ぐるっと東京」。 早朝寄席と深夜寄席を、取り上げて下さるそうです。
早朝寄席の番頭(雑用係!)なので、私が取材を受けました。 2006年夏号に掲載予定。

池袋昼の部。 本日の扇辰師匠は、「明烏」。

「明烏」の若旦那・時次郎、ウチの中で本ばかり読んでる。 「しのたまく~、しのたまく~」って、しのたまばっかり食ってる。 その割には、青い顔してる…。

もちろん、「しのたまく~」というのは、「子曰く」、『論語』です。
当時の読書は、みな音読なんですね。 黙読は、ここ100年位のコトなんだそうで。 ※前田愛『近代読者の成立』参照。


「明烏」、サゲ前のシチュエーションを考えると、季節は夏ではないでしょう!?

だって、あんなに密着できないですよね??