■月待ち茶屋 岐阜城下町 2021.9.9
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2021年5月にオープンした 『月待ち茶屋』、うちのKさんと行ってきました。
築108年の旧味噌蔵(有形文化財登録)を改装した日本料理店です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/c6/a5008d5b579f65d78514fa405b128459.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/8e/afddd52a23b8cd58efde34d827d6034f.jpg)
月と言えば、「うさぎ」。 「月のうさぎ行燈」 が、客人を迎える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/6b/e8725b547db031e25eefe93080949abe.jpg)
レトロ調の内装です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/8d/9dd0296c1d6ce820426a42c22afd40fb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/0f/767987fcec25fe62ab589cc77db6e050.jpg)
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開いた窓からは、涼しい風がそよそよと入ってきます。
はるかに、岐阜城が望めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/fb/d4a9c8ae9550f04f9715153e7077cc63.jpg)
帰る時、店主が 手水鉢「露結」 の説明をして下さいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/0e/a4cb2756a42b85f56f3f87f8e413fa6a.jpg)
内容は、このようなものでした。
露結形手水鉢
兎を手水鉢の銘にしたものであって、「露結」とは兎を意味する「露結耳」からとっている。
兎は体に汗腺がなく、大きな耳で汗を発散させるので、「露結耳」が異名となった可能性がある。
つゆ‐むすび【露結】
緒の結び方の一つ。 狩衣や直垂の袖(そで)くくりの露の結び方。
露結 京都市大徳寺内孤篷庵
小堀遠州の作と言われています。
露結は孤篷庵の忘筌の間の前にあります。小堀遠州の深い意図があり、「荘子」の「得魚而忘筌、得兎而忘蹄」の一句を生かしてある。「忘筌」の魚の対句になっている、兎を手水鉢の銘にしたもので、「露結」とは兎を意味する「露結耳」からとっている。兎は体に汗腺がなく、大きな耳で汗を発散させるので、「露結耳」が異名となったのであるといわれています。文字も遠州の直筆です。露を手水鉢の水ともかえた巧みな命名と言われています。(杉田石材店)
にこやかで明るく親切、話し好きな女将から室内装飾や囲炉裏、床の間に飾られている品々の説明をじっくりと聞きました。
庭については、先客の方が見えたので、今回は観ることが出来ませんでした。
さて、待望の食事です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/2d/1946e4a581f4443e889f012a16107e37.jpg)
現在、お酒の提供が出来ないので勧められたのは、何と 「長良川サイダー」。
和食の席で、サイダーを飲んだのは初めて。
これも、また、一興。甘さ控え目のすっきりとしたサイダーでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/3a/da9bbd8f7a04656abc02f53c8830d7a1.jpg)
前菜
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/1d/cc646802ff65a8de6c548da64ad96c3e.jpg)
ゆばと焼きとうもろこし
生ハムと夏野菜
フォアグラのかぼちゃ包み
鯛のカルパッチョ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/4a/50fd729e91bbdcf5b92ae501e80dc82f.jpg)
昆布絞めした鯛を、バルサミコ酢のドレッシングでいただきました。
鮎の塩焼き
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/97/35d9d60e359bfc3e536fdcf993765530.jpg)
蓼酢でいただきます。
トマトのくず粉包み揚げ・甘長とうがらし
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/14/cd6d871cedc6996ed914a80f728dee0e.jpg)
鰻ご飯
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/1b/c7e5740b596ab63c8e11fb40ab1e2571.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/d9/9a275de430fac9498114458eff2fa27c.jpg)
桃のムースにぶどうゼリー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/04/4740925744dc351857942903c9aab647.jpg)
明るく話し好きな女将の賄いで、楽しく食事をすることが出来ました。
一品が、何層にもつつまれていたり、桃のムースの上にぶどうゼリーが重ねられたりと、ひと手間も二手間もかけられています。
薄味で、素材の旨味を生かす素適な料理の数々でした。
帰りには、店主が玄関まで見送りに来て下さり、「露結」 の説明までしていただきました。
『月待ち茶店』 は、ロマンいっぱいの素適な日本料理店です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/cd/25d1a8ef647c7321feb4268ce514e46d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/51/4764fd4a8f272bc0dbfa4ef8583f2228.jpg)
■は、駐車場。一方通行で交通量多し駐停車要注意。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/a6/ec7726898d0c4627d14c6a9e490c8e78.jpg)
駐車場は、コインパーキング内。
駐車場P入口に、案内板あり。
参考 aun-web.jp/blog/blog-6658.html 月待ち茶屋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/a4/1e737309539433c704747a9a0b991447.jpg)
2021年5月にオープンした 『月待ち茶屋』、うちのKさんと行ってきました。
築108年の旧味噌蔵(有形文化財登録)を改装した日本料理店です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/c6/a5008d5b579f65d78514fa405b128459.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/8e/afddd52a23b8cd58efde34d827d6034f.jpg)
月と言えば、「うさぎ」。 「月のうさぎ行燈」 が、客人を迎える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/6b/e8725b547db031e25eefe93080949abe.jpg)
レトロ調の内装です。
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開いた窓からは、涼しい風がそよそよと入ってきます。
はるかに、岐阜城が望めます。
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帰る時、店主が 手水鉢「露結」 の説明をして下さいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/0e/a4cb2756a42b85f56f3f87f8e413fa6a.jpg)
内容は、このようなものでした。
露結形手水鉢
兎を手水鉢の銘にしたものであって、「露結」とは兎を意味する「露結耳」からとっている。
兎は体に汗腺がなく、大きな耳で汗を発散させるので、「露結耳」が異名となった可能性がある。
つゆ‐むすび【露結】
緒の結び方の一つ。 狩衣や直垂の袖(そで)くくりの露の結び方。
露結 京都市大徳寺内孤篷庵
小堀遠州の作と言われています。
露結は孤篷庵の忘筌の間の前にあります。小堀遠州の深い意図があり、「荘子」の「得魚而忘筌、得兎而忘蹄」の一句を生かしてある。「忘筌」の魚の対句になっている、兎を手水鉢の銘にしたもので、「露結」とは兎を意味する「露結耳」からとっている。兎は体に汗腺がなく、大きな耳で汗を発散させるので、「露結耳」が異名となったのであるといわれています。文字も遠州の直筆です。露を手水鉢の水ともかえた巧みな命名と言われています。(杉田石材店)
にこやかで明るく親切、話し好きな女将から室内装飾や囲炉裏、床の間に飾られている品々の説明をじっくりと聞きました。
庭については、先客の方が見えたので、今回は観ることが出来ませんでした。
さて、待望の食事です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/2d/1946e4a581f4443e889f012a16107e37.jpg)
現在、お酒の提供が出来ないので勧められたのは、何と 「長良川サイダー」。
和食の席で、サイダーを飲んだのは初めて。
これも、また、一興。甘さ控え目のすっきりとしたサイダーでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/3a/da9bbd8f7a04656abc02f53c8830d7a1.jpg)
前菜
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/1d/cc646802ff65a8de6c548da64ad96c3e.jpg)
ゆばと焼きとうもろこし
生ハムと夏野菜
フォアグラのかぼちゃ包み
鯛のカルパッチョ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/4a/50fd729e91bbdcf5b92ae501e80dc82f.jpg)
昆布絞めした鯛を、バルサミコ酢のドレッシングでいただきました。
鮎の塩焼き
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/97/35d9d60e359bfc3e536fdcf993765530.jpg)
蓼酢でいただきます。
トマトのくず粉包み揚げ・甘長とうがらし
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/14/cd6d871cedc6996ed914a80f728dee0e.jpg)
鰻ご飯
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/1b/c7e5740b596ab63c8e11fb40ab1e2571.jpg)
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桃のムースにぶどうゼリー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/04/4740925744dc351857942903c9aab647.jpg)
明るく話し好きな女将の賄いで、楽しく食事をすることが出来ました。
一品が、何層にもつつまれていたり、桃のムースの上にぶどうゼリーが重ねられたりと、ひと手間も二手間もかけられています。
薄味で、素材の旨味を生かす素適な料理の数々でした。
帰りには、店主が玄関まで見送りに来て下さり、「露結」 の説明までしていただきました。
『月待ち茶店』 は、ロマンいっぱいの素適な日本料理店です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/cd/25d1a8ef647c7321feb4268ce514e46d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/51/4764fd4a8f272bc0dbfa4ef8583f2228.jpg)
■は、駐車場。一方通行で交通量多し駐停車要注意。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/a6/ec7726898d0c4627d14c6a9e490c8e78.jpg)
駐車場は、コインパーキング内。
駐車場P入口に、案内板あり。
参考 aun-web.jp/blog/blog-6658.html 月待ち茶屋
>月待ち茶屋
私もここ気になっていました(最初は建物の観点から)。中はこんな風になっているんですね。
元から開きのドアになっていたのかは分かりませんが、洋間のような感じで面白いですね。
何とか機会を見付けて行ってみたいナ。
ハリーさんなら、「きっと気にいるよね」と、Kさんとおおいに盛り上がりました。
やっぱり!(笑)
>洋間のような感じで面白いですね。
先客があり、なかまで入りませんでしたが、庭に面した席のある部屋が和室です。
女将の話では、器用で多芸な店主が、色々と手を入れたとのことです。
囲炉裏、囲炉裏の上の天井に張られた燻し竹、床の間に飾ってある陶器の金継ぎ、月待ち茶屋の題字など。
料理も美味しかった。
お一人で来られたお客もみえました。